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2015年05月28日

WIZARDS / Beyond The Sight

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ブラジルのメロディック・パワー・メタル・バンドの’98年3rd。


1stでは疾走感は控えめながらも、ANGRA譲りのテクニカルさのある展開やドラマティックなメロディのメロパワ・サウンドを聴かせてくれた彼ら。2ndでメロパワっぽさが希薄な路線に移行してしまいましたが、今作では再びドラマティックなメロパワ路線に戻りました。


ヴォーカルは低〜中音域ではハスキーでタフな印象の声質なのですが、ハイトーンで伸びやかに歌う所では急にクリアになって、マイケル・キスクみたいな声質になるところが面白いです。相変わらずそんなに疾走感はありませんが、バンド自身がHELLOWEENにささげたというTr.4「Shine」は見事なまでのHELLOWEEN直系疾走メロパワ・サウンドで、メロパワ・ファンであれば聴いて損の無い仕上がり。


イントロダクションTr.1を経てのTr.2、Tr.3、Tr.5、Tr.7と「え、そこで終わり?」的な物足りなさが残る曲であるのもまた否定できない事実。特にANGRA直系の穏やかなバラード系ナンバー、Tr.5は歌メロは切なく、ギター・ソロもメロディアスな泣きの素晴らしいソロなのですが、終わり方が「あれ〜?」っていう感じがしてしまいます。続くTr.6は似たような曲でありつつ完成度高いので、Tr.5がやはり勿体ない。


Tr.8「Flight」はPink Bubbles Go Apeの曲を思わせるような、明るくポップさの感じられる疾走メタル・ナンバーで、テクニカルなギター・ソロもあってコレはコレでなかなかGood。キーボードが目立つドラマティックなアップ・テンポ・ナンバーTr.10、より哀愁の強いTr.11も聴きどころ。


総合的にみて、HELLOWEEN直系のナンバーは曲の構成からしても素直で、無難でありながらもよく仕上がっていると言えますが、上記の通り、割とオリジナリティのある曲に限って終わり方が…という中途半端な印象を与えてくれる作品。まだまだメロパワ・ファン必聴といえる仕上がりではないです。サウンド・プロダクションが良好なだけに、B級とも言い辛いのが難しいところ。1stから存在感のあった、(G)カドゥは今作でもやはりいいプレイを聴かせてくれますが、もっとソロが多くても良かったかも。


タグ:クサメタル
posted by メタルエリンギ at 10:12| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月28日

WITCHUNTERS / And ItS Storming Outside

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イタリアの正統派メタル・バンドによる’94年1stにして、唯一のスタジオ・フル。


ドラムの音はまともなものの、ちょっと奥に引っ込んでしまっているギター・リフ、なんとも言えない脱力感を醸し出す中音域のヴォーカルとバンド・メンバーによるサビの微妙なバック・コーラス…Tr.1から「う〜む…」といった感じのパワー・メタルを聴かせてくれます。ヴォーカルの音の取り具合が不安定で歌メロがイマイチはっきりしないところがあり、ギター・ソロはメロディアスなんだけれども可も無く不可も無くな感じなのも微妙なところ。ドラムのスネアはかなりいい音なのですが。


IRON MAIDENみたいな急な展開を聴かせるTr.5など聴きどころもありますが、基本はストレートな曲構成をしています。アップ・テンポ・ナンバー中心ですが、なんだか色々とモヤッとしてくるアルバムですw 正統派メタルは全部制覇したいという方以外にはオススメはしない1枚。まさにイタリアンC級正統派マイナー・メタルといった感じ。


タグ:B/C級
posted by メタルエリンギ at 22:32| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

WITCHCURSE / Fantomania V Anti-Disco

WITCHCURSE  Fantomania V Anti-Disco.jpg
ギリシャの新世代正統派メタルの'11年編集盤。


ジャケはB級スラッシュもしくはブラック/スラッシュっぽいですが、歌メロは哀愁があって、リフは硬派でJUDAS PRIESTを思わせるような感じで、ギター・メロのクサさやリズムなど他はIRON MAIDENを思わせるイモくさい正統派メタル。


ラフなヴォーカルはキャッチーでありつつ好みは分かれるでしょう。初期のHELLOWEENや、RUNNIG WILDを思わせるような疾走ナンバーTr.2もイモくささ全開(笑)。「はい、録音終了!」って感じに、プツッ!と曲が終わる辺りもいい感じにアングラ臭が滲み出ています。


B級正統派メタル好きにオススメ。


ういじゃ〜!
タグ:B/C級
posted by メタルエリンギ at 21:52| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

WISHING WELL / Wishing Well

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かつてL.A.シーンでTHE GREG LEON INVASIONなるバンドを率いていたという、(G)グレッグ・レオンが、元SURVIVORの(Ds)マーク・ドロウペイ、元BLACK CAT BONES他の(B)スチュワート・ブルックスと組んだ王道ハード・ロック・バンド。


WHITESNAKEなどを思わせるような割と普通なブリティッシュ・タイプのハード・ロック。マニアには実力派として知られていたというグレッグ・レオンの実力が遺憾無く発揮されており、ギターがバッキングにソロに大活躍。ソロのフレージングの豊かさは見事。ほんのり哀愁を感じさせるキャッチーさのある歌メロもGood。


豊富なキャリアを持ったメンバーなだけあり、安定感も抜群です。王道ハード・ロック好き、ギター・オリエンテッドなハード・ロック好きにオススメ。


ういじゃ〜!

posted by メタルエリンギ at 21:43| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月20日

WIZARDS / The Kingdom

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ブラジルのメロディック・パワー・メタルの4th!


実力派ギタリスト、カドゥがいながら、どこが楽曲そのものに面白みが感じられず、歯がゆい感じの作品をリリースし続けていた彼ら…。というのも、疾走ナンバーが少なく、ミドル/スロー・ナンバーもあまりメロディーやテクニックが際立っていないというのが難点なのでした。


その点、この4thでは結構成長したように感じます!まず、煮え切らない感じだったヴォーカルが、安定感を増した印象。


さらに、「お前らどうした!?」と思うくらいに疾走ナンバー中心の内容になっているのです!


同郷のANGRAからの影響を素直に取り入れたかのような、ブラジル産らしい明るい歌メロと、ストリングスを交えた軽くシンフォニックさを感じさせるサウンドは、AQUARIAを思わせるような感じでもあります(このバンドの方が先ですがw)。ただ、AQUARIAはプログレッシヴ要素が強く、文字通りシンフォニックで複雑な構成、展開も多いところ、この作品はあくまでもストレート。AQUARIAって、疾走パートだけならいいのになぁ、なんて思っている方は、むしろこのバンドのこのタイトルいかがでしょう?


ただ、難点もあり。それが、サビメロの煮え切らなさ。途中まではいいんです途中までは…。でも、なぜか最後がしっくりこない…。しかも、ほとんどの曲がフェードアウトして終わるってどういうこと…?さらに、フェードアウトして終わっていいいようなバラードなどが逆にしっかりと終わるという。


他にも、疾走ナンバーで、もう一回サビ来るでしょ!みたいな曲が、なぜか中途半端に終わってしまったり爆弾します。


ということで、総合的にみて、「確かに成長はしているんだけれども、後一歩感が強烈に漂うタイトル」といったところです。カドゥのギターは相変わらず流麗でカッコいいんですけどねぇ…。


疾走曲多いのに、疾走メロパワ全員必聴!とは言えないタイトル。でも、この歌メロが私に合わないだけだった可能性も十分ありますので、クサメタラーならとりあえず聴いてみてほしい1枚です。


ういじゃ〜!


METAL ERINGIの宮殿でこのタイトルの中古品を出品しています。
タグ:メロパワ
posted by メタルエリンギ at 20:03| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月10日

WONDERLAND / Follow Me

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イタリアのメロディック・パワー・メタルの'04年2nd!


疾走感に溢れ、クサメロも満載された1stもかなりのクウォリティでしたが、コレもまた疾走感に溢れ、メロディーがさらに充実した名作!まずTr.1、2、5、7、9が疾走ナンバーで、Tr.4、11がアップ・テンポ・ナンバー。前作と変わらぬ疾走感の高さで、しかも程よく配置されたバラード、インストがアルバム全体のバランスを良くしています。Tr.3、12は悲しいバラードですが、Tr.6のような切ないミディアム・バラードも印象的です。


ヴォーカルは相変わらず「凄い!」とは言えないものの、前作よりも若干力強くなった印象ですし、さらに彼の声を活かした歌メロ作りがさらに巧くなっているのがポイント!Tr.1からサビで「おっ!」と思わせてくれますし、Tr.2に至ってはクサメタラー必聴レベルのドラマティックな仕上がり!


さらに全体的に印象がよくなったのが、ヴィック・マッツォーニのギター・プレイ。


前作は「俺のギターを聴けぃ!!」とばかりにスウィープ連発しまくり、タッピングしまくりな速弾き偏重な勢いに任せたようなフレーズが目立ちましたが、今回はそのスウィープやタッピングの取り入れ方が非常に巧くなっており、フレーズの紡ぎ方が実に丁寧になっております。特にTr.2、Tr.5のギター・ソロは技巧とメロディーのバランスが実に素晴らしいです。


ヴォーカルの成長とギタリストの成長という、まさに前作でちょっと気になった部分が成長してくれているだけに、より素晴らしい作品に仕上がっているのです。


エレクトロっぽい音色のキーボードで好みが分かれる可能性はありますが、総合的に見ればLABYRINTH、HEIMDALLなどと比較しても決して劣らない内容と言ってもいいでしょう。


SKYLARKほどの強烈な個性は無いものの、サウンド・プロダクションや、演奏、歌唱の安定感ではこちらが上。それでいて、このメロディーのクサさと疾走感の強さは、まさに’00年前後のメロパワ黄金期サウンドが好きな方にはたまらないものがあるはず。まさに隠れた名盤です。


前述のことを逆に言えば、1stはヴォーカルとギターに物足りない部分が感じられるものの、同じく疾走感は強く、歌メロもクサい佳作に仕上がっていますので、この2ndが気に入った方には1stもオススメです。


コレが名曲Tr.2。この音源音質微妙ですがw



ういじゃ〜!

posted by メタルエリンギ at 02:04| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

WONDERLAND / Wonderland

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イタリアのメロディック・パワー・メタル・バンドの’02年1st!


ちょっと頼りない感じのする可愛らしい声質の男性ヴォーカルが気になる方もいるかと思いますが、当時のイタリア勢の中ではきちんと歌えている方だし、中くらいのレベル。無理に死にそうなハイトーン・シャウトをせず、彼の声のレンジに合わせつつもきちんとクサく仕上がっている歌メロが素晴らしいところ。


演奏は割としっかりしており、速弾きしまくりつつもちょっとテクニック先行になっているギター・ソロが気になるくらい。そしてこのギター・ソロ、「なんだかどこかで聴いたような感じだぞ!?」と思えば、SKYLARKにもゲスト参加してソロを提供していたヴィック・マッツォーニが在籍、リード・ギタリストを務めています。そのせいもあって、イタリアらしい哀愁のクサメロにプラスして、より強くSKYLARK的な色合いも感じられます。


また、Tr.1、2、6、7、9が疾走チューン、Tr.3、4がアップ・テンポ・ナンバーと疾走感が高いのもポイントで、Tr.5、10などバラード・ナンバーの仕上がりもメロディーが充実していて見事。若干イモくささが感じられる作品であるし、絶対的な盛り上がりには欠ける印象はあるものの、きちんと起伏のついたクサメロが満載されていて、各曲がきちんと個性があるのも素晴らしいところ。


2ndアルバムではこの路線のままクウォリティがアップしますが、2ndを気に入った方なら聴いてみてほしいですし、SKYLARK、LABYRINTHなどのイタリアン・メロパワが好きな方には是非とも聴いてみてほしいタイトル。





ういじゃ〜!


METAL ERINGIの宮殿に出品中です。
posted by メタルエリンギ at 01:56| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月09日

WINTERLONG / Winterlong

WINTERLONGValley of the Lost.jpg
スウェーデンのメロディック・パワー・メタル・バンドによる'01年1st!


どこのB級クサメタルだよこのジャケは!?と思ってしまいますが、裏を見て驚き。


まさかのテクニカル系御用達、「LION MUSIC」からのリリースなのです。「クサメタルなのか?それともプログレ・メタル系なのか?」そう思って聴いてみると、なんと見事なクサメタル!


サウンド・プロダクションが良好でないため、イモくささが強烈に充満していますが、メロディーのクサさは見事なもの!Tr.1のイントロから「おっ!」と思わせてくれます。さらに、LION MUSICからリリースされるのも納得の演奏のウマさ。こんなジャケですが演奏はウマいですw 特にギタリストのウマさは特筆もので、流麗で完成されたフレーズが次々飛び出すテクニカルなソロが実にすばらしい。スウィープの使い所がウマいのもポイントで、ただただ連発するのではなく、「ここだ!」というところで使ってきます。


さらにポイントになるのが社長、ラーズ・エリック・マットソンのゲスト参加w キーボードで参加していますが、要所でスリリングなソロを披露してくれます。全編ではありませんが、Tr.1などで聴けるこのキーボードと、ギターの絡み合いが実に爽快。


また、疾走感が強く、ほとんどの曲が疾走パートを含む展開か、もしくはストレートな疾走曲というのも嬉しいポイント。特にストレートに疾走するTr.2、6、高速疾走パートを含むTr.9はメロパワ好き必聴と言っていいでしょう。


ヴォーカルの声域の狭さとサウンド・プロダクションのペラさが弱点ですが、ギター・プレイの充実に、疾走感の強さ、ヴォーカルの声域をウマくカヴァーするメロディーのクサさなど、クサメタラーであれば聴いて損無しの1枚と言えます。





ういじゃ〜!


METAL ERINGIの宮殿にて出品中です。
posted by メタルエリンギ at 23:05| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

WINGER / In the heart of the Young

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USメタル・バンド『WINGER』の'90年2nd「In the heart of the Young」を聴きました。


ALICE COOPERのところで活動していたキップ・ウィンガーらによるバンドですが、1stアルバムでかなりのヒットを飛ばし、この2ndもUSでプラチナム・ディスク、日本でゴールド・ディスクとかなりのヒットを飛ばしたようです。


サウンドとしては、キップのハスキーな声質を活かしたアメリカン・メタル/メロディアス・ハード・ナンバーが中心。分かりやすいL.A.メタル的なキャッチーなR&Rっぽい曲や、切ないメロディーのメロハーまで聴きやすい曲が充実。さらにその楽曲の質を高めているのが、名手レブ・ビーチのギター。テクニカルな速弾きを絡めつつ、フレーズに重きを置いたそのプレイは魅力に溢れています。


特にメロウなTr.5のサビ裏のギターのメロディーは素晴らしいし、Tr.9のイントロのタッピングによるトリッキーなソロも印象的です。Tr.10でもバッキングにソロにテクニカルなプレイが聴けます。この曲はリズム面も捻りがあって面白い。


全体的には聴きやすいですが、演奏的な聴きどころもきちんと押さえたバランスの良いタイトルです。





ういじゃ〜!

posted by メタルエリンギ at 16:48| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | HM/HR W、X、Y、Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする