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2018年05月12日

KIMAERA / The Harbinger of Doom

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レバノンのゴシック・メタル・バンドの’13年3rd。

前作ではドゥーム、デス、ブラック等様々な要素を感じさせつつ展開も多い'90年代初頭のゴシック・メタル的なサウンドを聴かせてくれましたが、今作も内容的にはその延長上。前作までと違うところはヴァイオリニストが女性ヴォーカル兼任となったところ。そしてTr.1でいきなりブラスト・ビートのブラック・メタル的なパートが出てくるように、全体的にもブラスト・ビートが出てくる量が若干増えていたり、高速2バス連打とガテラル・ヴォーカルでアグレッシヴに聴かせるパートが増えているのが大きな特徴。ドゥーム・メタル色はほぼなくなっています。

ゴシック・デス/ブラック…といった感じでもあるのですが、言ってみればこれはOPETHみたいなサウンドになったとも言えます。ヴォーカルはガテラル主体で攻撃的、静と動の切り替わりを繰り返す多めの展開、そしてスロー/ミドル・パート主体ながらも2バス連打とヘヴィな刻みリフでアグレッシヴに聴かせるところはまさにOPETHを思わせます。前作同様ドラムが印象的なフィルやリズム・パターンをたくさん聴かせてくれて素晴らしいです。

とはいえまんまOPETHというわけではなく、このバンドらしさもきっちりとあるところもポイント。それは前作から大活躍のヴァイオリンとキーボードです。随所で加わり耽美さや強烈な悲しみを発散してくるサウンドはOPETHとは異なるもの。やはり攻撃的でありつつもよりゴシック色が強いのがこのバンドの特徴です。今回もブラストが出てくる場面が増えたとはいえ、やはり後半に行くにつれてミドル/スロー主体の悲しく耽美なパートが中心になってきますので、広くこれもゴシック・メタルと言っていいのではといった内容。

また、女性ヴォーカルは前作では高音主体で神秘的な質感が強めでしたが、こちらはメロディアスに歌う場面が多く、悲しさを強調している仕上がりです。8分の曲が無い分前作よりは曲の尺はコンパクトですが、やはり6分前後あるものが中心。ただ展開の多さは前作ほどではなく、アグレッシヴでありつつも聴きやすさも増したかなという印象です。デス/ブラック的アグレッシヴさがありつつ、しっかり悲しく耽美なゴシック・メタルが聴きたい方、デス・ゴシック的なものが好きな方にオススメ。

ラベル:オススメタル
posted by メタルの宮殿 at 16:24| 千葉 ☁| Comment(0) | ゴシック/メランコリック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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