★メタルCD専門ネット通販ショップ「メタルの小屋」★
20190723メタルの小屋ロゴ png.png
メタルの小屋はコチラ。

2019年03月18日

STEEL PROPHET / Messiah

steelprophetmessiah.jpg
USの捻くれ正統派/パワー・メタル・バンドの’00年4th。

IRON MAIDEN系の正統派メタルを基本としつつ、パワー/スラッシュ的な疾走感を加え、捻くれたちょっとテクニカルな展開を聴かせる、捻くれ正統派/パワー系の代表とも言えるバンドですが、Tr.1からさすがの展開。「お、珍しくストレートに進むじゃん?」とか思っていたら、後半でやっぱりテンポ・チェンジの展開、さらにラストにまさかのブラスト・ビート(笑)。高速疾走系のTr.8でも遺憾無くその捻くれぶりを発揮しています。

今までの作品よりも歌メロがストレートに叙情的になった印象で、ヴォーカルの声質的にも歌い回し的にもブルース・ディッキンソンを思わせる感じなので、よりIRON MAIDENっぽくなった印象も。彼らにしてはストレートな疾走ナンバーTr.2「Messiah」、Tr.5「Dawn of Man」、高速疾走ナンバーTr.7「Goddess Arise」、イントロを除いて疾走するTr.10「Rapture」などはまさにそれを象徴するナンバーと言えるでしょう。

今までの作品が好きだった方には「あれ?なんかストレート過ぎかな?」と思われてしまうかもしれませんが、サウンド・プロダクションも良好だし、ヴォーカルもパワフルでウマいし、演奏のクウォリティも高い充実した1枚。ちょっととっつきづらいところがあるバンド(まぁそれが魅力でもありますが)なのですが、この作品は初めて聴くという方にもオススメしやすい1枚。捻くれた正統派/パワー・メタルを聴かせる彼らの魅力が伝わりつつ、疾走するパワー・メタルも存分に楽しめます。

posted by メタルの小屋 at 21:41| 千葉 ☁| Comment(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月17日

SCREAMING SHADOWS / In The Name Of God

screamingshadowsinthenameofgod.jpg
イタリアの正統派メタル・バンドの'05年2nd。

イタリア産ながらあまりイタリアっぽくなく、IRON MAIDEN風のサウンドを基本にした哀愁の正統派メタル・スタイルが特徴。'11年の4th、Night Keeperでは、驚くほどブルース・ディッキンソン声のヴォーカルが参加していることと、サウンドそのものもメイデン・チックだったことからIRON MAIDEN丸出しな曲もありましたが、この2ndではもうちょっとIRON MAIDEN以外の要素が感じられるのが特徴。

まずヴォーカルがこの当時は違う人です。このヴォーカルは割とジェイムズ・ラブリエ寄りな声質でかなりの実力者。さらにクラシカルなギター・フレーズに、ゆったりとした哀愁のツイン・リードがあるのもポイントで、IRON MAIDENとの差別化を図っています。全体的にギター・ソロがよくできており、特に長めでありつつも構築感に溢れたメロディアスなソロが充実しているTr.3は素晴らしい。

曲の尺が5〜8分程度と若干長めではありますが、歌メロも哀愁に満ちていてよくできている上に、それを歌うヴォーカルの実力も十分。曲の展開もドラマティックに仕上がっていますので聴き応えは十分。起伏に富んだ8分程度のTr.4はいい例です。Tr.7のタッピングなどを駆使したスリリングなソロも聴きどころ。

全体的にクウォリティの高い名作です。

posted by メタルの小屋 at 15:28| 千葉 ☁| Comment(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SAVALLION DAWN / The Charge

savalliondawnthecharge.jpg
ドイツのメロディック・パワー・メタル・バンドの’03年1st。(Ds)は'09年よりMOB ROLESに加入しているNikolas Fritz。(G)はUSじゃなくてドイツのパワー・メタル・バンドのWARRANTに在籍していたThomas Klein。

クサい哀愁のリード・ギターに、太くてダンディな声質のヴォーカルが印象的なメロディック・パワー・メタル。中音域が主体で決して声域は広くないですが、その中で起伏のしっかりついた歌メロにできています。ただ、やはりメロディの盛り上がりに欠けるのは否めず、歌メロが少々弱いです。派手なプレイはしないものの安定感あるゴリゴリした音のベースがなかなか心地よく、他も演奏の安定感は十分。

ラストTr.9は、Tr.6のスペイン語ヴァージョンであるため実質全8曲で、スネア裏打ち疾走ナンバーは少ないものの、アップ・テンポ・ナンバーは多めなので疾走感はほどほど。…であるにも関わらず、曲がそれぞれ5〜6分と微妙に長く、Tr.1、2と疾走曲が続いてその次がTr.7という配置のバランスの悪さもあって、少し中だるみしてしまうのも否めない作品。ギター・ソロこそメロディアスかつ泣きもあって聴きごたえがあるものの、疾走感で押せる曲以外でのメロディの弱さが気になってしまうのが難点。

とはいえ、音質は良く演奏も安定しているので、ギターがメロディアスなメロパワが好きな方にオススメ。

posted by メタルの小屋 at 15:26| 千葉 ☁| Comment(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月09日

STORMRIDER / Shipwrecked

stormridershipwrecked.jpg
ドイツの正統派メタル・バンドの’05年1st。


正統派然とした硬質な刻みリフと、IRON MAIDEN影響下の哀愁のメロディアスなハモりリフを使い分けるギターがカッコいい正統派メタル。流麗でなかなか派手な速弾きを聴かせるソロも大きな聴きどころ。中音域の朗々とした雰囲気のあるヴォーカルはちょっとクセがあって好みが分かれそう。疾走/アップ・テンポ・ナンバーと、ミドル/スロー・ナンバーをバランス良く収録。哀愁のハモり・リフが炸裂しまくるアップ・テンポ・ナンバーTr.7のインパクトは強烈。歌メロのメロさはほどほどに、ギターがクサいメロディを連発してくれる正統派メタル、ギターの動きが多くて聴き応えのある正統派メタルが好きな方にオススメ。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
ラベル:クサメタル
posted by メタルの小屋 at 10:55| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

SKANNERS / Flagellum Dei

skannersflagellumdei.jpg
イタリアのメロディック・パワー・メタル・バンドの’01年4th。


ミドル・ナンバーは正統派メタルと言ってもいいような硬質なリフとキャッチーで軽く哀愁のかかった曲ですが、疾走ナンバーは哀愁強めで結構クサさがあるのがポイント。ミドル・ナンバーはACCEPT辺りを、疾走ナンバーはCRYONIC TEMPLE辺りを思わせます(といってもCRYONIC TEMPLEの方が後ですが)。Tr.7はGAMMA RAY、JUDAS PRIEST辺りが近め。ヴォーカルは芯がしっかりとしており、無理にハイトーンを出さないタイプで安定感も十分。歌心を感じさせる速弾きギター・ソロも聴きどころ。


全9曲中5曲が疾走曲という疾走感の高さもGoodですが、キャッチーなミドル・ナンバーにエモーショナルなバラードもバランスよく収録されているのがいいところ。疾走ナンバーはなかなかアツいので、正統派メタル寄りのメロパワが好きな方に特にオススメな1枚。METALIUM、CRYONIC TEMPLE辺りが好きな方にオススメです。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 18:57| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月29日

SAMHAIN / Revival

SAMHAIN  Revival.jpg
ロシアのゴシック・メロパワ・バンドによる'02年2nd。


サウンド・プロダクションはちょっと薄いながら、オペラチックな歌唱を聴かせる男女ツイン・ヴォーカルと、キーボード・オーケストレーションにより、クラシカルで中世的かつゴシカルな雰囲気を醸し出してきます。メロディアスな速弾きギター&キーボード・ソロもありで、聴きやすい内容。フォーキッシュなメロディ使いがあるところはさすがロシア産だなと思わせてくれます。


フォーキッシュなメロディのバックで哀愁のギターが舞うTr.5などはなかなかの美しさ。メロパワ度の高い疾走ナンバーTr.6は、ネオクラシカルなメロパワが好きな方にオススメ。Tr.9は9:44ありますが(タイトルは「O Sole Mio」で、たぶんなんか有名な曲のカヴァー)、4分程度で終わり、1分くらいジャムみたいのが入って、そのあとシークレット・トラック的に疾走メロパワが始まります。


ゴシックとメロパワ、フォークとクラシカルなどの要素が一体となった作品。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 08:53| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月23日

SKIN TRADE / Skin Trade

skintradeskintrade.jpg
UKのグルーヴ/ファンク・メタルによる’93年作


あまりUK産という感じはせず、むしろサウンドはUSそのもの。ヘヴィでありつつ、動きも多めのグルーヴィな低音リフがカッコよく、ヒップホップ的なヴォーカルも織り交ぜたスタイルのヴォーカルが特徴的。また、USメタルの王道的な路線のものもあれば、Tr.1のようにラウド・ロック的なものもあり、Tr.3のようにヘヴィさはそのままによりグルーヴィなEXTREMEを思わせるようなファンク・メタル的な曲もあります。ドリーミーな雰囲気のTr.5もいい感じ。


ヒップホップ的なヴォーカルがあるパートは好みが分かれるところですが、ハスキーでパワフルな歌唱はGood。ギター・リフは文句なしにカッコいいので、グルーヴィなリフ重視の作品が好きな方にオススメ。リフ重視ではありますが、ワウをきかせたギター・ソロもカッコいいです。そんな彼らの魅力が凝縮されたようなTr.6「Do it」は秀逸。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 11:14| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SILVER MOUNTAIN / Universe

silvermountainuniverse.jpg
スウェーデンのメロディック・メタル・バンドの'84年2nd。


いわゆる様式美ハード・ロック/メタルと言われるサウンドですが、RAINBOWの影響が感じられる哀愁のメロディと、クラシカルでメロディアスなギター・ソロが最大の魅力。歌もギターもそこまでウマいというわけではないながら、キャッチーかつメロディアスなフレーズの数々には確かな魅力があります。特にTr.2「Universe」は一回聴いたら覚えられるくらい非常にキャッチーなリフと、サビメロが素晴らしい名曲。ヴォーカルは割とオジー・オズボーンに近いモコモコした感触のある声で、哀愁のメロディと相まって、UKハード・ロック色をさらに強めてきます。


疾走/アップ・テンポ系と、ミドル/スローの配置のバランスも良いのもまた魅力です。ただ、前作とは違ってイェンス・ヨハンソンの強烈なキーボード・ソロが無いので、SILVER MOUNTAINにはイェンスがいたらしいということでイェンス目当てで聴いてみようと思っている方には、このタイトルはオススメできません。とにかくメロディアスな1枚ですので、哀愁のハード・ロックが好きな方に非常にオススメ。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 11:11| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月10日

SECRET SPHERE / A Time Never Come 2015 Edition

secretsphereatimenevercome2015edition.jpg
イタリアのメロディック・パワー・メタル・バンドが、'01年に発表した2ndアルバムを、現在の編成で再録した'15年リリース作品。最大の注目ポイントはヴォーカルがシーン屈指の実力派クリア・ハイトーンの持ち主、ミケーレ・ルッピであるところ。


荘厳さを増したイントロダクションTr.1から続く疾走メインのナンバーTr.2で早速その絶品のハイトーン歌唱が炸裂します。高音の伸びはもちろん、エモーショナルさもあるルッピの歌唱はやはりシーン屈指のものだなと改めて思わせてくれます。また、楽曲とルッピの声質が合うのかどうかという点でも、全く問題なく馴染んでおり、らに魅力的なものへと昇華させています。


サウンド・プロダクションの厚みとクリアさ、切れ味が大幅に増しているのも特筆すべき点で、シンフォニック・メタル寄りなアプローチを強めていったバンドの経験値もキーボードの壮大さを増したオーケストレーションにウマく活かせているのがまず一つ。その上で、ギター・リフの鋭さも増しており、メタル・バンドとしての魅力もまた十分。Tr.3のリフ・ワークでそれが良く分かります。抜けの良いドラムの音もGood。


なお、この作品はオリジナルの時点でも、疾走感が十分でありつつも、テクニカルな展開やリズム、ソロも多い傑作と言えるものでした。楽曲そのものに大きなアレンジが加えられているわけではなく、単に現行のメンバーで再録したものという点で、評価が分かれそうですが、個人的には変に手を加えていない分、ストレートに今の録音技術とルッピの歌唱の素晴らしさが反映されていると思いますので、単に「ミケーレ・ルッピ・ヴォーカル・ヴァージョンのA Time Never Come」として楽しむには絶好の作品ではないかと思います。


まぁ、こういうのはよく「え〜、そこなんでアレンジ変えちゃうかな?そのままで良かったのに」みたいなのあると思いますが、そういう心配はまず無い再録盤と思っていただいて大丈夫です。後は完全にヴォーカルの好みと、オリジナル盤への思い入れの差がリスナーの印象を分けるといったところでしょう。再録盤の中では間違いなく良質なモノと言える1枚。


ミケーレ・ルッピが好きな方、SECRET SPHEREが好きな方にはもちろん、どっちも知らんという方であっても、展開のある疾走メロパワが好きな方であれば必聴レベルの作品。初SECRET SPHEREも全く問題ないです。ぜひ聴いてみてください。なお、ボーナス・トラック13、14はライヴ音源。ルッピのライヴとは思えぬ完璧な歌唱が楽しめます。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 18:23| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月28日

SHADOWS OF STEEL / Second Floor

shadowsofsteelsecondfloor.jpg
イタリアのメロディック・パワー・メタル・バンドの’02年2nd。


ドラマーはLABYRINTHの初期に在籍していたフランク・アンディヴァー。イントロダクションTr.1から続くTr.2でお約束のクサ疾走ナンバー。力んだような歌唱をするワイルド・スティールの歌唱はかなり好みが分かれるでしょう。サウンド・プロダクションが若干軽く、LABYRINTHの1st、2nd辺りを思わせるような感じです。クラシカル・フレーバー強めのギター&キーボードのテクニカルな速弾きソロもこのテのサウンドの王道と言えるアツいものですので、'00年前後のメロパワ黄金期サウンドが好きな方には間違いなくツボなハズ。


疾走感は非常に強い作品で、Tr.2〜4が見事に疾走。Tr.5も間奏で高速疾走。テンポの速いアップ・テンポ・ナンバーTr.6ではやっぱり出た!SKYLARKばりの間奏での爆走!!Tr.7のバラードで落ち着いたと思ったら、Tr.8は明るめのメロディで爽やかに高速疾走w Tr.9も緩やかに疾走。ラストTr.11で緩やかに疾走と、まぁワイルド・スティールさんは随分疾走したいみたいです。曲によっては疾走→3連→疾走→静のパートといった具合にLABYRINTHを思わせるような展開を見せる疾走ナンバーもあります。


と、いうわけで、サウンド・プロダクションが若干薄っぺらいのと、ヴォーカルにちとクセがあるハイトーンであることが注意点ですが、哀愁系の疾走メロパワ好きにはたまらん1枚なのです。イタリア産らしい叙情メロディはやっぱりいいねぇと思わせてくれます。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 22:26| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月26日

SANTELMO / El Alma Del Verdvgo

santelmoelalmadelverdvgo.jpg
スペインのメロディック・パワー・メタル・バンドの’12年2nd。


ヴォーカルが代わっており、あまり大きな違いは無いですが、ウマかった前任者よりも若干軽めの声質になっています。歌メロの哀愁具合や、ギター・ソロのメロディの良さは相変わらず。また、メロディアスなだけでなく、前作よりもキーボードとギターのソロでスリリングに聴かせる場面が増している印象です。テンポ速めのTr.7辺りがハイライト。今回もサウンド・プロダクションは良好です。


前作よりも疾走感が落ちており、まずスネア裏打ち疾走はラストのTr.13だけで、しかもこれは妙に高速w 前半はアップ・テンポ・ナンバーとミドルの配置のバランスが良いのですが、Tr.8〜11までが落ち着いたナンバーで固まっており、前作同様またメロパワ・ファンにとってはちょっとダレそうなポイントとなっています。とはいえ、歌メロの良さなどは相変わらずなので、こちらも1st同様スペイン語メタルが好きな方には是非とも聴いてみてほしい作品。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 16:41| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SANTELMO / Santelmo

santelmosantelmo.jpg
スペインのメロディック・パワー・メタル・バンドの’09年1st。


スネア裏打ちの疾走曲はTr.11、Tr.13の2曲しか無いものの、アップ・テンポ・ナンバーも多めで疾走感はそこそこ。それよりも哀愁のメロディの良さとヴォーカルのウマさが際立っている作品で、サウンド・プロダクションも厚みがありつつクリアで非常に良好でB級臭は無し。バラードTr.8と、続くミドル・テンポのTr.9は特にメロディの良さが分かる曲です。ヴォーカルの声質もハスキーである以外はこれといってクセが無くて聴きやすく、力強くもエモーショナルで素晴らしいです。


強いて言うなら曲の配置のバランスが悪いのが難点で、Tr.2〜5までにアップ・テンポ・ナンバーが固まっていて、その後Tr.6〜10までがミドルとバラード、ラストに疾走といった感じです。ミドル・ナンバーもバラードもメロディが良いし、曲としてはいいだけに、もうちょっとバランス良く配置した方が聴きやすかったかなぁと思う1枚。ともあれ、ギター・ソロも含めメロディ重視な作品が好きな方にはとてもオススメ。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 16:39| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SACRIFER / Valhalla Is for Me

sacrifervalhallaisforme.jpg
ポーランドのメロディック・パワー・メタル・バンドの’12年 1st。


中音域のヴォーカルとちょっと地味な歌メロは好みが分かれそうですが、高速疾走のTr.1から安定感抜群の見事な演奏を聴かせる演奏隊の実力はかなりのもの。歌メロの地味さに反してバックのギターのメロディはなかなかクサいし、メロパワ好きにオススメしたい作品。高速疾走曲でもブレないクラシカル・スタイルの流麗なギター・ソロは特筆モノです。


曲数は7曲と少な目であるものの、疾走感のある曲が多く、Tr.2は5:47、Tr.4は7:19、Tr.7は10:43とそこそこの長さがトータルであるため、ボリューム不足感はあまり感じさせない良作。Tr.7は起伏のある展開が魅力的で、派手に舞うメロディアスなギター・ソロがハイライトです。


上記の通り、ヴォーカルと歌メロの地味さがネックですが、かえってギターのメロディが際立つ仕上がりと言うこともできます。次作も楽しみになるなかなかクウォリティの高い作品。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 16:36| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月16日

SHADOWS MIGNON / Midnight Sky Masquerade

shadowsmignonmidnightskymasquerade.jpg
ドイツのメロディック・パワー・メタル・バンドの’09年2nd。


なんとこのバンドにもあの奇才、ヘニング・ポーリーが参加しています。ヘニングは(G、B、Ds)と多彩に大活躍。いずれの楽器もハイ・レベルな演奏をこなしてしまうヘニングにまず驚き。そして、BLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュのようなゴツくてキリっとしたヴォーカルがキャッチーなメロディを歌い、味付け程度にキーボードが入ってきます。ハンズィほどガナることが無いので聴きやすいです。後にメンバーは増え、ヘニングはギターだけになるようですが、この作品はヘニングのパワー・メタル寄りテクニカル・メタル・プロジェクトという色合いが強いです。


ヘニング・ポーリーが参加している作品にしては、正統派メタル的なリフに、メロパワ的な歌メロの熱さが漂っている作品であるのが非常に珍しく、何でもやるなぁこの人といった印象w ただ、動きの細かいリフや速弾き系のリフ、速弾きベース、パワー・メタルではなかなか聴けないコードがあったりするなど一筋縄ではいかないパワー・メタルに仕上がっている辺りはさすがで、そうは思わせないキャッチーな歌メロと、割とストレートなリズムもさすがと言えます。爽やかなバラード・ナンバーもいい仕上がり。


ヘニング・ポーリーってそんなこともしてたんだ〜ということで、ヘニング・ポーリーのファンは是非とも聴いてみてください。彼の多才さが窺える興味深い1枚。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
ラベル:クサメタル
posted by メタルの小屋 at 06:52| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月30日

SIGMA / Sigma

sigmasigma.jpg
イタリアのメロディック・パワー・メタル・バンドの’00年1st。


ヴォーカルの声質はSKYLARKで知られるファビオ・ドッゾに近い感じですが、出力があちらより上で、無理なハイトーンは出さないため、ファビオよりはずっと安心して聴けます。若干問題が感じらるのが、ちょっとリズム感が足りない部分があり、部分的に走り気味になってしまっているところがあります。サウンド的にはクラシカルな要素を散りばめ、キーボード・オーケストレーションでシンフォニックさを醸し出すイタリア産らしい内容。キーボードの使い方はSKYLARKのエディみたいな感じで、ROYAL HUNTみたいなゴージャスさは無いですw 


ギターは基本的にはネオクラシカル路線ですが、なかなか構築感のあるソロを弾いてくれます。ただ、ソロそのもののボリュームが足りないかなというところがあり、できればもう少し長めに弾いてほしかったなぁと思う部分もあります。サウンド・プロダクションが若干薄い感じがするものの、ドラムがなかなか実力派で、細かい刻みや手数の豊富さはなかなかのもの。


そして何よりも疾走感が強い作風なのが魅力。Tr.1から早速疾走ナンバーで、12曲中7曲が疾走メインの曲というのが嬉しいところ!さらにTr.3、Tr.5など疾走メインでない曲にも疾走パートがあり、アルバム全体の疾走感は非常に高いです。ラストTr.12は、Michael Sembelloの「Maniac」のカヴァー。見事な哀愁のメタル・アレンジです。


歌メロは'00年以降のSKYLARKを思わせるところがあり、哀愁メインながらも明るいメロディも部分的に飛び出す内容。Tr.10、11辺りがハイライトです。ほとんどの曲が4分程度と聴きやすい長さでまとまっているのも魅力。「SKYLARKはちょっと曲が長い」なんて言う方にオススメ。なかなか良質なメロパワです。


メタルの輸入CDを取り扱うメタルの宮殿を運営しております。
メタルの宮殿はこちらです。
posted by メタルの小屋 at 15:28| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする