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2017年11月17日

DREAMHUNTER / Roll Back

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イタリアのメロディック・メタル・バンドの’11年2nd。


前作は英国ハード・ロックを基本にしたような哀愁のメロディック・メタルに、ところどころ変拍子やひねりのあるリズム、かる〜くテンポ・チェンジなどを取り入れた「プログレッシヴ/テクニカル系というにはちと物足りないな〜」といった内容でしたが、今作はそのテクニカル要素を押し出して明確にテクニカル・メタル化した作品!全編ゴリッゴリに変拍子や速弾きだらけ、ユニゾンだらけみたいなバカテク路線ではないですが、明らかに多めになった変拍子の量に、テンポ・チェンジ等のギミック、英国っぽさも残しつつ、いかにもイタリア産らしい陰が感じられるメロディの数々が印象的な作品へと進化。


そして前作でも素晴らしかったパワフルなクリア・ハイトーン・ヴォーカルは今作も当然素晴らしく、さらによりエモーショナルになっていますし、歌心の感じられるメロディ重視のギター・ソロも健在。速弾き連発、スウィープやタッピングだらけみたいなのを期待してはちょっと違いますが、メロディアスな泣き系のソロが好きな方にはとてもオススメです。曲によってはちょっと爽やかな感じのソロも聴かせてくれるのがまたGood。


叙情的な静のパートではアルペジオやメロディックなベース、金物の高速刻み等を聴かせるドラム、そして動のパートではへヴィなリフを聴かせるギターとスネアやシンバルを連打するドラムと、楽器隊全員の押し引きを心得たプレイも素晴らしく、曲の起伏やドラマティックさをしっかりと表現してくれています。曲の長さは6分前後と少々長めですが、極端に長いのも無くて聴きづらさも無しです。


ヴォーカルや歌メロ、安定感ある楽器隊のプレイと前作も良いところは多かったものの、ただ曲の路線だけが中途半端な印象がありました。今作はそういった中途半端さを大幅に払拭した叙情テクニカル・メタルの佳作!テクニカルすぎずメロディがしっかりとしたテクニカル・メタルが聴きたい方にオススメ。


ラベル:オススメタル
posted by メタルエリンギ at 23:17| 千葉 ☁| Comment(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DREAMHUNTER / The Hunt Is On

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イタリアのちょいテク・メロディック・メタル・バンドの’06年1st。


DREAMとつくバンドはなんとな〜くプログレッシヴなイメージが湧きますが、このバンドもTr.1の冒頭から変拍子が出てくるので「お、そっち系か?」と思わせますが、実際のところはそういう要素はそんなに無い基本的には分かりやすいサウンド。英国ハード・ロックからの影響を感じさせるような哀愁のメロディに、パワフルでキリッとしたクリア・ハイトーン・ヴォーカル、そして歌心のあるギター・ソロが素晴らしい作品。


Tr.3のように展開多めで7分弱のプログレ・ハード的なナンバーもありますが、他はミドルと疾走がちょっぴり切り替わったり、少しだけひねりのあるリズムが出てきたりという程度で、ほんのりテクニカルな演奏を交えつつあくまでメロディ重視で聴かせてくれる作品です。起伏のある7分のラストTr.8は歌メロもカッコよくて素晴らしい1曲。音質は少々薄いですが、確かな演奏力と優れた歌唱力によるほんのりテクニカルな哀愁のハード・ロック/メタルが聴きたい方にオススメ。なお、次作ではテクニカルな側面を強め、ハッキリとテクニカル・メタル化します。


posted by メタルエリンギ at 23:14| 千葉 ☁| Comment(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DUMPER / The Gunshot Theory

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1stにはex:TRICK OR TREATの(G)Luca Cabriも参加していたらしいイタリアの正統派/パワー・バンドの'13年2nd。中心人物の(B,Vo)Eddie CantoniはHATEBLASTEDというデス・メタル・バンドで'92年から活動していたらしく、メンバー中1人だけベテランです。


硬質なリフと哀愁の歌メロ、パワフルなドラムによる正統派/パワー・メタル。IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンからの影響を感じさせる歌いまわしと、声質もブルースに近いAlessandro Marrasの歌唱はかなりパワフルですし、楽器隊の演奏も実に安定していて安心して聴いていられる哀愁の正統派メタル。アツいアップ・テンポ・ナンバーはもちろん、哀愁のメロディとグルーヴィな演奏がより際立つTr.4のようなミドル・ナンバー、少しリズムや展開が凝っているTr.5のような曲も凄くいい仕上がりです。


ベースこそスティーヴ・ハリスのように前面にガンガン出てきたりはしませんし、リフのガッシリした感じやドラムの音の太さは'90年代パワー・メタル的ですが、ヴォーカルの歌いまわしや哀愁のメロディから、やっぱりIRON MAIDENが好きな方にオススメな1枚。IRON MAIDEN影響下でありつつ、IRON MAIDENみたいな複雑さが無くて、ストレートで聴きやすい哀愁の正統派/パワー・メタルです。ブルース・ディッキンソン系のヴォーカルが好きな方はぜひ。


ラベル:正統派
posted by メタルエリンギ at 23:12| 千葉 ☁| Comment(0) | HM/HR C、D、E、F | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DRAKHER / Rejector

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チリのへヴィ・メタル・バンドの’09年2nd。


幾分モダンなへヴィさを含蓄した刻みリフと、メロディアスで流麗なギター・ソロは正統派/パワー・メタル的ながら、ダミ声シャウトとティム・オーウェンズみたいな(それよりは細い)ハイトーン・スクリームを織り交ぜて歌メロを一切歌わないヴォーカルが特徴的なバンド。切れ味鋭いリフに、手数も足数もなかなか多いドラムはパワフルでカッコいいですが、メロディアスさはギター・ソロくらいしかないしヴォーカルはホントにメロディを歌わないので好みは分かれるでしょう。


疾走感があるわけでもなく、ミドル・ナンバー主体なので、あくまでリフとパワフルなドラムのリズムで押すバンドが好きな方向け。ギター・ソロはホントに流麗でカッコいいです。


posted by メタルエリンギ at 23:09| 千葉 ☁| Comment(0) | HM/HR C、D、E、F | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DRAGONSCLAW / Judgement Day

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オーストラリアの正統派/パワー・メタル・バンドの’13年2nd。Tr.1のヴォーカルに一時期ACCEPTにいたDavid Reeceが、Tr.8のリード・ギターにはJack Starrがゲスト参加しています。


キーボード入りながらもドラマーがいないバンドで、ドラムはゲストが叩いています。そのキーボードが刻みリフと2バス連打のドラムの上を結構大きめの音でフワ〜っと漂うのがちょっぴり面白いパワー・メタル。結構篭り気味でモヤモヤした音質と、モフモフした質感のギター・リフ、粗目の速弾きギター・ソロ、ボヨボヨした音のベースがB級臭を醸し出しますが、かなりの高音を誇るクリア・ハイトーン・ヴォーカルはなかなかのカッコ良さ。少々吐き捨て気味に歌うところは好みが分かれるかも。


曲の方は哀愁がとにかく全編漂っているのが特徴で、ギター・ソロもメロディアスに哀愁が漂っていますし、バッキングでも炸裂するツイン・リード・フレーズもあって全体的にクサみはなかなかのもの。ただ、アップ・テンポ・ナンバーとミドル・ナンバーがバランス良く収録はされているものの、スネア裏打ちの疾走をしないため疾走感はイマイチです。どれかといえばメロパワよりも哀愁の正統派メタルが好きな方にオススメ。ちょっぴりシンフォニックな正統派といった趣もあります。


posted by メタルエリンギ at 23:07| 千葉 ☁| Comment(0) | HM/HR C、D、E、F | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする