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2016年05月09日

TRUST / Man's Trap

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フランスのハード・ロック・バンドの’84年7th。なんと初期IRON MAIDENで知られる(Ds)Clive Burrが参加している作品。


AC/DCを思わせるような陽気なR&R的なTr.1のような曲もあれば、UK正統派メタル的な哀愁のアップ・テンポ・ナンバーTr.2のような曲もありで、かつての作品と比較するとすっかりへヴィ・メタルと言っていい音になったなぁという印象。硬質になった刻みリフに、哀愁のギター・ソロも正統派メタル!といった感じで実にカッコいいです。以前の作品にもあったTHIN LIZZY彷彿の陽気でキャッチーなアップ・テンポ・ナンバーTr.4、7のような曲も健在。健在どころかよりTHIN LIZZY色が増していますw


アルバム表題曲Tr.8「Man's Trap」等のアップ・テンポ・ナンバーではClive Burrのアグレッシヴなドラミングも堪能できます。THIN LIZZYのような陽気なハード・ロックと、IRON MAIDENなどのような哀愁のハード・ロック両方が楽しめる正統派メタル作品が聴きたい方にオススメ。アップ・テンポな曲が多めでサクッと聴けるのも魅力です。


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TRUST / Repression

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フランスのハード・ロック・バンドの’80年2nd。


英語版も出ているようですが、こちらは母国語ヴァージョン。それだけでもかなり新鮮です。Tr.1から早口 & 巻き舌のせわしないヴォーカルがかなりのインパクト。切れ味ある刻みリフと、クリーン・アルペジオを一瞬で切り替えるギターがなかなかのカッコよさ。昔ながらのハード・ロックなノリの良さを感じさせるギター・ソロもGood。明るいメロディを軸にしつつ歌メロはラフに歌うスタイルはどれかといえば、THIN LIZZYが近い印象。


上記の通り明るくノリの良い曲がメインですが、ブルージーなスロー・ナンバーTr.7、哀愁のミドル・ナンバーTr.8のような曲も収録。まだまだ'70年代的な空気が強い作品なので、ストレートなノリの'70年代的なハード・ロックが好きな方にオススメ。


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TORIAN / Dreams Under Ice

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ドイツの正統派/パワー・メタル・バンドの’05年1st。


強烈な哀愁を発散するツイン・リード、3連刻みリフなどIRON MAIDENからの影響を感じさせる正統派メタルを下地に、歌メロをもうちょっとクサめに、リズムを早めにしてメロパワ寄りにした内容。ヴォーカルの声質と歌い回しはRAGEのピーヴィが近い印象です。ドラムやベース周りの音がちょっと薄っぺらくて迫力不足なところがあるのが難点ですが、演奏そのものは安定感十分で問題は無いです。アップ・テンポな展開を軸に、スネア裏打ち疾走も交えた疾走感ある曲も魅力的。


また、疾走感のあるパートが主体でありつつ起伏のある展開をしており、曲の尺は最低でも5分と少々長め。8分、9分の長尺曲もあります。ミドル・パートのよりメロディアスな歌メロも魅力的。哀愁の正統派メタル、正統派寄りのメロパワなどが好きな方にオススメ。


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TARAXACUM / Spirit Of Freedom

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ドイツのメロディック・メタル・バンドの’01年1st。


(Vo)はSTEEL PROPHETのRick Mythiasin。(G,B)でEDGUYのTobias Exxelが参加。(G,Key)でEDEN'S CURSE、ROUGH SILK、AXEL RUDI PELLなどのキーボード担当Ferdy Doernbergが参加。(Ds)はFranky Wolfがメインで、2曲ほどEDGUYのFelix Bohnkeが参加と、皆キャリアのあるメンバーにより組まれたバンドなので、安定感のある演奏と歌唱、さらに良好なサウンド・プロダクションで安心して聴いていられるメロディック・メタル。


Rickの影響か少しクセのある歌メロのものと、ストレートに哀愁、叙情といった感じの曲が収録されています。要所で聴かせるキレのあるハイトーン・シャウトはさすがですし、捻くれタイプのSTEEL PROPHETではなかなか聴けないストレートな叙情歌唱が聴けるのがポイント。ギター・ソロはメロディアスに分かりやすく仕上がっており、ギター・リフも部分的にメロディアスなフレーズを決めてきます。Tr.4、7などで聴ける高速キーボード・ソロもなかなかのカッコ良さ。


クセの少ない叙情的なバラード・ナンバーTr.3は歌メロとエモーショナルなヴォーカル、キーボード・ソロがGood。爽やかでメロハー的なTr.7も分かりやすいです。少し凝った構成をしているTr.5、6はなかなか聴き応えがあります。疾走感のあるものを求めると少々違いますし、メロディアスで叙情的なものを求めても少し物足りなさが残るかと思いますが、演奏と歌唱そのものは充実した1枚。


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2015年07月25日

TRACII GUNS / Killing Machine

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L.A.GUNSで知られるギタリスト、トレイシー・ガンズのヘヴィ・プロジェクトの'94年作。


L.A.GUNSのようなL.A.METAL的サウンドを想像していると驚かされるゴツくてヘヴィなリフの正統派メタル・サウンドに度肝を抜かれます。ガッシリしたリフのカッコ良さはもちろん、単音のフレーズやオクターヴ奏法でのフレーズ、クリーン・アルペジオなども効果的に盛り込んだバッキングにはセンスも感じられます。フラッシーでありつつ歌心のあるソロも素晴らしい。


歌メロは地味ですが、それもまた良しと思わせる演奏と曲展開の良さが光る1枚。ヴォーカルの声質はグラハム・ボネットを思わせる感じで、グラハムがあまりメロディを歌わないという感じw プログレッシヴとも言える展開を持つ叙情的なメロディのTr.5「Dreams of Nothing」は名曲。ハードコア的疾走ナンバーのTr.6もカッコ良く、音楽性は幅広いながらもどれも、ヘヴィなリフを軸にしたサウンドという点では芯も一本しっかり通っており、どれも高品質なところが魅力。


ただ、歌メロが地味なのは間違いなので、メロディアスな作品が好きな方にはしっくりこないでしょう。コレは個人的には聴く前の予想をいい意味で大きく裏切られた名作。


ラベル:オススメタル
posted by メタルエリンギ at 09:24| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月28日

TIERRA SANTA / Mi Nombre Sera Leyenda

tierrasantaminombreseraleyenda.jpg
スペインのメロディック・パワー・メタル・バンドの’13年9th。


Tr.1から実にTIERRA SANTAらしい哀愁のアップ・テンポ・ナンバーが炸裂!ドラマティックなサビメロに、クサいツイン・リードで最初から中々破壊力の高い曲が聴けます。アップ・テンポ・ナンバー、ミドル、バラードとバランス良く配置されているのが好印象。Tr.7はスペイン産メロハーみたいな明るく爽やかで少し切ないメロディを持った曲で、TIERRA SANTAとしては異色な曲。哀愁のスペイン語メタルが好きな方には今回も安定の仕上がりと言えるでしょう。メロパワ的疾走ナンバーが無いのが難点と言えば難点でしょうか。


posted by メタルエリンギ at 22:29| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

VALIANCE / Wayfaring

VALIANCEWayfaring.jpg
イタリアのメロパワ・バンドの2nd。


メロパワ・ファンの間では1stのズッコケぶりが有名なバンド。ところがこの2ndではどうした!?随分とまともに成長しているではないか!演奏は特に問題となるようなところは無いし、ギター・ソロのクサさ、テクニカルさ、キーボードのキラキラぶりもみごとなもの。


ただ、ヴォーカル・パートや曲構成が変にひねってあって印象に残りづらかったり、さらにはヴォーカルがあんまり…うまく…無い(笑)。ヴォーカルはクリス・ボルデンダールとカイ・ハンセンを掛け合わせたような声質と歌唱で、まぁこの二人の組み合わせということは…ウマくは無いんだろうなwということは想像が付くかと思いますw 


曲がひねってあるのはイタリア勢にはよくあることですが、このバンドは捻りに失敗している印象w CONCEPTや、STRAMONIOのような聴きごたえのあるいい捻りっぷりではなく、単に分りづらくしている印象なのがマイナス。


スネア裏打ち疾走に、2バス連打曲、単にテンポが速い曲と、疾走感はかなりあります。が、あまりストレートな疾走感が得られないという部分も歯がゆいところです。よく成長したもんだが、それでもあと一歩といった印象の作品です。


ういじゃ〜!
posted by メタルエリンギ at 21:02| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月23日

TRISTANA / Back to The Future

TRISTANA  Back to The Future.jpg
スロヴァキアのメロディック・パワー・メタル・バンドの'03年1st。


もうスロヴァキア出身というだけで興味が沸く方も多いかと思いますがw、その内容はHELLOWEEN直系の、ジャーマン的爽やかさを感じさせるツイン・リード・ギターが特徴の直球疾走メロパワ。


リズム感がちょいと怪しく、走り気味になるところがありますが、なぜか全員揃って走りだすのでズレズレ感が無いというミラクルが発生していますw もしかしたら意識してテンポ・チェンジしているのかもしれません(Tr.4などにそういう場面もあるにはあり)w 


ヴォーカルは可もなく不可も無しな感じですが、歌メロがどうにも煮え切らないものが多いのが弱点。ギターのメロディーはキャッチーかつクサいのでちょっと勿体無いところです。


Tr.8以外は疾走 or 疾走パートありという見事な疾走感の高さもポイント!演奏は粗さが目立ちますが、それでもKEEPER時代のHELLOWEEN直系の、明るいメロディーの疾走曲が好きな方にはたまらない作品と言えるでしょう。サウンド・プロダクションも割とまともです。


B級疾走クサメタル好きは試しにどうぞ。



ういじゃ〜!
posted by メタルエリンギ at 18:36| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TOTAL ECLIPSE / Ahses of Eden

TOTAL ECLIPSE  Ashes of Eden.jpg
USパワー・メタル'02年1st。


ジャケットの「B級クサメタルっぽいよね?」という印象とはちょっと違ったサウンド。


正統派メタル的なガッツリと分厚いリフに、多彩なスケールを用いたフレーズに、スウィープ連発もこなすギタリストのテクニックはなかなか。インスト・ナンバーTr.4ではメロディアスな泣きのギターも聴かせてくれ、ギター好きであれば楽しめる作品。


ギター以外にも、コレまた芯が太くしっかり安定した音を聴かせるドラムも中々。ヴォーカルは中音域主体に無理なく歌っていますが、無難な仕上がりで物足りなさがあるのは否めません。


ミドル・テンポ主体でありながらもTr.5のように展開のある曲や、Tr.7のように捻くれたリズムを使った曲もあり、地味に聴きどころの多い1枚。B級であることに違いはありませんが、なかなかのクウォリティです。Tr.9と10がどういうわけか音量が微妙に他より小さいのですが…なぜだろう…?





ういじゃ〜!


posted by メタルエリンギ at 18:25| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月13日

VHALDEMAR / Fight to The End

VHALDEMAR  Fight to The End.jpg
スペインのメロディック・パワー・メタル・バンドによる'02年1st!


スペイン産ながらも、スペイン臭はほぼ感じられない、GRAVE DIGGER、ACCEPT、GAMMA RAYなどを思わせるようなジャーマン・メタル路線。歌詞は英語。ダーティな声質の低〜中音域での歌唱と、甲高いハイトーン・シャウトを聴かせるヴォーカルは、クリス・ボルデンダールとカイ・ハンセンをかけあわせたような感じで、確実に好みが分かれるタイプ。


歌メロはGRAVE DIGGERよろしく比較的地味な方でありながらも、ギター演奏がネオ・クラシカルな要素を多分に含んでいる分、案外メロディアスさは強めです。また、4人編成で、ギターが2人いるのが特徴で、片方のギタリストはキーボードも兼任。もう片方はヴォーカルも兼任というスタイルです。


特筆すべきはその疾走感の強さで、11曲収録中、Tr.2がアップ・テンポ、Tr.5はスロー・ナンバー、Tr.6は短い語り、Tr.8はクラシカルなインストで、他7曲は全て疾走曲です。なので、疾走感の強さという意味ではSTORMWORRIORを思い出す部分も。


特に印象に残るのは、歌メロと一緒にギターもメロディーを奏でるTr.3。掛け合いギター・ソロもアツいカッコいい疾走ナンバーです。テクニック面では、豪快なフル・ピッキングこそカッコいいものの、Tr.4やTr.8のインストで聴けるようにスウィープ・ピッキングが引っかかるような感じになってしまっていて、あまりスウィープ感が無く、つぶつぶしすぎてしまっているのが気になるところではあります。


ということで、メロパワというよりはむしろパワー・メタルといった方が妥当な感じもしますが、ギターはメロディアスなタイトル。ジャーマン・パワー・メタル+ネオ・クラシカル・ギターというキーワードにピンと来る方や、そんなにクサクサでなくても疾走曲が多ければとりあえずいいやという方にはオススメです。


それにしても、私はジャケットから普通にクサクサなメロパワを想像していましたので、この漢クサくゴツいサウンドはちょっと意外でしたw





ういじゃ〜!

こちらのタイトルの中古品をMETAL ERINGIの宮殿にて出品しております。
posted by メタルエリンギ at 12:57| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

TIMESTORM / Shades Of Unconsciousness

TIMESTORM Shades Of Unconsciousness.jpg
イタリアのメロディック・パワー・メタル・バンドの'00年1st!


イタリアらしい捻りのある展開が特徴で、言ってみればCONCEPTなどを思わせるような、プログレッシヴ・メタル要素も強めのバンド。ただ、CONCEPT同様疾走パートも多めで、歌メロやソロ・パートもクサさがあるので、プログレ・メタル好きよりはやっぱりメロパワ好きにオススメしたいバンドです。


SKYLARKみたいに哀愁全開ではなく、ライトな質感のメロディーも魅力的。POWERQUESTのアレッシオ・ガラヴェロを荒くしたようなハイトーン・ヴォーカルは好みが分かれるところだと思いますが、決して力強くは無いものの、割とヘナヘナではないところはポイント高いです。


曲の展開の仕方ですが、疾走メインで歌メロもライトでクサいTr.1から間奏にてテンポ・チェンジがあったり、Tr.2では変拍子も登場。サビでクサ疾走に展開したり、休符を効果的に挟んだテクニカルな間奏も盛り込まれます。


Tr.3も、ミドル・パート主体ながらもオルガン・ソロ時に疾走という熱い展開がありますし、イントロからドラマティックなツイン・リードと高速キーボード・ソロが聴けるTr.5では、イントロのあとはFATES WARNING的な叙情的な展開に突入し、2分経った辺りから疾走パートも部分的に登場する展開へと切り替わります。ドラムの細かな刻みも心地よく、ヴォーカルの幅広いレンジを活かしたドラマティックで起伏のある歌メロづくりも見事。後半には変拍子パートもあり、テクニカルに聴かせてくれるアルバムのハイライトです。


IRON MAIDENにキーボードが入ったようなノリのアップ・テンポ・ナンバーTr.6も、起伏に富んだ曲で、変拍子パートあり、泣きのギターの静のパートあり、さらに疾走開始しだしてクサいギター&キーボード・ソロも聴ける、Tr.5に劣らずインパクトの有る曲です。Tr.8もアップ・テンポのパートをメインにサビでスローになるなど、やはり全体的に展開が多めなのが特徴。尺も5分後半〜7分台と長めです。


で、前述のとおり、ソロ・パートのフレーズはかなりクサいし、メロパワに合うタイプのヴォーカルの存在もあり、疾走パートも大体の曲にあるため、展開が多めながらも聴きづらさがそんなに無いのが特徴。特に疾走メインのTr.1、2はメロディーのクサさでいえばメロパワ好き必聴レベル。


リズム隊も含めてテクニックもなかなかのもので実に聴き応えがあります。とはいえ、ストレートに疾走してほしい人にとっては少々歯がゆいサウンドでしょう。捻りのあるメロパワが好きな方にオススメ。


CONCEPTほどメロパワメロパワしておらず、STRAMONIOよりはプログレプログレしていないというようなその中間的なサウンドといった印象です。個人的には非常に好きなサウンド。


Tr.1「Lost in the Net」



Tr.2「Shades of Unconsciousness」



ういじゃ〜!


METAL ERINGIの宮殿に出品しております。
posted by メタルエリンギ at 10:45| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月28日

TYRANT EYES / Book of Souls

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ドイツのメロディック・パワー・メタル・バンドの'00年1st。


サウンド的には昔ながらのジャーマン・メタルにキーボードが軽く入ったような感じですが、疾走チューン、もしくは疾走パートを含む曲が大半で、疾走感に溢れた1枚!さらに、ミドル/スロー・パートでも程よく変拍子を取り入れたテクニカルな展開も聴けたりする実力派!


哀愁のメロディーを軸に、歌メロの方もよくできており、聴きどころはかなり多いです。それを歌うヴォーカルも、BLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュのような熱さと、LOUDNESS他のマイク・ヴェセーラのようなワイルドさを兼ね備えたヴォーカルがなかなか魅力的。ミドル・レンジをメインに、時折ハイトーン・シャウトもこなすヴォーカル・スタイルです。


そしてどれくらい疾走感があるかを具体的に言うと、Tr.1はイントロダクションとして、まずTr.2、4、5、9が純粋な疾走ナンバー。さらに終盤に高速疾走があるTr.3、途中でアップ・テンポに展開するTr.6、8と、このようにほとんどが疾走感あるパートを含む曲でダレることがありません。


また、スピード・ナンバーだけでなく、笛が印象的なバラードであるTr.7に、ピアノの悲しげな音色と、ストリングス系の音色のキーボードが美しいバラードTr.10など、バラード・ナンバーも充実。ヴォーカルが実力派で、さらに歌メロもしっかりしているのが大きいです。


さらに、ドラムがウマいのもポイント!Tr.2などで聴ける、高速疾走中でも単発ではなくドドっと踏み込まれるバス・ドラムに、ほとんどの曲で聴ける細かい金物系の刻みが実に聴き応え抜群です。実力派のリズム隊がいるので、変拍子などの展開もきちんとこなせているという感じ。


一方で、クサいもしくは勇壮なリード・ギターなどがあるものの、速弾きなどのテクニック面ではギターにちょっと物足りなさを感じます。ただ、ギターが物足りないにしても、歌メロのクサさ、ドラムのウマさ、展開の見事さで十分な聴き応えを誇った作品。


曲ごとにみると、Aメロからいきなりクサい歌メロが炸裂する疾走ナンバーTr.4は、Bメロも、ギター、キーボードのフレーズもクサくて見事!ただ、サビが正統派メタルっぽくてクサさに欠けるのが勿体無いところです。それでも十分なクウォリティ。


さらに、イントロはスローであるものの、すぐに疾走開始し、ドラムの金物の刻みが細かくてカッコよく、サビのクサさも素晴らしいTr.5はクサメタラー必聴クラス!ジャーマン・メロパワらしいライトなメロディーが印象的なTr.9もクサメタラーであれば楽しめる疾走ナンバーといえるでしょう。


そんなこんなで、疾走感強め、バラードも高品質、演奏もかなり聴き応えありと結構なクウォリティのメロパワ!90年代メロパワというよりも、'80年代のジャーマン・メタルがそのまま疾走感を増してクサくなったような感じなのが面白いところです。個人的にはコレまたかなりツボだった1枚。





ういじゃ〜!


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posted by メタルエリンギ at 14:03| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

TWILIGHT / Legend

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スペインのメロディック・パワー・メタル・バンドの'98年1st!


まず、「くっ…、あの楽器さえ、あの楽器さえあれば…!!」という声でも聴こえてきそうなジャケからしてB級クサさ全開ですが、サウンドもまさにB級そのもの。


パワーの足りないRUSHのゲディ・リーみたいな声質のヴォーカルと、安定感に欠けるリズム面、物足りないサウンド・プロダクションがそのB級クサさを醸し出している部分です。


ところが曲の方がなかなかよくできているのです。


ジャケから感じられるのは、疾走メロパワかな?といったところですが、その実際の中身は、起伏に富んだ展開を得意とする、1stの頃のCUSTARDなんかを思い出すような捻くれたメロパワ・サウンド。


しかも、ヴォーカルもウマくは無いながらも、可愛らしく優しい声質がちょっとした魅力を放っており、その声域に合わせた歌メロ作りもできている辺りがGood。無理にハイトーン・シャウトさせていない辺りが正解ですw 


また、ヴォーカルのリズム感に、スネア裏打ちに明らかに慣れていないようなたどたどしさのあるドラムは不安満載ですが、ギターに至ってはそれなりにテクニックがあり、派手なツイン・リードを決めてくれます。豪快なフル・ピッキングによるソロはもちろん、やはり魅力的なのはクサみを放つツイン・リード!ほとんどの曲でクサいツイン・リードが聴けるのがこのタイトルの強みと言えます。


ただし、Tr.1から、一瞬終わったと思わせておいて実は終わっていません的な展開を聴かせたり、他の曲も素直に同じリズムで突き進むことは無く、尺も6分程度と比較的長いのが多いので、とっつきづらさがあるのが難点と言えば難点。要は私が好きなサウンドなわけですがw、疾走パートはあまり無いし、疾走クサメロパワが好きな方にはちょっと聴きづらさが先行するタイトルでしょう。


ただ、程よくヘヴィなギター・リフに、クサいツイン・リード、ブラジル勢にも通じるクサくも優しげな歌メロは結構魅力的ですので、B級でもいい!という方や、B級のちょっと変な煮え切らないメロパワが聴きたいw!という方には実にオススメなタイトル。


無駄に展開させて、演奏技術的に無理が生じているとも言えますがw、個性は感じられる作風でなかなか面白いですよ。


ういじゃ〜!


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ラベル:B/C級
posted by メタルエリンギ at 15:48| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

VICTORIUS / The Awakening

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ドイツのメロディック・パワー・メタル・バンドの'12年2nd。


いかにもドイツのメロパワらしいな!と思わせてくれる、バンド本位のクサ・メロパワ・サウンド。リフの熱さなどはRUNNING WILD、STORMWARRIORに近いですが、あの手の熱く疾走するバンドとの大きな違いは、クセの少なくて暑苦しくない聴きやすいハイトーン・ヴォーカルです。しかもリズム感、安定感にも優れており、このヴォーカルの存在はこのバンドにとっても非常に大きなポイントになっています。高速疾走のTr.1でそのリズム感の良さが分かります。


さらに、RUNNING WILD、STORMWARRIORタイプのバンドとの違いを挙げると、メロディーが哀愁に満ちているところ。なので、そんなに暑苦しく感じさせませんし、聴きやすくクサいので実にクサメタラーにオススメと言えるサウンドです。


疾走感も強いながら、曲全体的に疾走せず、サビとギター・ソロだけ疾走みたいな曲も多いので、「疾走チューンは全部疾走してくれよ!!」っていう方には物足りないかも。しかし、アップ・テンポな曲/疾走曲メインなことに間違いはなく、アップ・テンポな曲でも2バス連打でRHAPSODY的な疾走感を生み出している辺りも疾走感を強めに感じさせるポイントでしょう。


やはり全体的にメロディーの良さが光る作品ぴかぴか(新しい)で、哀愁のメロディーが良い、程良い速さで疾走するTr.2、叙情的なミドル・ナンバーTr.4、KAMELOTを思わせるほどに叙情的なメロディーの2バス連打疾走曲Tr.5もサビメロがとにかく素晴らしい。


後半には、Tr.8〜10と連続で熱い疾走曲が待ち構えており、特にサビとギター・ソロで疾走し、哀愁クサメロが強烈なTr.8と、キャッチーな哀愁のサビが強力な強靭な疾走チューンであるTr.9はアルバムのハイライトと言えるでしょう。Tr.10はTr.1タイプの熱い疾走チューンです。


国内盤はボーナス・トラック収録で、Bメロのバックのスウィープ・ピッキングによるバッキングが印象的ですが、まぁ曲としての仕上がりは普通です爆弾


 また、サウンドの特徴としてツイン・ギター感が強く出ているリフの分厚さとういのも良い点として挙げられます。ゴツすぎず、軽すぎずの素晴らしいバランスです。曲の構成がストレートで、展開も分かりやすいというのもメロパワ好きに喜ばれそうなポイントです。


と、全体的に国内盤が出るのも納得のハイ・クオリティなメロパワなわけですが、個人的にイマイチな点も一つ。それがギター・ソロが凄く普通であるというところ。メロディアスではありますが、フレーズ的にはよくあるものばかりですし、テクニック的にも目を見張るほどのものではありません。ギター・ソロがテクニカルなメロパワの方が好きという方にとっては、物足りないでしょう。


なので、総合的に見ると良くも悪くも王道すぎるバンドといった感じ。単純に疾走感が強く、ヴォーカルもウマくて、歌メロもクサくて良いメロパワであれば、王道だろうがなんだろうがそれでもう十分!という方には文句無しにオススメのタイトルです。


一方、私のように、できればギター・ソロの聴きどころが多い方が嬉しいという方は、様子を見てから入手してもいいくらいのタイトルです。





ういじゃ〜!


posted by メタルエリンギ at 20:14| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

VIRTUOCITY / Secret Visions

VIRTUOCITY Secret Visions.jpg
フィンランドのネオクラシカル・メロディック・パワー・メタル・バンドの'02年1st。


とにかくクラシカルなフレーズが満載されたタイトルですが、疾走チューンが非常に少ないのが難点。さらに、ミドル・ナンバーではジャケよろしくやたらとアラビアンなスケールを使いたがるところがあり、しかもそれが面白くないのがツラいところ。


テクニックはそこそこにあるバンドで、クラシカルなインストであるTr.10を聴けばそのテクニックが分かります。分かると同時に微妙なところも分かりますw それが、「テクニックはあるんだけれども、フレーズが印象に残らない」ところ。


スウィープや高速フル・ピッキング、タッピングをフルに駆使した速弾きが結構出てくるのですが、それらがほとんど印象に残らないのが最もツラいところです。速いのは分かった。速いのは分かったから…といった感じ。さらに、Tr.1ではなぜか引っかかり気味でぎこちない演奏がイントロから出てきてしまうのも問題かと。


ただ、Tr.5はギターとキーボードのクラシカルなユニゾン・リフがスリリングな疾走曲で、コレは歌メロもソロもしっかりしていてキラー・チューンと呼べる仕上がりぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)。クサ疾走好きはコレを聴くためだけに入手するのもアリといえる内容です。


他は、疾走チューンであるTr.1、イントロでスリリングな速弾きフレーズが聴けるTr.9辺りが聴きどころです。ただ、総合的に見るとマイナス点が目立つので、そんなにオススメなタイトルではありません。


Tr.5 こういう曲がもっとあれば良かったんですがね〜。


ういじゃ〜!


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ラベル:クラシカル
posted by メタルエリンギ at 23:15| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR T、U、V | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする