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2017年03月08日

ANGELO PERLEPES' MYSTERY / Mystery

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ギリシャのネオクラシカル・メタル・バンドの’91年1st。(G)Angelo Perlepesが率いるバンドです。


Tr.1はRIOTみたいな哀愁の正統派メタル疾走ナンバーで、ソロにクラシカルなフレーズが出てくる程度で、Tr.2は分かりやすいメロディの叙情的なミドル・ナンバーですが、ネオクラシカル・メタル調の3連ミドルTr.3からはネオクラシカル・メタル色が一気に強まります。ソロは一層クラシカルなフレーズがメインとなり、インギーのスロー・ナンバーみたいなTr.6、クラシカルなフレーズが満載のインストのラストTr.7などは完全にネオクラシカル・メタル。


ギタリストのスタイルはネオクラシカル・スタイルで、曲そのもののクラシカル色が薄い曲でも豪快な高速ピッキングにスウィープを交えたクラシカルなフレーズのソロをガンガン決めてきます。しかもソロは長めですw 曲数は7曲と少なめですが、疾走、ミドル、アップ・テンポ、スロー、インストとバランス良く収録されていて、アナログ盤時代であればこんなボリュームだろうなと思える内容です。


難点は歌メロの弱さ。サビが、「え?今のサビ?」といった感じのインパクトに残りづらいものが大半。また、ヴォーカルはドゥギー・ホワイトを思わせるような感じで、シャウトこそパワフルだけれどもなんだか今一つパワーが足りないところもドゥギーっぽいため、可もなく不可もなしといったところです。音質面も少々薄っぺらいですが、この当時であればこんなもんかなと思ったりも。


ネオクラシカルなギターが好きな方は、豪快な速弾きにメロディアスな泣きも交えたソロで十分に楽しめるでしょうし、Tr.1やTr.7は王道でありつつも素直にカッコいいと言える仕上がりです。ネオクラシカル・メタル好きにオススメ。
タグ:クラシカル
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2017年03月04日

DAVE MENIKETTI / On The Blue Side

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Y&Tのギタリストによる’98年作。


Tr.1から圧倒的な泣きと圧倒的にソウルフルでエモーショナルでパワフルな歌唱を聴かせてくれます。Gary Mooreのように泣きのブルースが好きな方必聴のこの1曲から激渋な魅力全開の1枚。このTr.1のような泣きのスロー・ブルース・ナンバーもあれば、Tr.2のように陽気なブルース、Tr.3のようにアップ・テンポなブルースR&Rナンバー、Tr.5のような軽快なインストも収録されており、幅広くブルージーな音が楽しめる作品。SANTANA、Gary Mooreばりに激泣きのギターが炸裂するTr.4、12等が大きな聴きどころ。


とにかくその歌唱力とギターのエモーショナルさに度肝を抜かれる1枚。泣きギター好きにとてもオススメ。
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CHRIS SAVOUREY / End Of Millenium

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フランスのギタリストの’96年2nd。


アップテンポでメロディアスな曲、少しブルージーなハード・ロック、叙情的なスロー・ナンバー、都会的な切なげなナンバーと多彩なインストが収録された作品。Tr.4だけはなぜかゴツくガナるヴォーカル入りのパワー・メタル系疾走ナンバーですw 特段テクニカルというわけではないながらも流麗な速弾きと、ロング・トーンの泣きを交えたプレイをたくさん聴かせてくれる作品で、どちらかというと泣きギター好きにオススメの作品。


スタイルはクラシカル、フュージョン等特に凝り固まってる印象がなく、強いて言うならハード・ロック・スタイル。また、歌うような分かりやすいフレーズをあらかじめ構築して弾くようなスタイルではなく、幾分かの決めフレーズのみを作っておいて、あとは奔放にアドリブで演奏している印象のインスト作品です。ギターが歌うタイプではなく、奔放に速弾きと泣きのソロを聴かせてくれるようなインストが好きな方にオススメ。
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COHEED AND CAMBRIA / The Afterman: Ascension

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USのプログレッシヴ・ハード・ロック・バンドの'12年作。


'07年のNo World for Tomorrowではプログレッシヴ/テクニカル要素がほとんど無いストレートで分かりやすい作風でしたが、今作は以前のようなリズムや構成が凝っている曲が幾分復活した内容。8分弱のTr.2から早速テクニカルな演奏で楽しませてくれます。一方で、いつものようにやはり'80年代中盤くらいのRUSH影響下の爽やかで分かりやすいメロディのストレートな曲も健在であり、このバンドらしい作風です。


No World〜はテクニカル/プログレッシヴ系が好きな方にオススメするには少々物足りない作風でしたが、今作は爽やかめな分かりやすい曲も少々リズム面が凝っていたりTr.2の他にもTr.8もなかなか凝っている部分があるなど、プログレッシヴ・ハード・ロック的側面が強い内容です。ほどほどにリズムや構成が凝っていて、かつメロディが分かりやすい作品が好きな方にオススメ。


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COHEED AND CAMBRIA / No World for Tomorrow

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USのプログレッシヴ・ハード・ロック・バンドの’07年4th。


RUSHのゲディからクセを大分少なくしたような可愛らしいクリア・ハイトーン・ヴォーカルがエモーショナルなメロディを歌うのが印象的な作品。元々はパンク下地のサウンドでありつつプログレッシヴ・ハード・ロック寄りなサウンドで、リズム面に凝った部分があったりしましたが、今作ではそういった部分はごく一部。かつてよりも歌メロがストレートに分かりやすくなっているのが特徴で非常に聴きやすいのがポイント。演奏そのものもよりメタル/ハード・ロック的になっています。


歌メロが分かりやすく爽やかなものが中心で、特に爽やかなメロディのTr.3は爽やかなメロハーが好きな方にもオススメしたくなる内容です。反面、テクニカル/プログレッシヴ系が好きな方でも楽しめるのはリズムが少々凝っているTr.2、起伏のある少し長めのTr.12くらいのものでしょう。爽やかなものが好きな方にオススメ。


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2016年05月11日

V.A. / Beyond Inspiration

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Lion Music所属アーティストらによる、Uli Jon Rothトリビュート・アルバム。Uliのバンド、ELECTRIC SUNの曲をメインに、Uli在籍時のSCORPIONSの曲も収録。

以下、曲名 / カヴァーしたアーティスト
1. Electric Sun / Chris Steberl
2. Sails Of Charon / Joop Wolters
3. I'll Be Loving You Always / Lars Eric Mattsson
4. Firewind / Tony Hernando
5. Dark Lady / Rolf Munkes
6. Yellow Raven / Petrossi Dushan
7. Burning Wheel Turning / Torben Enevoldsen
8. Still So Many Lives Away / Byrd
9. I'll Be There / Cyril Achard
10. Indian Dawn / Thorbjorn Englund
11. Pictured Life / Neal Grusky
12. Return / William Stravato With Alex Masi
13. Polar Nights / Eric Sands
14. Paganini Paraphrase / Paul Nelson

LarsによるUliにも劣らない艶やかなトーンのギター・ソロが素晴らしいTr.3、哀愁のメロディにTonyの弾きまくりギターが違和感無く冴えわたるTr.4、Torbenお得意の粒立ちのきれいなフル・ピッキング速弾きが冴えるTr.7、Cryilの泣きのギターとテクニカルなソロが絶品なTr.9などが聴きどころ。元々の曲が哀愁の強いドラマティックなハード・ロックということもあってか、'80年代以降のテクニカルなメタル・ギタリストのプレイも違和感無くハマるのがUliの楽曲の特徴と言えます。


Uli未聴の方は結構いらっしゃるのではないかと思いますので、自分の知っているギタリストのプレイからまずはこの方のメロディアスな曲の数々に触れてみてはいかがでしょう?そして、是非ともUli本人のギター・プレイにも触れてみてほしいです。Uliの'70年代から活動しているギタリストとは思えない、現代のギタリストらにも劣らぬ高度なテクニックに、このトリビュートでは聴けない32フレットあって超高音域まで出る特殊ギター、スカイ・ギターによる優雅な泣きのプレイを聴いてみてほしいと思います。


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2016年05月10日

V.A. / The Spirit Lives On - The Music Of Jimi Hendrix Revisited / Volume 2

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Lion Music所属アーティストらによる、Jini Hendrixのトリビュート・アルバムその2。

以下、カヴァーした曲 / アーティスト
1. Room Full Of Mirrors / Lars Eric Mattsson with Chris Poland
2. Purple Haze / WINTERLONG
3. Angel / Dave Martone
4. Manic Depression / Project Alcazar
5. Who Knows / Torben Enevoldsen
6. Burning Of The Midnight Lamp / Lars Eric Mattsson with James Byrd
7. Red House / Tony Hernando
8. Them Changes / Tommy Denander
9. Villanova Junction / CONDITION RED
10. Freedom / Baltimoore

First Rays of the New Rising Sun、Band Of Gypsys等から選曲されていたり、Vol.1と比較すると少々マニアックな内容。それでいて、代表曲「Purple Haze」も収録。Dave Martoneの派手なテクニカル・プレイが光るTr.3、あえてなのか当時のようなちょっとRAWな雰囲気の篭ったサウンド・プロダクションにしているのが印象的でありつつ、原曲の雰囲気を壊さずテクニカルなソロを決めているのが素晴らしいTr.4、Tony Hernandoのソロ作とは一味違ったブルージーなプレイがじっくり堪能できるTr.7辺りが聴きどころ。


ジミヘン未聴の方には代表曲が揃っているVol.1の方がオススメ。こちらはどちらかというとジミヘン好きな方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 22:09| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

V.A. / The Spirit Lives On - The Music Of Jimi Hendrix Revisited / Volume 1

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Lion Music所属アーティストらによる、Jini Hendrixのトリビュート・アルバムその1。

以下、カヴァーした曲 / アーティスト
1. Freedom / Sun Caged
2. Gypsy Eyes / Mistheria & Andrea Rivera
3. Highway Chile / Cyril Achard
4. Cross Town Traffic / Arabesque
5. Stone Free / Eric Sands
6. Little Wing / The Michael Harris Tranz-Fusion
7. Spanish Castle Magic / Lars Eric Mattsson with Chris Poland
8. Bold As Love / Regi Hendrix featuring JMR* & Greg Howe
9. Fire / Bumblefoot & Dennis Leeflang
10. Foxy Lady / Edward Box
11. 3rd Stone From The Sun / Carl Roa
12. Star Spangled Banner / Randy Coven
13. Little Miss Lover / Lars Eric Mattsson with Richie Kotzen

本家よりもハードなリフが印象的なハード・ロック/メタル・ヴァージョンといった感じのTr.1、5、7、10、キーボード速弾きが印象的なTr.2、Cyrilらしいグルーヴィなサウンドが素晴らしいTr.3、Michael Harris独自の粘っこいトーンと繊細なトーンでの表情豊かなプレイ、後半の変拍子によるテクニカルなパートを加えたアレンジが印象的なTr.6、ソウルフルな歌唱とGreg Howeのギター・スタイルがハマりすぎて違和感ゼロのTr.8などなど収録。


多くのアーティストにカヴァーされていたり、ライヴ・セッションの定番となっている「Little Wing」、1stアルバムの中でもキャッチーで印象に残る「Fire」、これまた多くのアーティストがそのフレーズの一部を引用している「3rd Stone From The Sun」など代表曲が収録されていますので、ジミヘンは名前は聴いたことあるけど曲知らない!という方、是非とも知っているギタリストらのプレイで聴いてみてはいかがでしょう?ほとんど原曲に忠実な仕上がりですので、ジミヘン未聴の方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 22:07| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

V.A. / Blackmore's Castle

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Lion Music所属アーティストらによる、Ritchie Blackmore関連作品のトリビュート。DEEP PURPLE、RAINBOWの曲をカヴァー。

以下、カヴァーした曲 / アーティスト
1. Bloodsucker / MISTER KITE
2. Perfect Strangers / TRANSCENDENCE
3. Stargazer / ARABESQUE
4. Self Portrait / Lars Eric Mattsson
5. Sixteenth Century Greensleeves / REIGN OF TERROR
6. Gates Of Babylon / IRON MASK
7. The Battle Rages On / HEADLINE
8. Black Night / CONDITION RED
9. Spacke Truckin' / Torben Enevoldsen
10. Man On The Silver Mountain / Eric Zimmerman
11. Highway Star / WINTER LONG
12. Lazy / Jason Richardson
13. Still I'm Sad / CONDITION RED

オリジナルよりもヘヴィなリフが印象的なTr.1、やはりカヴァーするアーティストが様式美、クラシカル系なためかカヴァーもしっくりくるTr.5、6、ヴォーカルの声質自体はかわいいタイプながら当時のイアン・ギランよりもキレがあり、リフもヘヴィなためアグレッシヴな印象を受けるTr.7、ヴァイオリン等が入って妖しい雰囲気になっているTr.8、Torbenらしいアグレッシヴなフル・ピッキング速弾きが聴けるTr.9、大胆なエレクトロ・アレンジとモヤモヤしたサウンド、豪快な速弾きが原曲とは違う異様な雰囲気を醸し出すTr.10などが聴きどころ。


基本的にはオリジナルに忠実なアレンジで、上記の通りTr.10など一部にオリジナルとは違った個性的なアレンジが施されています。疾走感のある曲は少な目で、これから聴こうという方には少々アピールが弱いという面も。RAINBOW時代のメロハー的なキャッチーな哀愁の歌モノも無く、どことなく中世的な雰囲気が漂う様式美ハード・ロックといった感じのものがメインに収録されているのが特徴です。とはいえ、コレでDEEP PURPLE、RAINBOWといったバンドがどのようなものかある程度は分かるので、未聴の方はいかがでしょうか?


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V.A. / Give Us Moore!

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Lion Music所属アーティストらによるGary Mooreのトリビュート・アルバム。

以下は収録曲 / カヴァーしたアーティスト。

Tr.1  Led Clones / DOGPOUND
Tr.2  She's Got You / ARABESQUE
Tr.3  Over The Hills and Far Away / DOMAIN
Tr.4  Empty Rooms / STAR QUEEN
Tr.5  Wild Frontiers / Daniel Flores
Tr.6  Don't Take Me For a Loser / LUVPLANT, Mark McGee
Tr.7  Thunder Rising / Tony Hernando
Tr.8  The Loner / Joop Wolters
Tr.9  Reach For The Sky / Craig Erickson, Regi Hendrix
Tr.10 Military Man / Eric Sands
Tr.11 Falling in Love With You / KING OF DARKNESS
Tr.12 Shapes of Things / HOUSE OF SHAKIRA
Tr.13 Out in The Fields / IRON MASK
Tr.14 After The War / ORION RIDERS
Tr.15 Parisienne Walkways / Mattsson

哀愁のメロディに力強い女性ヴォーカルが映え、間奏のギターとキーボードの間奏にヘヴィ・リフがアツいTr.2、ケルティックな哀愁のメロディにエモーショナルなヴォーカルと、勇壮なキーボードが映えるTr.3、クセの無い伸びやかな歌唱が絶品なTr.5、本家に負けず劣らずの激烈な泣きのギターを聴かせてくれるTr.8、11、ワイルドなヴォーカルが映えるTr.13、2番で疾走してメロパワ的なアレンジで楽しませてくれるTr.14、MATTSSON御大の艶やかな泣きのギターが素晴らしいTr.15等が聴きどころ。


ほとんどが原曲に忠実なアレンジで、大胆なアレンジが無い分面白みには欠けるかもしれませんが、Lion Music所属アーティストだけあって演奏面は皆素晴らしく、Gary Mooreはまだよく知らないという方でもじっくり楽しめるアルバムに仕上がっています。ハード・ロック期の曲がメインで、哀愁のメロディ、泣きのメロディに満ち溢れた曲で占められているのも魅力的。代表曲がウマく詰まっていますので、Gary Moore未聴の方にもオススメ。ここから掘り下げていってはいかがでしょうか?


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2016年04月25日

KHALI / Khali

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イタリアのテクニカル・メタル・バンドの’99年1st。


ヴォーカルはMESMERIZEのFolco Orlandini。SKYLARKにもゲスト参加したことがあり、あのマイルドでアンニュイなヴォーカルを今作でも聴かせてくれます。他のメンバーはいずれもTIME MACHINE関連。優れた演奏力を持つTIME MACHINE部隊の演奏に合わせてFolcoが上記マイルドな歌唱を聴かせるちょいテクニカルな叙情メロディック・メタル。たまに変拍子を使ったり、小節展開に捻りを加えたりといった要素はTIME MACHINE譲り。


陰のある雰囲気とテクニカルなリズムによるFATES WARNINGを思わせる9分のTr.4辺りが聴きどころ。ミドル/スロー・テンポのどんよりとした雰囲気のシリアスな叙情ナンバーがズラリと並んでいますので、そういった感じのものが好きであればオススメ。どれかといえばQUEENSRYCHEなどが好きな方向け。


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2016年04月22日

BRAVE NEW WORLD / Monsters

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ドイツのテクニカル・ハード・ロック・バンドの’06年1st。


安定感ある演奏とハスキーなヴォーカルを軸に、テクニカルさを要所で押し出したり、テクニカルさを強調した曲を収録したハード・ロック・サウンド。それぞれ特別目立ったキャリアは無いながらもいずれも優れた演奏技術を持っているのがポイントで、そこはさすがLion Musicが拾ってくるだけあるなといったところ。スウィープやフル・ピッキングの高速ソロ、タッピングなどテクニカルなプレイもガンガン聴かせつつ、歌心のあるフレーズに仕上げてしまうギターのセンスが素晴らしいです。バッキングも多彩でGood。


ブルージーさのあるリフと哀愁の歌メロによる王道のハード・ロック・ナンバーTr.1のような比較的ストレートなものもありますが、手数多いドラムや、変拍子を駆使したプログレ・ハード的なTr.2、ヘヴィなリフと清涼感あるアルペジオのパートの切り替わる展開が印象的なTr.3、’80年代プログレのような爽やかかつ浮遊感のあるTr.5等、トータルでは'80年代プログレッシヴ・ロックとメロディアス・ハードの中間のようなプログレ・ハード・ナンバーがメインの作品。


聴きやすさと演奏面の聴き応えが両立されたものが好きな方、バッキングにソロにギターが聴き応えある作品が好きな方、手数多いドラムが好きな方にオススメ。


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2016年04月19日

THESSERA / Fooled Eyes

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ブラジルのテクニカル・メタル・バンドの'06年1st。


起伏のある展開に、変拍子込みのスリリングでテクニカルなリズム、速弾きと泣きが混在したドラマ性抜群のギター・ソロ、同じく煌びやかなソロでドラマティックさを際立たせるキーボードと、テクニカル・メタラーであれば思わず反応してしまう要素満載!ANGRAばりに動くベースも非常にカッコいいし、エドゥ・ファラスキ辺りを思わせるハイトーン・ヴォーカルも実力十分。6分〜10分程度の比較的長尺な曲が多いながら、巧みな曲展開で全く退屈さを感じさせません!メロディーも聴きやすくある反面、決してメロパワほどクサすぎずいいバランスの良質テクニカル・メタル。ちなみにこのバンド、ANGRAのオープニングアクトに起用されたこともあります。
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2015年11月27日

FARAZ / Abstract Point Of View

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パキスタンのテクニカル・ギタリストによる’01年1st。


コレがええのですよ〜。メロディアスかつテクニカルなインスト作品なわけですが、単純なネオクラ路線でもなければ、ガッチガチのフュージョンといった感じでも無く、様々なスケールを駆使してメロディを組み立てて多彩に聴かせる辺りが実に好印象。切なげな泣きのプレイから、スウィープ、フル・ピッキングのシュレッド・プレイまで充実。そればかりか起伏に富んだドラマティックな展開を聴かせる楽曲そのものも優れており、変拍子も多めで実にスリリング。


Tr.1とTr.6は10分程度の大作で、上記の通り実にスリリングな展開とドラマティックなメロディが充実した曲。Tr.2〜5は4〜6分の曲ですが、これらもコンパクトな中で聴き応えのある展開を持っていて実に素晴らしいです。Tr.5はシンプルなリズムと爽やかなメロディで聴かせるコレまたGreatな1曲!テクニカルでメロディアスなインストが好きな方に是非ともオススメしたい作品。唯一の弱点は、サウンド・プロダクションが若干薄っぺらいこと。だが、そんなこと気にするなw 気にして聴かないのは損であるw!


ネオクラ一辺倒のインストや、メロディアスさに欠けるフュージョン系のインスト、とりあえずカントリー、ジャズ、ブルース、メタル、フュージョンなどバラエティに富んだ楽曲をプレイして「俺なんでもプレイできるぜ!」って感じの器用貧乏的な微妙なインストに飽き飽きしている方にオススメ。よく「イングヴェイ・マルムスティーンみたいな」とか、「ジョー・サトリアーニ・タイプの」とか、「スティーヴ・ヴァイ・タイプの」とかありますが、そういうのが浮かんでこない、コレこそアーティスティックな真のインスト作品。


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COSTE APETREA / Rites Of Passage

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SAMLA MAMMAS MANNAの2ndから参加、一時代を支えたギタリスト、コステ・アペトリアによる'06年作。


聴いた話によると、コステはメタルにハマっていた時期があるそうで(今はどうか不明w)、その影響かは謎ですが、この作品もギター・リフがメタル的なハードさを持ったパートが多めとなっており、サムラのファンとしてみれば「ん?」となりそうな作品。ただ、次作Surprisingly Heavyよりはプログレ/フュージョン要素が強いです。


速弾きソロ、ベースや笛などその他楽器とのユニゾンが大量に散りばめられ、リズムはほとんど変拍子といっていいくらいの変拍子の嵐!非常にテクニカルでスリリングなインスト作品です。8〜10分と尺が長めの曲が多いのも特徴で、その展開の中にジャズ・ロック的な展開を交えたり、ヴァイオリンをフィーチュアしてフュージョン的なノリを醸し出したりしているので、やはりメタルよりもプログレ・サウンドが基礎にあるのが分かります。


特にコステのことを知らない方であっても、単にハードでテクニカルなインストが好きな方、展開が多くてそれでいてよくまとまっているインストが好きな方には非常に、非常〜に!オススメな作品。超絶速弾き系メタル・インストとはまた趣が違いますが、プログレッシヴ・ロックがハードになったような作品が好きな方には特にオススメ。


ハード・ロック/メタル系のハードなインストが好きな方にはTr.1、2、3、4、7辺りが、プログレ/フュージョン系のインストが好きな方にはTr.2、4、5、6辺りがオススメ。全体的な完成度は非常に高い名作。


posted by メタルエリンギ at 21:28| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする