USのエピック・ドゥーム・メタル・バンドの'87年1st。
Tr.1の出だしから「Black Sabbathかよ!!」とツッコミが出てしまうフレーズがw シンプルな低音リフのとコード進行が生み出すどんよりした雰囲気と、抑揚の極めて少ない地味すぎる歌メロが印象的なドゥーム・メタル。Tr.1やTr.5等、低音リフ主体の曲はドゥームと言ってもいいような感じですが、他の曲はむしろ正統派メタル、ハード・ロック的で、とにかく歌メロが地味でリフやコード進行がシンプルなどんよりしたハード・ロックといった感じ。
正直聴きどころはほとんど無く、C級以下正統派メタル、ドゥーム・メタル好きにしかオススメできない内容。抑揚の少ない歌メロとシンプルで不穏なコード進行による呪術的ミドル・ナンバーTr.4と、珍しくメロディアスな哀愁のアップ・テンポ・ナンバーTr.6辺りがなんとか聴けるか?といった感じです。このシンプルさが逆にツボにハマる方もいる…かもしれません。