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2019年05月31日

CJSS / Kings Of The World

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David T. ChastainらによるUSのバンドの2000年3rd。フル・アルバムとしては1986年の2nd以来となる久しぶりの作品ながら、メンバーは当時と変わらずです。

骨太な刻みリフと部分的にDioっぽさのあるパワフルなヴォーカル、タイトなリズム、ほどほどに哀愁のある歌メロが魅力的な正統派メタル・サウンド。Chastainのギターはさすがの聴きごたえで、ガシガシした刻みリフのカッコよさはもちろんのこと、アップ・テンポな曲では豪快な速弾きソロを中心に、ミドル/スロー系では構築感や歌心のあるメロディアスなソロや泣きのソロも聴かせてくれます。

収録曲もPainkillerの頃のJUDAS PRIESTを思わせるようなアップ・テンポ・ナンバーもあれば、RAINBOWやDio期のBLACK SABBATH等のUKハード・ロックを思わせるような哀愁のミドル/スロー・ナンバーもバランス良く収録。ただ、序盤と終盤にアップ・テンポな曲、真ん中はミドル/スローが集中しており、通して聴くと曲の配置のバランスは若干悪いです。

また、なかなかテクニカルなバス・ドラムを聴かせるドラマーに、叙情的な曲ではエモーショナルな歌唱もできるヴォーカルと、Chastain以外のメンバーの演奏、歌唱も聴きごたえがあります。US産でありながらも総合的にはUKハード・ロック/メタル要素が濃いので、そっち系の正統派メタルが好きな方にオススメ。

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2019年03月04日

FIREWIND / Days of Defiance

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ギター・ヒーローであるGus.G率いるギリシャの正統派メタル・バンドの’10年6th。ヴォーカルには引き続きTIME REQUIEM等で知られるApollo Papathanasioが参加。

初期の作品と比較するとかなり歌メロのメロディアスさが増しているのが特徴的、リフはガッシリしつつも歌メロにはクサみの感じられる疾走ナンバーTr.1からバッチリ、キラー・チューンと言えます。ハスキーで暑苦しいタイプの声質のApolloですが、その歌唱はアツくパワフルでありつつも時に色気を感じさせるほどであり、ApolloもまたTIME REQUIEM等で歌っていた頃より成長が感じられます。FIREWINDのようなアツくガッシリとしたメタルには彼の声はピッタリ。

また、Gusのギターだけでなく彼の右腕と言える(Key)Bob Katsionisの高速キーボード・ソロももちろん聴きどころ。Tr.2等でさすがのソロを聴かせてくれます。Tr.6はジャーマン・メロパワ風の明るいサビメロが印象的な疾走メロパワ・ナンバーで、コレは多くのメロパワ・ファンにオススメしたいTr.1以上のキラー・チューン。初期のインストよりも格段に表現力を増したプレイが聴けるインストTr.10も名曲。バンド全体に見せ場があって疾走感もある素晴らしいインストです。

疾走/アップ・テンポ系とミドル/スロー系が数も配置もバランスよく収録されているのも素晴らしいところ。FIREWINDの作品群の中でも個人的に特にオススメな1枚。コレはいい作品です。

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DRAGONHEART / Underdark

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ブラジルのメロディック・パワー・メタル・バンドの'00年1st。

めの朗々とした声で中音域メインに時折高音域も歌うヴォーカル、パワフルな刻みリフとリズムによるパワー・メタル。Tr.2のように歌メロのメロディアスさ控えめな曲は初期のBLIND GUARDIANを思わせますし、Tr.3のようにフォーキッシュな歌メロとフォーキッシュなリード・ギターが延々と流れる曲は6th、7thの頃のBLIND GUARDIANを思わせます。

もっさりした音質からはB級臭が漂うものの、疾走曲を中心に疾走パートありのミドル・ナンバー、穏やかで明るいスロー・ナンバーと疾走感がありつつもバランス良く収録されているのも魅力的。ブラガからの影響を感じさせるような、フォーキッシュなパワー・メタルが好きな方にオススメ。Tr.2などはメロディ面が地味ですが、総合的にはメロディアスな場面が多く、メロパワと言っていいサウンドでしょう。

ラベル:メロパワ
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DIE HAPPY / The Weight Of The Circumstances

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ドイツのメロディック・メタル・バンドの’03年作。

ヘヴィなリフとメランコリックで少しダークな歌メロのEVANESCENCEを思わせるような曲もあれば、キャッチーなサビを持ったラウド・ロック的ナンバー、明るく爽やかなで少しアンニュイな雰囲気のメロディアス・ハード的な曲、優しく穏やかなメロディのメロディアス・ハード的な曲などバラエティに富んだ内容であるところが特徴。アンニュイな歌唱にメロディアスに突き抜ける歌唱、アグレッシヴなシャウトまで聴かせる女性ヴォーカルがなかなかの実力派。全体的には歌重視の作風なので、実力派のヴォーカルがヘヴィな曲に、メロハーのような曲まで幅広く歌うものが聴きたい方にオススメ。

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CORNERSTONE / Human Stain

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デンマークのメロディック・メタル・バンドの’02年2nd。(B)はSteen Mogensen、(Ds)はAllan Sorensenのex:ROYAL HUNT組(Vo)にはDoogie Whiteが参加。(G)にはKasper Damgaardなる人物が参加しています。

ROYAL HUNTの荘厳な感じとは少し違いますが、哀愁の漂う欧州らしいメロディの数々はやはりROYAL HUNTに通じるところがあり、ファンであれば聴いてみて損の無い内容。Steenがキーボードもプレイしていますが、キーボードは派手なオーケストレーションを決めてくるというわけではないですが、高速ソロが聴けたりします。ただ、キーボードはex:WUTHERING HEIGHTSのRune S. Brinkもゲスト参加していますので、ソロがSteenかどうかは不明です。

また、ギタリストのプレイもかなり良く、程よく技巧的でメロディアスなソロが聴けます。流麗なレガート・プレイが見事。Tr.8等で聴けるエモーショナルな泣きのソロも素晴らしいです。またTr.6ではex:ROYAL HUNTのJacob Kjaerがゲスト参加しソロを披露しています。さらにPRIME TIMEの2nd、3rdに参加し、実はROYAL HUNTの極初期にもいたらしいTonni RahmもTr.6にゲスト参加しソロを披露しています。リズム隊のプレイはさすが!言うこと無し!

さらに、Doogieの声も近年の彼よりも元気でハイトーンも苦しそうな感じが無くて滑らかに順調に出ているのが素晴らしいところ。BLACKMORE'S RAINBOWのStranger In Us Allでの歌唱が好きな方に聴いてみてほしいです。今後も様々な作品に参加するものの、'00年代後半くらいの作品からどうも出力不足が感じられるDoogieですが、やっぱりDoogieって元は良い声なんだよなぁと実感させてくれます。ハスキーでエモーショナルな彼の真骨頂が味わえる作品の一つです。

ミドル・ナンバーをメインに、アップ・テンポ・ナンバー、バラードとバランス良く収録。メロディアス・ハード寄りな内容とも言えますので、哀愁のメロハーが好きな方にもオススメな作品。とにかく哀愁のメロディが充実した1枚ですし、渋み溢れる楽器隊のプレイも素晴らしい名盤。

ラベル:オススメタル
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2017年11月17日

DUMPER / The Gunshot Theory

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1stにはex:TRICK OR TREATの(G)Luca Cabriも参加していたらしいイタリアの正統派/パワー・バンドの'13年2nd。中心人物の(B,Vo)Eddie CantoniはHATEBLASTEDというデス・メタル・バンドで'92年から活動していたらしく、メンバー中1人だけベテランです。


硬質なリフと哀愁の歌メロ、パワフルなドラムによる正統派/パワー・メタル。IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンからの影響を感じさせる歌いまわしと、声質もブルースに近いAlessandro Marrasの歌唱はかなりパワフルですし、楽器隊の演奏も実に安定していて安心して聴いていられる哀愁の正統派メタル。アツいアップ・テンポ・ナンバーはもちろん、哀愁のメロディとグルーヴィな演奏がより際立つTr.4のようなミドル・ナンバー、少しリズムや展開が凝っているTr.5のような曲も凄くいい仕上がりです。


ベースこそスティーヴ・ハリスのように前面にガンガン出てきたりはしませんし、リフのガッシリした感じやドラムの音の太さは'90年代パワー・メタル的ですが、ヴォーカルの歌いまわしや哀愁のメロディから、やっぱりIRON MAIDENが好きな方にオススメな1枚。IRON MAIDEN影響下でありつつ、IRON MAIDENみたいな複雑さが無くて、ストレートで聴きやすい哀愁の正統派/パワー・メタルです。ブルース・ディッキンソン系のヴォーカルが好きな方はぜひ。


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ラベル:正統派
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DRAKHER / Rejector

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チリのへヴィ・メタル・バンドの’09年2nd。


幾分モダンなへヴィさを含蓄した刻みリフと、メロディアスで流麗なギター・ソロは正統派/パワー・メタル的ながら、ダミ声シャウトとティム・オーウェンズみたいな(それよりは細い)ハイトーン・スクリームを織り交ぜて歌メロを一切歌わないヴォーカルが特徴的なバンド。切れ味鋭いリフに、手数も足数もなかなか多いドラムはパワフルでカッコいいですが、メロディアスさはギター・ソロくらいしかないしヴォーカルはホントにメロディを歌わないので好みは分かれるでしょう。


疾走感があるわけでもなく、ミドル・ナンバー主体なので、あくまでリフとパワフルなドラムのリズムで押すバンドが好きな方向け。ギター・ソロはホントに流麗でカッコいいです。


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DRAGONSCLAW / Judgement Day

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オーストラリアの正統派/パワー・メタル・バンドの’13年2nd。Tr.1のヴォーカルに一時期ACCEPTにいたDavid Reeceが、Tr.8のリード・ギターにはJack Starrがゲスト参加しています。


キーボード入りながらもドラマーがいないバンドで、ドラムはゲストが叩いています。そのキーボードが刻みリフと2バス連打のドラムの上を結構大きめの音でフワ〜っと漂うのがちょっぴり面白いパワー・メタル。結構篭り気味でモヤモヤした音質と、モフモフした質感のギター・リフ、粗目の速弾きギター・ソロ、ボヨボヨした音のベースがB級臭を醸し出しますが、かなりの高音を誇るクリア・ハイトーン・ヴォーカルはなかなかのカッコ良さ。少々吐き捨て気味に歌うところは好みが分かれるかも。


曲の方は哀愁がとにかく全編漂っているのが特徴で、ギター・ソロもメロディアスに哀愁が漂っていますし、バッキングでも炸裂するツイン・リード・フレーズもあって全体的にクサみはなかなかのもの。ただ、アップ・テンポ・ナンバーとミドル・ナンバーがバランス良く収録はされているものの、スネア裏打ちの疾走をしないため疾走感はイマイチです。どれかといえばメロパワよりも哀愁の正統派メタルが好きな方にオススメ。ちょっぴりシンフォニックな正統派といった趣もあります。


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2017年11月16日

DOMINUS PRAELII / Bastards and Killers

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ブラジルのパワー・メタル・バンドの'06年2nd。ツイン・ギターの5人組。SODOMのFrank Blackfireがリード・ギターでゲスト参加。


野太い声でラフにメロディを歌いつつ時折ハイトーン・シャウトを決めるヴォーカル、ザクザクした刻みリフと2バス連打のドラムによる'90年代的なパワー・メタル・サウンド。全9曲中、Tr.9はJUDAS PRIESTの「Grinder」のカヴァーですが、他は疾走曲或いは疾走中心の曲が4曲、アップ・テンポで疾走もありの曲が1曲で、ミドル・ナンバーにも一部にアップ・テンポになる展開があったりと、そこそこに疾走感があるのがまず特徴。


そして歌メロは疾走曲では地味なものの、ミドル・ナンバーでは哀愁のあるメロディアスな歌メロになっており、ギター・ソロも基本的には哀愁があってメロディアスなものがメインになっています。疾走曲でもギター・ソロになるとミドル・パートに切り替わるという展開も多め。クサみが少なく、ほんのり哀愁のあるパワー・メタルが好きな方にオススメ。


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DIVINE WEEP / Tears of the Ages

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ポーランドの正統派メタル・バンドの’15年2nd。活動自体は'95年からしているものの、1stフルのリリースは'13年と大分かかったバンド。メンバーもオリジナルは(Ds)と(G)の二人だけ。


1stのボーナス・トラックにIRON MAIDENのカヴァーが2曲も入っているところからもなんとな〜くうかがえる通り、やっぱりIRON MAIDEN影響下のちょっぴり展開のある哀愁の正統派メタル。ヴォーカルはブルース・ディッキンソン直系の歌いまわしと、鋭いハイトーン・シャウトを聴かせる実力派で、演奏も活動期間の長さに裏打ちされた安定感があります。とにかく全編哀愁の正統派メタル・サウンドが貫かれており、ソロが無い曲もあるものの、哀愁溢れるツイン・リードやメロディアスなソロは十分魅力的。ミドル・パートとアップ・テンポなパートが半々くらいの内容で、聴いていてかったるい感じも無いです。


「凄い!」と唸らされるほどの強烈さが無いのも事実ですが、IRON MAIDENタイプの哀愁の正統派メタルが好きであれば聴いてみて損の無い作品。思えば活動を開始した'95年というのは世界的に見ても正統派なメタルが沈んでいた時期でもあったので、きっと当初はウマくいかず、NWOTHMブームが起きてついに活動が軌道に乗った…といった感じなのかな〜と想像してしまいました。ともあれ、正統派メタル好きにはオススメ。


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ラベル:正統派
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2017年06月12日

DEJA VU / Ejected

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ドイツの正統派メタル・バンドの’16年3rd。'08年の2nd以来実に8年ぶりの作品。


ブルース・ディッキンソンからの影響を感じさせる歌唱法と声質のヴォーカルに、硬質な刻みリフと哀愁のフレーズを聴かせるギター、タイトなリズム隊による非常に王道な正統派メタル。'80年代直系の正統派メタル・サウンドながら、そこに'90年代的なクリアな音質とへヴィさを加えたようなサウンド。ほとんどの曲がアップ・テンポ/疾走ナンバーであり、アルバム全体の疾走感は高めです。歌メロはメロディアスさや叙情性は控えめの基本的にはラフな感じで、サビ等一部でキャッチーさのあるメロディが飛び出すようなところもまさに正統派といったところ。


IRON MAIDENを思わせるようなアップ・テンポ・ナンバー、シャッフル・ナンバー等を主体に、ACCEPTやJUDAS PRIESTを思わせる疾走ナンバーや、スラッシーな高速2ビートが飛び出してきて驚くTr.8、これまたスラッシーな超高速刻みリフと2ビートがアツい疾走ナンバーTr.11のような曲もあり、正統派メタルを基本にそこに一部スラッシュ・メタル的な要素も加わっているのが特徴。上記の通りヴォーカルは基本はブルース・ディッキンソン系ながら、JUDAS PRIESTみたいな熱く硬質な疾走ナンバーTr.9ではロブ・ハルフォードみたいなシャウトを聴かせるなど器用さも見せつけてくれます。


演奏的には派手さは無いながら、哀愁のソロやフラッシーな速弾きと安定感のあるガッシリした刻みリフを聴かせるギター等実に王道ですので、正統派メタル好きには是非とも聴いてみてほしい作品です。'80年代正統派メタルを基本に、音質面と軽く演奏面も現代的にアップグレードしたようなものが聴きたい方にオススメ。


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ラベル:正統派
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DARKING / Sons of Steel

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イタリアのエピック・メタル・バンドの’10年1st。


'90年代パワー・メタル直系のクリアで厚みのある音質と骨太なリフ、リズムで聴かせる正統派/パワー・メタル・サウンド。ヴォーカルも安定感があり、低〜高音域とかなり声域も広いのが特徴。ただ、サウンドの傾向が勇壮さを押し出してメロディアスさやクサみは控えめにしてあるので、ヴォーカルの声の広さに反して歌メロにはあまり起伏が無くどんよりした雰囲気であるところは好みが分かれるでしょう。かえってクサみが薄めで、勇壮さや神秘的な雰囲気を感じさせるようなサウンドが好きな方にはむしろオススメ。


ミドル・ナンバー、アップ・テンポ・ナンバーがバランス良く収録されていますが、そのほかにも1曲の中でテンポの切り替わりなどの静と動の対比があるドラマティックな展開も特徴的。そしてアルバム全体的に手数多くスピーディなフィル・インを決めまくってくるドラムが非常にウマくて聴きごたえ抜群です。ギターはどんよりした雰囲気のリフや硬質な刻みリフを軸に、ソロでは哀愁のソロを聴かせてくれます。疾走感が強いサウンドではないですが、Tr.5はRUNNING WILDやGRAVE DIGGER辺りを思わせる疾走ナンバーでカッコいいです。


どれかといえばミドル・パート主体にがっしりしたリフで突き進むクサさ控えめの正統派メタルが好きな方にオススメ。


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ラベル:正統派
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2017年06月07日

DARK MIRROR / Portrait of Evil

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USの正統派/パワー・メタル・バンドの’09年2nd。


相変わらず音の取り方はラフでありながら、強靭なハイトーン・シャウトを聴かせるヴォーカル、'90年代的なへヴィさも幾分ある硬質な刻みリフに哀愁のメロディを絡めたギターによる哀愁の正統派/パワー・メタル。ヴォーカルは前作は中音域主体に時折ハイトーン・シャウトを絡めるスタイルでしたが、今作はハイトーン歌唱も聴かせるようになっています。ただTr.3等でちょっとラフすぎてヨレヨレだったり、ハイトーン連発すぎてちょっとやかましく感じてしまったりする場面もあります。


一方で、前作はそれほど印象に残らなかったギターがイイ感じにレベル・アップしているのがポイント。Tr.3のサビのバックのドラマティックなメロディに、Tr.4冒頭の激クサな哀愁のメロディなどは正統派/パワー・メタル好きに突き刺さるでしょう。また、アップ・テンポ/疾走系とミドル/スロー系のバランスが良くなっているのもポイントで、アツいシャウトが炸裂する正に正統派メタル!なアップ・テンポ・ナンバーTr.6のようなキラー・チューンも存在します。


ヴォーカルは上記の通りハイトーン歌唱もするようになったので、歌メロがとにかく地味だった前作とは比較にならないくらいメロディアスになっていますし、ギターもよりメロディアスなソロを聴かせてくれるようになって、格段の成長が感じられる仕上がり。前作はあくまでB級以下正統派メタルも全部制覇してやるぜ!くらいの気合の入ったマニアにしかオススメできないような内容でしたが、今作は幅広く正統派/パワー・メタル好きにオススメできる好内容となっています。


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ラベル:正統派
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DARK MIRROR / Visions of Pain

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USの正統派/パワー・メタル・バンドの’07年1st。


中音域で地味目なメロディを歌ったり、ハイトーン・シャウトを決めたり、中音域のヴォーカルに部分的に一オクターブ上のハイトーン歌唱を被せてくるヴォーカルが印象的な哀愁の正統派/パワー・メタル。ザクザクしていて適度にへヴィさのあるリフはスラッシュ・メタル的ですが、曲はミドル・ナンバーがメインで、疾走ナンバーはTr.2と7の2曲だけ。基本的には分かりやすい構成をしており、展開も特に変わったところの無い普通なサウンドですが、Tr.9だけはミドルで始まり終盤にスラッシーに疾走する展開があります。ラストの7分のTr.10もシャッフル・ナンバーであるという以外は別段変わった展開も無いです。


Tr.11以降はアルバム曲のデモ音源になっており、デモらしく本編より薄っぺらい音質です。クサみの無い歌メロ、しかしメロディアスな哀愁のソロ、ハイトーン・シャウトといった点ではJUDAS PRIESTを思わせたりもしますが、やはりそれらよりもB級臭が強く、そこにスラッシュ・メタル的なリフの硬質さを加えたような正統派メタルです。あくまでB級以下正統派メタルも全部聴かなきゃ気が済まない!というマニアの方向けの作品。


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ラベル:正統派
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2017年04月26日

CRYING STEEL / The Steel Is Back!

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イタリアの正統派メタル・バンドの’07年作にして、20年ぶりの復活の2nd。2016年からはなんとヴォーカルにはあのTony Millsが参加しているそうですが、このアルバムは違う人です。この作品はどうやら'80年代の時と同じメンバーのようです。


完全なる'80年代直送正統派メタル・サウンドが心地よい作品。少し細目の声質ながらも切れのあるハイトーン・ヴォーカル、硬質な刻みリフとフラッシーなソロをガンガン決めるギター、安定感抜群のリズム隊と、さすがに活動歴そのものは長いだけあって実力派のサウンド。また、正統派メタルの中でもIRON MAIDENではなくJUDAS PRIESTタイプのストレートな構成とリズム、キャッチーな歌メロで聴かせるスタイルが特徴。とにかく真っ直ぐで分かりやすい正統派メタルが爽快です。


また、程よくミドル・ナンバーを交えつつもアップ・テンポ・ナンバーと疾走ナンバーが主体で聴いていてかったるさが無く、曲の配置のバランスもいいのがポイント。歌メロは正統派らしくクサすぎない程度の程よい哀愁がかかっており、やっぱりそういった点もJUDAS PRIEST的。Tr.5のように若干哀愁強めでACCEPTを思わせるような曲もあります。ともあれ、IRON MAIDENみたいに曲にひねりのある正統派ではなく、とにかく愚直なまでにストレートなJUDAS PRIEST、ACCEPTタイプの正統派メタルが好きな方にオススメな1枚。綺麗すぎない音質もまた'80年代的でVery Goodです。


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