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2017年05月08日

DANTESCO / Pagano

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プエルトリコのエピック・ドゥーム・メタル・バンドの’08年2nd。


テノール歌手のような太い声質で伸びやかに歌い、時折ハイトーン・シャウトを決めるヴォーカル、フックのある刻みリフと低音の引き摺るようなリフ、中音域でメロディを奏でるギター、メロディックなフレーズを聴かせるベース、手数のあるドラムによるエピック・ドゥーム。ヴォーカルのスタイルこそ違えど、ヴォーカルが非常にメロディアスに歌うという点と、非常に流麗でメロディアスなギター・ソロが炸裂するという点でCANDLEMASSを思わせるところはのちの3rd、4thと変わらず。Tr.1からDANTESCO節と言っていい、スローで勇壮なエピック・ドゥーム・サウンドが大炸裂です。


やはりヴォーカルに特徴があるところがこのバンドの大きな個性になっており、特にイントロではテノール的歌唱で神聖な雰囲気を醸し出したかと思えば、その後はTim Owens辺りを思わせる強靭なハイトーン・シャウトの連発でとにかく強烈なインパクトのTr.3等が大きな聴きどころ。テノール的歌唱から一気に1オクターヴ上げてシャウトを決めるところはデーモン閣下を思わせたりもw アコースティック・ナンバーTr.6でのエモーショナルな歌唱も圧倒的!なお、ヴォーカルはスペイン語全開で、それがまた個性的。


スローな曲がメインですが、Tr.5のようなアップ・テンポなシャッフル・パートがある曲もアツいです。このTr.5の後半のスロー・パートの神聖かつ悲哀を感じさせるギターとヴォーカルのメロディは強烈!とにかくヴォーカルが非常に実力派かつ個性的なエピック・ドゥームが聴きたい方に非常にオススメ。メロパワ的なクサみではなく、きちんとドゥーム・メタルらしい哀愁や神秘性を湛えたメロディアスさが魅力的です。


posted by メタルエリンギ at 17:45| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドゥーム/ストーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DAEVA DURZEIRICHE / Invoke

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国等の詳細は不明ですが、アンビエント作品。


ジャケットから漂うブラック・メタル感は一切無しで、穏やかなで神秘的なアンビエントTr.1、虚無的アンビエントTr.3、ダンジョンぽい雰囲気のアンビエントTr.4、不穏なアンビエントTr.5など、様々なタイプのアンビエント・ナンバーを収録。とにかく盛り上がりとかそういうものの一切無い、かといって極端に暗く絶望的なわけでもない、無機的で虚無な雰囲気のアンビエントが好きな方向け。バンド・サウンドやヴォーカルは一切無しの完全アンビエント・インストです。


posted by メタルエリンギ at 17:42| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゴシック/メランコリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CROMLECH / Ave Mortis

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カナダのエピック・ドゥーム・メタル・バンドの’13年1st。


勇壮かつフォーキッシュな哀愁のリフを軸にしたスロー・パートを中心にじっくりと突き進むエピック・ドゥーム。9分前後の曲が4曲、11分半の曲が2曲のかなりの大作主義で、8曲ながらもトータルで70分の大ボリュームです。ヴォーカルは太い声質での中音域の激渋な朗唱スタイルで、要所でバッキング・ヴォーカル部隊のシャウトも登場し、暑苦しさをアピールしてきます。ギターはドゥームらしいドロドロした低音のリフは少な目で、正統派的な低音の刻みリフや哀愁のリード・メロディを奏でる場面が多め。


音質がちょっと篭り気味だったり、スローなパートでドラムが溜めすぎてモタリ気味な個所が結構あったりしてB級感もあるのが特徴。かなりテンポの遅いスローなパートが主体となっていますが、途中でアップテンポに展開したり、そもそもアップ・テンポなパートが中心のパワー・メタル・ナンバーもあります。RUUNING WILDのようなリフでスネア裏打ち疾走するTr.6は完全にパワー・メタルです。この曲は結構テンポが速いですが、部分的に演奏が崩壊気味ですw


アップ・テンポなパートでは3連リズムになることが多く、地味に難しいリフとリズムで熱血ぶりをアピールしてきます。そして上記の通り曲が長尺で、激スローなパートと、ミドル/アップ・テンポなパートを切り替えてドラマティックに展開する曲が大半。Tr.7は9分ですがインストになっています。パワー・メタル寄りでドラマティックな哀愁のドゥーム・メタルが聴きたい方にオススメ。クサいと言えばクサいですが、クサメタラーが聴くには疾走感が無いし、雰囲気がどんよりしすぎなのであまりオススメではないです。
posted by メタルエリンギ at 17:40| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドゥーム/ストーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CRIMSON DAWN / In Strange Aeons...

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イタリアのメロディック・ドゥーム・メタル・バンドの’13年1st。DRAKKERの(G)Dario Beretta、BETOKEN、ex:SIGMA等の(Vo)Antonio Pecereが参加。


イントロダクションであるシンフォニック・メタルみたいな荘厳な曲Tr.1が示唆するかのように、メロパワ色が強いドラマティックでメロディックなドゥーム・メタル・サウンド。スローなリズムとどんよりしたリフ主体のTr.2、4、8、10等のドゥームらしい曲がある一方で、リフにドゥームのようなへヴィさが無く、テンポもミドルもしくはアップ・テンポな正統派、メロパワ的なナンバーも収録されています。ドゥーミーなパートと、メロパワ的なパートが切り替わる…のではなく、もう曲によって完全に特徴がドゥーム寄りかメロパワ寄りか分かれているのが特徴。


エモーショナルなハイトーン・ヴォーカルによる悲哀感たっぷりの歌メロはもちろん、ギター・ソロやキーボード・ソロもメロディアスに仕上がっており、CANDLEMASS等のエピック・ドゥーム的な要素を感じさせる一方で、それ以上にメロディックなところはやはりメロパワ・バンド経験者からなるバンドならではだな〜と思わせてくれます。オルガンやキラキラした音色を多用するキーボードによりアトモスフェリックさや、ゴシカルさも強めですが、トータルではゴシック…というほどの耽美さは無いです。


ということで、メロパワ的なクサみやドラマティックさのあるドゥーム・メタルを軸に、もはや完全に正統派メタル/メロパワじゃんな曲を収録したようなものが聴いてみたい方にオススメ。どんよりした質感とクサみが合わさったサウンドはコレはコレで個性的です。


posted by メタルエリンギ at 17:37| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドゥーム/ストーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

COVEN(現COVEN 13) / Worship New Gods

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USのエピック・ドゥーム・メタル・バンドの'87年1st。


Tr.1の出だしから「Black Sabbathかよ!!」とツッコミが出てしまうフレーズがw シンプルな低音リフのとコード進行が生み出すどんよりした雰囲気と、抑揚の極めて少ない地味すぎる歌メロが印象的なドゥーム・メタル。Tr.1やTr.5等、低音リフ主体の曲はドゥームと言ってもいいような感じですが、他の曲はむしろ正統派メタル、ハード・ロック的で、とにかく歌メロが地味でリフやコード進行がシンプルなどんよりしたハード・ロックといった感じ。


正直聴きどころはほとんど無く、C級以下正統派メタル、ドゥーム・メタル好きにしかオススメできない内容。抑揚の少ない歌メロとシンプルで不穏なコード進行による呪術的ミドル・ナンバーTr.4と、珍しくメロディアスな哀愁のアップ・テンポ・ナンバーTr.6辺りがなんとか聴けるか?といった感じです。このシンプルさが逆にツボにハマる方もいる…かもしれません。


posted by メタルエリンギ at 17:35| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドゥーム/ストーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする