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2019年09月22日

MORNING AFTER / Beneath The Real

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ギリシャのメランコリック・メタル・バンドの’03年1stにして唯一の作品。基本メンバーは二人で、ドラムのみex:SEPTIC FLESH等のFotis Benardoがゲスト参加。

少し頼りないハスキーでアンニュイな中音域の歌唱をメインに、迫力不足のグロウルを併用するヴォーカル、幾分メロデス色のあるリフやメロディアスかつテクニカルなソロを聴かせるギターによるミドル/スロー・ナンバー中心のメランコリック・メタル。Fotisの繊細な刻みも聴かせるドラムはさすが。基本的に曲構成もリズムもストレートですが、後半でなぜかアップ・テンポに展開しだすTr.5、緩急あるリズムで終盤疾走するTr.6のような曲もあり。

歌メロも分かりやすいですが、やはり上記の通りヴォーカルがちょいと頼りないのと、特別メランコリックな悲しさを押し出したスタイルでもないので印象は薄め。そんな中テクニカルでありつつも歌心も感じさせるギター・ソロが大きな聴きどころとなっており、どの曲も印象に残りますが、特に多彩なフレーズが流れるように繋がっていくTr.4のソロなどは素晴らしいです。

ギター・ソロに聴きごたえのあるメランコリック・メタルをお探しの方にオススメ。

posted by メタルの小屋 at 16:41| 千葉 ☁| Comment(0) | ゴシック/メランコリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MISERICORDIA / Painful Dream

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フランスのゴシック・メタル・バンドの’00年1stにして唯一の作品。男女ツイン・ヴォーカルの6人編成。

儚げなピアノと泣きのギターが流れるTr.1から圧倒的耽美さ!他の曲はほとんど8〜10分となっており、このTr.1は3分なのでアルバム全体のイントロダクションといった感じ。その長めの尺の中で男女ヴォーカルが入れ替わったり、テンポが切り替わったりと聴きごたえのある展開でじっくり聴かせてくれます。ガテラル/グロウル・ヴォーカルとアンニュイな低音ヴォーカルを駆使する男性ヴォーカルに、美麗なソプラノ・ヴォーカルを聴かせる女性ヴォーカルが入れ替わり、時に絡み合うヴォーカル・アレンジも実に耽美。

沈み込むような低音リフとクリーン・アルペジオを使い分けるバッキングに、テクニカルなソロも聴かせるギター、テンポはスローながらも繊細な刻みを聴かせるドラム、儚げなピアノに荘厳なオーケストレーションを駆使するキーボードで、まさにゴシック・メタルのお手本のようなサウンド。フューネラルな雰囲気もあるTr.3は暗く美しいものが好きな方に非常にオススメ。慟哭の歌メロと泣きのギター・ソロで悲しみ全開のTr.4も強烈。

アルバム全体が聴きどころですが、とにかくひたすらに荘厳で耽美。AFTER FOREVERの1stとか、デス・メタル要素の残ったゴシック・メタルが好きな方にとてもオススメ。そして良く練られた少し複雑な構成をしているのでプログレッシヴ/テクニカル・メタル系が好きな方にもオススメです。'90年代型ゴシック・メタルの完成形と言っても差し支えないゴシック・メタルの大名盤。

ラベル:オススメタル
posted by メタルの小屋 at 16:19| 千葉 ☁| Comment(0) | ゴシック/メランコリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MARTYR LUCIFER / Martyr Lucifer'S Shards

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詳細は不明ですが、どこかのゴシック・メタル・バンドの’14年編集盤。

収録されている曲はダークでヘヴィなリフのメタリックなナンバーと、ヘヴィさが一切無い美麗なアコースティック・ナンバーに大きく分かれます。いずれの曲にも言えるのがダウナーかつアンニュイな低音男性ヴォーカルの存在。コレが陰鬱さと耽美さを醸し出すのに大きく貢献しています。女性ヴォーカルが加わる場面もあり巧みです。

また、メタリックなナンバーはなかなか個性的なものが多く、4分程度ながらもプログレッシヴな展開で聴かせるTr.3、コード・ストローク中心のストレートなノリのいいアップ・テンポなメランコリック・メタルで泣きのギターが秀逸なTr.4、明るい雰囲気のリフと跳ねたリズムで陽気さを醸し出しておきながら、ヴォーカルがダウナーでヴォーカルの後ろのアルペジオが陰鬱という奇妙なナンバーで、変拍子もGoodなTr.11と多彩なゴシック・ナンバーが堪能できます。非常にメランコリックなスローな8分のゴシック・メタル・ナンバーTr.13も聴きどころ。

アルバム中盤にアコースティック・ナンバーが固まっており、うち2曲はカヴァー。まずTr.7はAMORPHISの「House of sleep」のカヴァー。見事なアコースティック・ゴシック・ナンバーにアレンジされています。Tr.8はなんとRAMONESの「Poison Heart」のカヴァー。これまた陰鬱かつ美麗なアレンジが見事。オリジナル曲のTr.6もヴァイオリンやピアノ、アコースティック・ギターによるバッキングとアンニュイな低音歌唱による優しく儚げな音色が非常に美麗な名曲。

アンニュイかつちょいと個性的で耽美なメタルが聴きたい方に非常にオススメな編集盤。アコースティック・ナンバーはCORDE OBLIQUE辺りが好きな方に是非とも聴いてみてほしいです。

posted by メタルの小屋 at 16:01| 千葉 ☁| Comment(0) | ゴシック/メランコリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MAR DE GRISES / Draining The Waterheart

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チリの名フューネラル・ゴシック・メタル・バンドによる’08年2nd。

ギターによる低〜中音域の悲しみ溢れるリフと、ピアノによるメランコリックな旋律、悲しみ撒き散らす絶望のガテラル・ヴォーカルによる慟哭のフューネラル・ゴシック・サウンドはさすがの一言。3分の曲が1曲ある以外はあとは6、7、8、10、13分と長尺な方で、曲の構成も良く練られているあたり、さすがプログレが盛んな南米産だなぁと思わせてくれるところです。特に慟哭のトレモロ・リフが炸裂するTr.3の悲しみは特に強烈!哀しみのヘヴィ・サウンド好きにオススメ。

posted by メタルの小屋 at 15:58| 千葉 ☁| Comment(0) | ゴシック/メランコリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MAR DE GRISES / The Tatterdemalion Express

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チリのフューネラル・ゴシック・メタルの'04年1st 。

引きずるようにヘヴィなリフと、非常にスローなリズム、中音域のギターの悲しいフレーズ、時に儚いピアノ系で、時に幽玄なストリングス系の音色で響くキーボードが強烈な絶望感を醸し出すフューネラル・ゴシック・メタル。エモーショナルなグロウルもまた強烈な慟哭ぶり。後の作品も強烈な絶望感と悲壮感を漂わせていますが、この1stからそのセンスは遺憾無く発揮されています。

曲の尺もすでに長めで、Tr.1から11:41、8:07、10:46といきなり長めの曲が続きます。長いと雰囲気だけに終始してしまうものもありますが、曲構成もしっかりと練られていて聴き応えのある展開をするのもまた素晴らしいところ。悲しみサウンド好きに激押しの1枚。コレが気に入ればこのバンドの他の作品も全部オススメ。

posted by メタルの小屋 at 15:56| 千葉 ☁| Comment(0) | ゴシック/メランコリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする