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2018年01月29日

OLD PAGAN / Maledictuss

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ドイツのファスト/プリミティヴ・ブラック・メタル・バンドの’14年3rd。この作品は2人で制作。ex:PAGAN WINTERで、そこで壮絶なドラミングを聴かせていたのMachosiasがメンバーの一人で、今作では全楽器を担当。


ノイジーで寒々しいトレモロ・リフを纏って爆走する実にブラック・メタルらしいサウンド。ハイテンションに絶叫するヴォーカルにもリバーブがかかっているような感じで、寒空に拡散してくような広がりのあるシャウトが大迫力。カンカンと乾いた音で手数多くタイトに繰り出されるMachosiasのドラミングはさすがの一言。高速2バス連打をしながらの2ビート爆走が強烈です。邪悪なリフで突っ走るTr.1のような曲もありますが、ほとんどは薄ら叙情的なリフが炸裂させながらブラスト爆走する曲となっています。Tr.2、3は薄メロ・プリブラ好きには是非とも聴いてほしい名曲!


疾走パートが8割くらいを占めていて、ほぼブラストのみの曲もあるので疾走感は抜群!薄メロ・プリブラ好き、ファスト・ブラック好きにオススメの名作!


posted by メタルの小屋 at 18:19| 千葉 ☀| Comment(0) | ブラック O〜Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

CRUX CAELIFERA / Ad Lucifer Aeternam Gloriam

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ブラジルのブラック・メタル・バンドの’04年1st。


各曲6〜8分程度の長さがありつつもとにかくひたすらに疾走しないサウンドが特徴的で(笑)、ミドル/スロー・パートがメインの不穏なブラック・メタル。ちょっぴりゴシカルな雰囲気を醸し出すキーボードと、たまにメロディックなフレーズを聴かせるギター、グルーヴィなベースが印象的なゴシック・ブラックといった感じの曲が中心で、Tr.1のように不穏なキーボードの音が初期EMPERORやGRAVELANDを思わせるような曲もあります。ラストTr.8はメタル色が一切ないとても荘厳なインストなので、こういったところからもこのバンドのゴシック志向が伺えます。


ただ、長い曲のバンドの多くが疾走パートとミドル/スロー・パートを巧みに切り替えてドラマティックに聴かせる手法を取るのに対し、ホントに疾走しないので起伏に欠けるところがあり、ちょっと曲そのものが冗長に感じられるのが難点。一部の曲ではリズムにテクニカルな面があったり、ヴォーカルも掠れデス声主体に朗唱も聴かせたりといった手法で聴かせるのが特徴です。基本不穏でありつつもゴシック色があるゆったりとしたブラック・メタルが聴きたい方にオススメ。


posted by メタルの小屋 at 20:27| 千葉 ☀| Comment(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CRUEL HUMANITY / Creatures Of Fear

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UKの個性派メロディック・ブラック・メタル・バンドの’03年1st。


時にフワフワと時にキラキラとしたキーボードに、掠れデス声主体のヴォーカル、少し薄っぺらい音質によって醸し出される冷たい雰囲気でブラック・メタル的なサウンドを下地にしていますが、刻みリフが主体で、メロディアスなソロのみならずバッキングでも高音のメロディックなフレーズを多用するギターはメロデス的ですし、グルーヴィなフレーズを聴かせるベースや、一部打ち込みも用いた機械的な質感のドラムもあって、ただのメロブラとは一味違ったサウンドが特徴的。


ストリングス系の音色でゴシカルさも時折醸し出しますが、割とブラストとパワー・メタリックな疾走パートが主体で疾走感はほどほど。総合的にはメロデス色とエレクトロ系サウンドの要素もある個性派のメロディック・ブラックといった感じ。特にグルーヴィなベースが印象的で展開も多めの8分のTr.4と、ブラック・メタル色が無く爽やかな叙情的なインストと言ってような前半からブラック・メタルらしい疾走パートへ移行するTr.8などが聴きどころ。ちょっぴり個性的なメロブラが聴きたい方にオススメ。


ラベル:メロブラ
posted by メタルの小屋 at 20:23| 千葉 ☀| Comment(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CREST OF DARKNESS / Project Regeneration

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ノルウェーのブラック・メタル・バンドの’00年3rd。なんとex:CONCEPTIONの(B)Ingar Amlienが中心となって活動しているバンド。Ingarはここでは(Vo,G)を担当(作品によってはベースも)。CONCEPTION活動時も並行して活動していたようです。


邪悪な刻みリフとトレモロ・リフ、タイトで硬質なブラスト・ビートによってインダストリアル・ブラックのような機械的な冷徹さが漂っているのが特徴的なブラック・メタル。実際にインダストリアル・ブラックと言えるのはTr.10のみですが、ブラスト・ビートによるタイトな疾走パートと変拍子交じりのメカニカルなリズムのミドル・パートを切り替えたり、掠れデス声主体に抑揚の無い低音歌唱を不気味に聴かせたりするところが機械的で冷徹な雰囲気を醸し出してきます。


また、ギター・ソロは結構メロディアスなところが特徴的で、そこは完全にブラック・メタル畑ではないIngarのなせるわざかなと思わせてくれるところです。曲によっては女性ヴォーカルをフィーチュアしてゴシカルな雰囲気も醸し出してきます。総合的にはちょっとテクニカルで個性的なブラック・メタルといった感じ。トレモロ & ブラストの王道のブラック・メタルとも、打ち込み等を駆使したインダストリアル・ブラックとも少々趣が異なったサウンドです。


posted by メタルの小屋 at 20:18| 千葉 ☀| Comment(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CORPSE OV CHRIST / To Goat Empire...The Lucifer Desire

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ブラジルのブラック・メタル・バンドの’12年1st。


南米的なブラック/スラッシュ系サウンドではなく、北欧直系のプリミティヴ・ブラックが下地になっているブラック・メタル。Opus〜の頃のMARDUKを思わせるような篭り気味でギターが後ろに引っ込んだミックスのサウンドが印象的ですが、ドラムとヴォーカルは前面に出ていてそこそこ厚みもあります。そして5〜8分の若干長めの尺の中で爆走パート主体にミドル/スロー・パートに切り替えたりして静と動の対比で聴かせるサウンド。


そして構成がかなりハッキリクッキリしているのも特徴的で、前半ひたすら3〜5分ほど爆走、後半はスローとか、2分爆走2分ミドルまた2分爆走とか、大雑把に言うとそういった感じの内容。とにかく爆走パートでの爆走ぶりが見事で、よくもまぁそれだけ長い時間爆走するなぁと感心する系のサウンドですw また、メロディックなフレーズも聴かせるベースがなかなか印象的で、爆走ぶりやそういったベースがちょっぴり目立つところなんかも'90年代のMARDUKを思わせます。


爆走するところは爆走し続ける反面、スローなところも同じく長めにスローなのでそこは好みが分かれるかも。また、かなりハイテンションに喚き散らすヴォーカルも特徴的です。このヴォーカルは時折ガテラル気味の低音デス声や、生気の感じられない低音の呟くようなヴォーカルを聴かせるところも特徴的。ギター・リフはシンプルかつ不穏で寒々しいものが反復するスタイルなので、メロディックすぎない爆走ブラックが好きな方にはとてもオススメ。


上記の通りミドル/スロー・パートもありますが、爆走パートの爆走ぶりが際立っている作品なので、プリミティヴ・ブラックが下地のファスト・ブラックが好きな方に是非とも聴いてみてほしいです。
posted by メタルの小屋 at 20:14| 千葉 ☀| Comment(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする