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2019年03月18日

TORMAN MAXT / The Foolishness of God

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USのプログレッシヴ・メタル・バンドの’01年2nd。

RUSHのゲディをソフトにしたような声質のヴォーカルに、主張の強いゴリゴリした音の動き多めのベース、明るく平和な感じのメロディが初期のRUSHをどことなく思わせるTr.1からはじまり、ダークな静のパートが印象的なTr.2、速弾きフレーズと疾走リズムのパートと静のパートの緩急ついた展開がスリリングなTr.3、ドリーミーなTr.6、牧歌的なTr.7、フォーキッシュで呪術的なTr.8等々、バラエティ豊かな内容。

明るいメロディと分厚いリフはRUSHのような雰囲気を持っていながら、'70年代プログレッシヴ・ロック的な要素を感じさせるところもあるのがポイント。2〜5分のコンパクトな中で多彩な展開を聴かせるものや、変な雰囲気の曲が好きな方にオススメ。このアルバムの要素が全て詰まっているかのような予測のつかない展開を見せつける11分弱のラストTr.12は聴きごたえ抜群です。

ラベル:オススメタル
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THE GODS' ENTERTAINMENT / From The Twisted Mind

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USの個性派テクニカル・メタル・バンドの’02年1st。

音程差のあるフレーズに合わせて変なメロディを歌ったり、朗々と歌ったり、ラップ歌唱のような感じで歌ったり、シャウトしたりと様々なスタイルのヴォーカルが個性的なメタル。曲の方も実に奇怪なものが多く、奇妙なフレーズと個性的なヴォーカル、予想外の展開で聴かせるスタイルで、テクニカルさを押し出したタイプではないですが、ところどころ凄まじいテクニカルさを発揮するのでテクニカル派にも十分オススメ。テクニカルに始まったかと思ったらファンキーなリフやらシャウトやら変拍子やらで、はちゃめちゃな感じになるTr.5などは特に強烈。

グルーヴィなオルタナティヴ・ロックっぽいものもあれば、30秒ほどのハードコア的な曲もあり、ジャジィなフレーズの曲に、ファンキーなリフの曲もあり。テクニカルな速弾き連発な曲もありで、まさに変態テクニカル系な作品。様々な要素を取り入れつつ、しっかりと自分たちの音にできてしまっている辺りに非凡なセンスを感じさせるバンドです。

演奏面ではヘヴィでグルーヴィなリフを軸にしつつ、豪快な速弾きソロに、トリッキーなフレーズも聴かせるギターに、ユニゾン、ハモり、スラッピングなどのテクニカル・プレイも聴かせつつ存分にグルーヴィなベースが強烈。超絶技巧よりも、変な曲を聴かせてくれるバンドが好きな方に非常にオススメ。コレは実に個性的な作品です。

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MISTER KITE / All In Time

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スウェーデンのテクニカル・メタル・バンドによる’02年1st。

リズムが捻くれたTr.1、4のようなテクニカルな曲もあれば、MOTLEY CUREを思わせるようなTr.2、モダン・ヘヴィネスの効いたヘヴィなTr.3のような曲もありの一筋縄ではいかない作品。基本的にリフは重心が低くヘヴィなものが多めで、ブルージーなリフや、所々グランジ的なヘヴィ & アンニュイな雰囲気を漂わせているのがポイント。

また、ギター・ソロも曲によってはかなり面白いものがあり、Tr.4や、コンピュータのような音を出すTr.9のフレーズは個性的で見事なものです。ハスキーでパワフルな歌唱を聴かせるヴォーカルも聴きどころ、なかなか表現力も豊かですし、ハイトーン時の声質がPAIN OF SALVATIONのダニエル・ギルデンロウを思わせる感じなところも魅力。

大きな聴きどころとなるのが、Tr.5〜7の組曲で、特に静と動の起伏のある展開が魅力のTr.6は、変拍子を交えたリズムに、エモーショナルなヴォーカルが素晴らしい曲。ほとんどの曲は3分半〜4分程度とコンパクトですので、聴きやすい作品です。テクニカルな場面がありつつ基本は歌重視で、あまりゴリゴリにテクニックを押し出していないテクニカル・メタルが好きな方にオススメ。

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2019年03月11日

KAIZERS ORCHESTRA / Violeta, Violeta

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ノルウェーのロック・オペラの’11年作。

シアトリカルで表現力豊かな激ウマ・ヴォーカルと、オーケストラやクワイア、コーラスが印象的なロック・オペラ。バンド演奏はドラムは常に入っていますが、ギターはあまり目立たず、オーケストラ主体のサウンドです。メタルではないです。そのオーケストラが時に壮大に、時に妖しく曲を彩るドラマティックなサウンドです。やはりQUEENやMEAT LOAFなどと言ったものを思わせるサウンドです。

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JEFF LOOMIS / Zero Order Phase

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NEVERMOREで活躍し、その後ARCH ENEMYに加入した超絶ギタリストの’08年1stソロ。ゲストもスポット参加していますが、ドラム以外は基本的にJeffが全て担当。ドラムはNEVERMOREの初期にちょろっと参加していたらしいMark Arringtonという人物。

Jeffから想像されるものというと、ヘヴィで硬質かつ動きの多いテクニカルな低音リフですが、今作もベースになっているのはJeffらしいそうしたゴリゴリなへヴィ・サウンド。しかしながら、その上を行くのは歌心のある非常にメロディアスなリード・メロディと、恐ろしいまでに粒立ちが良く安定感抜群で流麗でしかも高速なソロの数々。とにかくスウィープ連発、タッピング、ピッキング・ハーモニクスと、超絶テクニカル・プレイが所狭しと乱舞しています。

ヘヴィな低音リフが軸になっているため、曲そのもの雰囲気はNEVERMORE同様やはりダークですが、叙情的でメロディアスなフレーズの数々は、ギター・インスト好きであれば必聴と言える内容です。Jeffらしいテクニカルで硬質なヘヴィ・リフをガッツリ楽しめつつ、歌心のあるリード・メロディも、超絶技巧満載のソロも満喫できるギター・インスト・アルバムの決定盤。コレは強烈な1枚です。Jeffの凄さが改めて実感できる1枚と言えるでしょう。

NEVERMORE時代からのファンの方はもちろんのこと、ARCH ENEMYで初めてJeffのプレイに触れた方にも聴いてみてほしい作品。ARCH ENEMYはメロディアスなフレーズも多いですし、このソロもメロディアスなフレーズ満載なので楽しめることでしょう。Djent系のリフの質感が好きな方にもオススメです。名盤!

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KARNIVOOL / Sound Awake

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オーストラリアのプログレッシヴ・へヴィ・ロック・バンドの’09年作。

TOOL辺りに近い暗黒な雰囲気とへヴィなリフを軸にしたサウンドで、変拍子やポリリズムを多めに駆使したテクニカルなリズムもそんな感じです。そして、より叙情的なパートが多いのが特徴的であり、たとえばアンニュイな静のパートと、感情を爆発させるような動のパートの対比がGoodで、ポスト・ロック的な儚さをも感じさせるTr.3、5のような曲の存在が際立っています。曲の尺もそこそこ長めで、特にラスト2曲は10分強の大作。より動きの多いTr.10に、リズムが非常に複雑で構成も凝っているTr.11とどちらも聴きごたえは十分。

儚げな静とへヴィな動の対比、変拍子と叙情メロディといった組み合わせが好きな方にとてもオススメ。エモーショナルなでクリアな声質のヴォーカルも素晴らしいです。

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HERALDRY / Shadows of Ancient Skies

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イタリアのテクニカル・メロディック・パワー・メタル・バンドの’03年1st。

6〜9分の曲がメインで、最長10分半の曲もありという少々長尺な曲が並んだ作品。パワー不足な感はあるものの、その分マイルドでエモーショナルなハイトーン・ヴォーカルがなかなか魅力的。曲の方は、明るくも叙情的なメロディで疾走するメロディック・パワー・メタル的なパートを軸に、変拍子を交えたり、テンポ・チェンジする展開を加えてくる緩急ついたテクニカルなメロパワ。長めなだけあって展開も多めで聴きごたえは十分。

また、クラシカルなフレーズを軸に流麗なソロを決め、メロディアスな泣きのソロも聴かせるギター、高速ソロを聴かせるキーボードも聴きどころ。ミドル/スロー・パートを効果的に交えつつも総合的な疾走感は高め。起伏に富んだTr.3は聴きごたえ抜群です。テクニカルさとメロディアスさが合わさったインストTr.4、ドラマティックに作りこまれた最長のTr.7など聴きどころはたくさん。

ふわ〜っとしたキーボードによるバッキングと歌メロの叙情性はイタリアのプログレ・ハード勢と同じ方向性ですが、リフはHELLOWEEN的なメロパワ・リフがメインというバランスが実に特徴的な1枚。メロパワらしい疾走感とクサメロがあって、かつ起伏のある展開と変拍子などを交えたリズムでテクニカルなメロパワが聴きたい方にオススメ。アルバム全体の統一感にも優れており、完成度は高いです。イタリア産のひねりのあるメロパワでありながらも、SKYLARKやLABYRINTHのような哀愁や悲しさがほとんど無いのがポイントです。

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2019年03月05日

VON HERTZEN BROTHERS / Nine Lives

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フィンランドのプログレッシヴ・ハード・ロック・バンドの’13年作。

Tr.1〜3までストレートでR&R的なノリを持ったやバラードなどが続きますが、Tr.4以降プログレッシヴな曲が中心になってきます。リズム面はそれほどテクニカルなことはしませんし、速弾きソロなどもありませんが、アトモスフェリックな静のパートが大体の曲にあるのが印象的で、動のパートとの対比で聴かせるサウンド。不穏でもあり壮大でもあるTr.4、ドラム無しの不穏で陰鬱なTr.5、変拍子かつ浮遊感のあるTr.6、神秘的な前半から叙情的な中盤、そして飛翔するような壮大な終盤へと展開するTr.7等々プログレッシヴな曲が楽しめます。

雰囲気的にはBrave以降のMARILLIONや、WOLVERINEなどの、叙情的でメランコリックかつアトモスフェリックな曲を得意とするバンドに近い印象があります。その一方で、Tr.3などの曲はいかにもフィンランド産のR&R要素のあるメランコリック・メタルといった感じです。歌のバックで伸びやかに泣くギターに、低音から高音までエモーショナルに歌うヴォーカルも聴きどころ。

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2019年03月04日

DIMENSION X / Implications of a Genetic Defense

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USのプログレッシヴ・メタル・バンドの’07年2nd。

艶やかな声質で中音域メインでエモーショナルに歌うヴォーカルがかなり印象的。7分、8分、13分の曲がある一方で、1分にも満たないものや2〜3分程度の曲も並んでおり、演奏をバックにナレーションが入るトラックがあったり、曲間が繋がっていたりとコンセプチュアルな内容の作品。Tr.1、2と小曲が続き、Tr.3がいきなりの13分の大作となっており、叙情的なキーボード入りのシリアスなサウンドと、変拍子入りのリズムでテクニカルに聴かせる曲になっています。

SHADOW GALLERYのブレント・オールマン辺りを思わせるような粒立ちの良い流麗なソロを決めまくるギターに、それに負けじとソロを決めるキーボード、メロディアスなフレーズも多いベース、テンポ自体はスローなものが多いながらも手数が多いドラムと演奏面の聴きどころはとても多いです。Tr.3終盤の長いギター・ソロは大きな聴きどころ。また、テクニカルなだけでなく緊張感溢れるダークなスロー・ナンバーTr.5のような曲もいいアクセント。

変拍子満載のテクニカルなリズム、速弾きソロ満載と、ある種分かりやすいテクニカルさを持った、王道テクニカル・メタル作品が好きな方に非常にオススメ。コレはGoodな作品です。

ラベル:オススメタル
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2019年02月09日

PRESSURE POINTS / Remorses To Remember

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フィンランドのプログレッシヴ・メタル・バンドの’10年1st。

プログレッシヴ・デス扱いのようなのですが、実際のところはクリーン歌唱パートがメインでグロウルの方が少な目。ブラスト・ビートを駆使したパートもありますが、むしろブラスト・ビートも使用するプログレッシヴ・メタルとして聴いた方がしっくりきます。また、へヴィさは重視しておらず、コードやクリーン・アルペジオに、エフェクターを駆使して多彩な音を聴かせるスタイルのギターもデス・メタル色が薄いです。

全編通して儚く叙情的な雰囲気が漂っており、ブラストや2ビート等のアグレッシヴなパートに変拍子を用いたテクニカルなパートと、アルペジオと儚げな歌唱を軸にした静のパートとの切り替わりが鮮やかな多彩な展開でじっくり聴かせてくれるサウンドが魅力的。歌メロはキャッチーという感じではないですが、ダンディな声質でのクリーン歌唱はとても魅力的です。そこに上記、多彩なギター・サウンドや、キーボード/オルガンが時に幻想的な雰囲気を加えてくるプログレッシヴ・メタル・サウンド。

Tr.4こそ2分少々の穏やかなインストですが、他は7分、9分、10分と長尺であるところも特徴です。しかしながら、その長さをしっかりと活かしたドラマティックな曲構成が実に素晴らしい1枚。また、歌うところは歌う、テクニカルに決めるところは決める、疾走するところは疾走するなど、展開が多いながらもハッキリとしていて分かりやすいのが魅力的。決してゴチャゴチャしていないし、変に性急すぎたりもしないので、複雑に作りこまれながらもそれを感じさせない内容と言えます。

メロディアスさを重視しつつ、曲によってはタッピング等も駆使したテクニカルなギター・ソロもGood。RIVERSIDE、WOLVERINEなど陰のあるサウンドが好きな方にとてもオススメで、それらのようなサウンドから歌メロの分かりやすさを控えめにして、幾分デス・メタル色を加えたようなものが聴きたい方にオススメ。サウンドもクリアな名盤です。

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2018年05月12日

MIND MASQUE / Mind Masque

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ドイツのテクニカル・メタル・バンドの’98年1stにして唯一の作品。後にXANDRIAで長らく活躍することになる(B)Nils Middelhauveが在籍していたバンド。

歌メロはそんなにキャッチーではないながらも要所でキャッチーなサビメロや叙情的なメロディを繰り出してくるスタイルで、ヴォーカルは若干吐き捨て気味なところがありつつもしっかりと芯があって力強いハイトーン歌唱を利かせてくれます。リズム面は変拍子で攻めるところは攻め、それ以外は比較的ストレートにといった感じですが、ちょっとしたアクセントにサビで変拍子が出てくる場面もあるなど出てくる場面自体は多めで総合的にはかなりテクニカル。

主張の強い音作りで派手な速弾きソロや泣きのソロを流麗に決めるギターに、これまたギターに負けないくらいに高速で派手なソロを聴かせるキーボードも大きな聴きどころ。Tr.5のようにギターとベースがユニゾンしてきたり、ベースが若干目立つ曲もあります。変拍子が多めで他より叙情的な歌メロと泣きと速弾きのソロが印象的なTr.3、美麗な静のパートと泣きのギターが印象的なTr.4、間奏の変拍子だらけのパートがテクニカルなTr.5等、ハードさを抑えて叙情性を強調し、泣きのギターやエンディングのピアノが美しい10分弱のTr.7が大きな聴きどころ。

曲の尺も7〜8分程度の曲がほとんどで、カッチリしつつも巧みな展開でじっくりと聴かせてくれます。バンドが続いていればもっとメロディ面が魅力的になったりとかの進化があったのかな〜と思えるような1枚。ともあれ、テクニカル/プログレッシヴ・メタル・マニアは聴いてみて損の無い1枚です。

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KOMADAY / Ghost And The Wiseman

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イタリアのテクニカル・メタル・バンドの’06年1stにして唯一のスタジオ・フル。

かなり芯のしっかりとした中音域主体に要所で伸びやかなハイトーンも聴かせるヴォーカル、豪快な速弾きテクニックを披露することは無いながらも多彩なリフや叙情的で美しいアルペジオ等を聴かせるギター、ギターとのユニゾンや高音部を駆使した動きの多いベース、繊細でテクニカルなフレーズをガシガシ決めるドラム、変拍子を要所に用いたテクニカルなリズム、テンポの切り替え等展開多めのサウンドで聴かせるテクニカル・メタル作品。

ギター・ソロは無い曲がほとんどであるものの、バッキングやリフで速弾きフレーズがところどころ出てきたりしますし、上記の通り展開は多いので聴きごたえは十分。歌メロもなかなかにキャッチーで、アップ・テンポなパートもそこそこ多く聴きやすさもあるのが魅力的。7〜9分と少々長めの曲が4曲ありますが、あと3曲は5分程度と並であり総合的にはそこまで大作主義すぎないので長いのが苦手な方でも聴けるくらいであるのがポイント。

捻りのあるリズムにキャッチーなサビ・メロが乗るTr.2、イタリア産らしい透明感溢れるクリーン・トーンのフレーズが主体の明るく穏やかで美しい曲Tr.3、ひねくれたリズムで疾走し、ベースとギターのユニゾンや変拍子がガンガン炸裂し泣きのギター・ソロも聴けるテクニカルな間奏を持つTr.4等聴きどころは満載。メロディアスさとテクニカルさのバランスの良いテクニカル・メタルが聴きたい方にオススメ。

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2018年01月19日

MOROWE / S

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ポーランドのダーク・プログレッシヴ・メタル・バンドの’14年2nd。FURIAやMASSEMORDに参加しているNihil、DECAPITATEDにも参加しているMlody(Ds)らによるバンド。


不穏なアルペジオとコードはブラック・メタル的ながら、低音のへヴィ・リフも多くドゥーム寄りなサウンド。展開は多めで、アトモスフェリックなパートがある曲もあれば、サイケデリックなパートがある曲もありの多彩でプログレッシヴなサウンド。ギターはクリーン・アルペジオを駆使する場面も多いのが特徴で、クリーンでありつつも音は不穏というのが特徴。変拍子主体でテンポ・チェンジ等もあるTr.5や、グルーヴィなベースが印象的で呪術的な低音歌唱も駆使したTr.6等が聴きどころ。


静と動の対比を活かしたへヴィでダークなプログレッシヴ・メタル、ドゥーム/ブラック要素の強めなプログレッシヴ・メタルが聴きたい方にオススメ。


ラベル:テクニカル
posted by メタルの小屋 at 23:28| 千葉 ☁| Comment(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GREY SKIES FALLEN / The Many Sides Of Truth

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USのプログレッシヴ・メタル・バンドの’14年4th。


ドゥーミーでありつつメランコリックなへヴィ・リフに、これまたメランコリックなオルガンやピアノを絡め、スロー・パート主体に進むドゥーム寄りなプログレッシヴ・メタル。6〜7分の曲を主体に、ドラムレスのフワフワした3分程度のアトモスフェリックなインストを絡めた内容。やはり展開が多めで、へヴィ・リフや変拍子を駆使したパート、メランコリックなメロディでガナリ歌唱するパート、グロウルを決めるパート、そして小曲に見られるようなアトモスフェリックなパートと、静と動を巧みに切り替えるサウンドで進みます。


Tr.1こそ途中にブラスト・パートがありますが、基本的にはスローなパート主体で作られた作品ですので、どれかといえばゴシック・ドゥームやメランコリック・ドゥーム、アトモスフェリック・ドゥーム等が好きな方にオススメ。そういったサウンドを下地に、もうちょっと色々な要素を組み合わせたようなプログレッシヴ・メタルが聴きたい方にオススメです。ソロは基本的に無いので、メランコリックなギターとキーボードのリフや、エモーショナルなヴォーカルを楽しむような内容です。
ラベル:個性派メタル
posted by メタルの小屋 at 23:15| 千葉 ☁| Comment(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

THE SEAN BAKER ORCHESTRA / Baker's Dozen

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USのテクニカル・ギタリストによるバンドの'09年作。


主役はギタリストのSean Bakerで、高速フル・ピッキングによる豪快なソロに、スウィープやタッピング等も交えた非常にスリリングでテクニカルなソロと、ギタリストをもう一人迎えてのツイン・ギター編成でのガッシリとヘヴィなリフやツイン・リードでメタリックなインストを聴かせてくれます。また、メタル界隈で目立った活躍はないものの、(Ds)Lawrence Wilsonの手数全開のスピーディなプレイはかなり強烈で、ギターのみならずドラムも聴きごたえがあります。


ダークでずっしりしたヘヴィなリフを軸にしつつ、哀愁のクサメロを多めに聴かせるスタイルは、Theodore Ziras辺りに通じるものがあります。ただ、Theodoreと比較するとあちらの方が歌心のあるフレーズが多めでこちらは速弾きが多めといった感じです。クラシカルなフレーズを軸にした曲もチラホラあり、Joe Stumpをゲストに迎えたTr,4は「Neo-Classical Gas」というタイトルからして直球のネオクラシカル・ギター・インストです。Joeの豪快な超速ピッキングが楽しめます。


他にも、瑞々しく美しいアコギによる穏やかなインストTr.5、サビのドラマティックなフレーズが印象的なTr.8、フラメンコ・ギターの速弾きを取り入れた異国情緒の感じられるナンバーTr.10、ロックマンとかのゲームに使われそうなストレートなクサメロ・アップ・テンポ・ナンバーTr,11、スリリングな速弾きとクサメロがどちらも楽しめるTr.12と聴きどころは多いです。


また、Tr.9はDEEP PURPLEの「Highway Star」をインストにした曲であり、歌メロを忠実に再現した歌うようなギター・プレイに、Jonのオルガン・ソロもギターで再現していますし、ギター・ソロも大きな捻りの無い妙に再現度の高いアレンジになっています。リフが本家より若干がっしりしているところと、ドラムの音が現代的に太くてパワフルなところが違いです。また全体的に展開は多少多めですが、変拍子などの難しいリズムはほとんど使用しておらず、リズム面がストレートなところもポイント。


ともあれ、ちょっぴりダークでヘヴィでありつつ、メロディアスな速弾きを満載してクサメロも聴けるようなギター・インストが好きな方には是非とも聴いてみてほしい作品。豪快な速弾きの数々とヘヴィなリフの数々でかなり攻撃的に仕上がっているインスト作品です。良くも悪くもジャケからは全く想像の付かないサウンドですw


posted by メタルの小屋 at 20:25| 千葉 ☔| Comment(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする