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2017年04月26日

CONQUEST / Frozen Sky

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ウクライナのメロディック・パワー・メタル・バンドの’05年2nd。


今作ではヴォーカルがAlex G.L.に交代。クリアなハイトーンを軸にしたヴォーカルで、より起伏に富んだ歌メロに仕上がっているのが今作の特徴。また、前作はツイン・ギター編成でしたが今作はギタリストは中心人物のW.Angelのみとなり、キーボーディストが新たに加入しており、北の国らしい冷たい空気を運んでくるバッキングを聴かせてくれます。ギタリストは1人になったとはいえ、前作同様力強い硬質な刻みリフは健在で、それがやはりこのバンドの魅力の一つ。


また、前作は全13曲中10曲が疾走という驚異の爆走ぶりでしたが、今作は実質的1曲目Tr.2がシャッフルのアップ・テンポ・ナンバーで、それが示唆するかのように中身も疾走曲だけではないバランスの良い内容に切り替わっているのが特徴。全11曲中、高速疾走が主体の曲は2曲しかなく、部分的に爆走パートがあるのが2曲と、前作の爆走ぶりと比較すると随分と落ち着いてしまったなぁと思ってしまう内容。歌メロこそ前作と変わらないかそれ以上のインパクトがありますが、やはり前作を聴いたあとだとこの疾走感は物足りなさを感じてしまいます。


Tr.7がミドル・ナンバー、Tr.8がバラード、Tr.9が短い泣きのインストと、少々中だるみしてしまう曲の配置もマイナス。とはいえ、前作でもそうであったように、このバンドはそもそもメロディが良いので疾走曲のみならずバラードもいい仕上がりであることには違いは無いです。特に、冷たくメランコリックな空気を運んでくるキーボードと、美しいクリーン・アルペジオが素晴らしい非常にエモーショナルなバラードTr.5は名曲です。


また、終始疾走ではないながらもサビで爆走し、サビとイントロのクサさは非常に強烈なTr.4や、高速の刻みリフがカッコいい部分爆走ナンバーTr.6と、決してメロパワ好きが聴いて損するような内容ではなく、むしろ高速疾走にこだわらなければ非常にメロディックで安定感もあって良い仕上がりの1枚と言えます。ということで、どうしても前作の爆走ぶりのインパクトが残ってしまうこのバンドですが、疾走感は落ちつつもメロディの良さと安定の演奏でしっかりと聴かせるこのアルバムも十分な力作と言えます。


posted by メタルエリンギ at 09:16| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR C、D、E、F | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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