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2019年09月12日

WAKE / Sowing The Seeds Of A Worthless Tomorrow

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カナダのグラインドコア・バンドの’16年3rd。

非常にハイテンションな怒号スクリーム、ノイジーでトゲトゲしいギターの重低音高速リフ、怒涛の高速ブラストと2ビート中心のドラムによるグラインドコア。2分弱〜3分弱程度の尺で、スロー・パートとの起伏を持たせた展開で聴かせるスタイルのグラインドコアです。Tr.3のようにメロディックなリフを用いたデス・メタル・ナンバーもあり。若干のデス・メタル色もあるグラインドコアが好きな方にオススメ。

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2019年09月11日

VISCERAL DAMAGE / Garden of Mutilation

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スペインのブルータル・デス・メタル・バンドの’04年1st。

篭り気味の音質の中でドロドロした高速低音リフ、ゲロッゲロなガテラル・ヴォイス、スピーディかつ手数の非常に多いドラム、ブラスト疾走中心に起伏の激しい目まぐるしい展開で聴かせるオールド・スクールなブルータル・デス。ゴキバキな音でギターと共に高速で動き回るベースが聴きどころ。やはりCANNIBAL CORPSEや初期のCRYPTOPSYが好きな方にオススメしたい内容です。

音質がクリアなブルデスが好きな方にはあまりオススメではないですが、初期のCANNIBAL CORPSEや初期のCRYPTOPSYなどのように篭り気味の音質でドロドロした邪悪さ/死臭をまき散らすような汚い音のテクニカルなブルデスが好きな方に非常にオススメ。

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VEHEMENCE / God Was Created

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あのABIGAIL WILLIAMSの初期(1stフル・リリースより前)に在籍していたらしい、Mark Kozuback、Andy Schroeder、Bjorn Dannovらがそれ以前からやっていたUSのメロディック・デス・メタル・バンドの’02年2nd。

DARK TRANQUILLITY、AT THE GATESらを思わせるような叙情的でメロディックな刻みリフと若干の冷たさも感じられるトレモロ・リフを併用した'90年代欧州メロデスからの影響が色濃いスタイル。ヴォーカルはガテラル・ヴォイスがメインで、そこにたまに死にそうな絶叫が加わってくるスタイル。ゴシカルな雰囲気を醸し出すキーボードも特徴的。疾走感が強いタイプではなく、6分前後の若干長めの尺で起伏のあるドラマティックな展開で聴かせるスタイル。

非常に叙情的な悲しいメロディも聴かせるギターに、かなり手数の多いドラムが聴きどころ。静のパートの叙情的なキーボードと終盤のギターのバッキングの悲しいメロディが印象的な7分のTr.2、前半の悲しいメロディのギター・ソロ、疾走パートのカッコよさが際立つ中盤、そして変拍子を効果的に用いた終盤の流れが秀逸なTr.3、序盤のハモりソロが素晴らしいTr.4等々聴きどころは満載。

'90年代的な、特に初期のDARK TRANQUILLITY的なそこそこアグレッシヴさもありつつ叙情的なリフとドラマティックかつ幾分テクニカルな展開で聴かせるスタイルのメロデスが好きな方には非常にオススメの名盤。若干もっさりした音質も'90年代的である意味Goodですし、アルバム全体の路線が統一されているのも魅力的です。

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2019年09月10日

SURVIVORS ZERO / CMXCIX

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IMPALED NAZARENEの(Ds)Reima Kellokoski、SOULGRIND、ex:FINNTROLL、WIZZARDの(B,Vo)Tapio Wilska、ex:DEATHCHAINの(Vo)Tommi Virrantaとなかなか豪華なメンバーが集まったフィンランドのデス・メタル・バンドの’09年1st。

ズッシリしたリフやビートダウン気味な展開でヘヴィさを押し出したパートを軸に、サビのバッキングではメロディアスにピロピロ聴かせたり、メロディアスかつ粒立ちの良いギター・ソロも聴かせてブルータルさとメロディックさの押し引きを心得たメロディック・デス・メタル・サウンド。ストレートな曲構成やリズムは実にフィンランド産らしいなと思わせます。

基本的には'00年代以降のモダンなデス・メタルが軸になっていますが、Tr.1のイントロではブラック・メタル的な高速トレモロ・リフが聴けたり、ミドル・ナンバーが中心ですがブラスト・ビートが聴ける曲も少々あります。ずっしりとヘヴィかつフックあるリフとメロディアスなソロが楽しめるメロデスが聴きたい方にオススメ。

ラベル:メロデス
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PRION / Impressions

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アルゼンチンのデス・メタル・バンドの’08年2nd。

ぐちゃぐちゃドロドロした動きの多いテクニカルな低音リフに、ゲロゲロ感強めのガテラル・ヴォイス、怒涛の2バス連打をしつつブラスト→ミドルとせわしなく切り替わるリズムによるデス・メタル。ドラムの2バス連打の持久力が凄いので、高速2バス連打がブルータルに鳴り響くデス・メタルが聴いてみたい方にオススメ。展開もかなりめまぐるしくてスリリングな1枚。ギター・ソロに若干のメロディアスさはありますが、リフは叙情性皆無の無慈悲なサウンドです。

また、音作りもかなりノイジーでぐちゃっとして汚いところもポイント。演奏がクリアでハッキリと聴き取りやすいデス・メタルが好きな方にはあまりオススメできませんが、オールド・スクールなドログチャ感が楽しめるデス・メタルが好きな方はぜひ。ブラスト・ビートが多めで疾走感が強いのも魅力的です。

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2019年05月31日

W.A.K.O. / Deconstructive Essence

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ポルトガルのエクストリーム・メタル・バンドの’07年1st。

疾走パートとビートダウンのあるメタルコア的な曲もあれば、クリーン歌唱を聴かせるモダンなデス・メタルな曲、歌うのが主体のモダンなへヴィ・メタル的な曲もあり、イマイチ路線がハッキリしないサウンド。ただ、演奏そのものは安定感があり、ヘヴィかつ随所に速弾き系の動きのあるリフを組み込んでくるギターに、迫力のグロウルとダンディなクリーン歌唱を聴かせるヴォーカルは聴き応えがあります。モダンなサウンドが好きな方向け。

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VOX INTERIUM / Yearing

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ポーランドのデス・メタル・バンドの’04年3rd。

割とスラッシュ・メタル色を残したザクザクした低音リフを軸にドロドロしたリフも併用するギター、邪悪なグロウルを聴かせるヴォーカル、ミドル中心にブラストも織り交ぜたリズムで聴かせるデス・メタル。オールド・スクールなデス・メタルと比較するとリフやソロに若干メロディックな要素もありますので、ドロドロしすぎていないスラッシュ・メタル要素も残したデス・メタルが好きな方にオススメ。

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VII ARCANO / Inner Deathscapes

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イタリアのデスラッシュ・バンドの'01年。

高速2ビートや高速2バス連打をタイトに聴かせつつ、ビートを切り替えて突き進むところがカッコいいデスラッシュ・サウンド。ビートダウン的なパートもありますが、そこまでメタルコアじみていないので2ビート主体のデス・メタル/デスラッシュ系が好きな方はぜひ。Tr.5のようにメロデスっぽいリフを聴かせる曲もありますが、叙情性のほとんど無い邪悪な刻みリフが主体であるところもポイント。

ラベル:デスラッシュ
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2019年03月27日

TRACEDAWN / Ego Anthem

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フィンランドのモダン・メロデス・バンドの’09年2nd。

叙情的でメロディアスなクリーン歌唱とグロウルを使い分けるヴォーカル、きらびやかなフレーズを聴かせるキーボード、ヘヴィな刻みリフとメロディックでクサみのあるリフ、さらに歌心とテクニカルさを持ち合わせた流麗なソロを聴かせるギターによるモダン・メロデス。クリーン歌唱とデス声半々くらいでクリーンの実力も十分、かつキャッチーさも高めなので総合的にはかなり聴きやすい作品です。

また、ミドル・パート中心に疾走パートも盛り込んだ作風なので疾走感こそほどほどですが、演奏面の実力の高さとメロディの良さでしっかりと聴かせる内容。音質面も非常に良好で、NORTHERやCHILDREN OB BODOM、SOILWORK、SCAR SYMMETRYといった一線級で活躍する(していた)バンド達にも決して劣らないクウォリティを誇った1枚。次作Lizard Duskも同じ路線なのでこちらが気に入ったらあちらも併せてオススメです。

歌心とテクニックを併せ持ったソロを聴かせるギタリストはかなりの実力者なので、ギター好きにもオススメな1枚です。

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A SKYLIT DRIVE / Identity On Fire

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USのスクリーモによる’11年作。

非常に澄んだハイトーン・クリーン・ヴォイスと、ハードコアのスクリーム・スタイルのヴォーカル、野太いグロウルのスイッチングが印象的なスクリーモ。歌メロは爽やかでありつつ切なくて非常に叙情的かつメロディアスで聴きやすいですし、メタルコアらしくビート・ダウンもしっかりとあります。キャッチーなサビを持ったTr.2、アップ・テンポで爽快なTr.3などが聴きどころ。

エレクトロ・サウンドなどを取り入れた曲もありでまさに'00年後半以降のロック・サウンドだなといった感じ。今時の日本のロック勢にもこういったサウンドのバンドはかなりいますので、聴きやすいクリーン歌唱とデス声が両方入っているようなものが好きな方にオススメ。

posted by メタルの小屋 at 14:09| 千葉 | Comment(0) | デス/メタルコア O〜Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SIGNS OF DYING / Desire Is Suffering

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USのブルータル・デス・メタルの’01年1stにして唯一のスタジオ・フル。

CANNIBAL CORPSEやら初期のCRYPTOPSYの影響が窺える、初期デス的な汚く篭ったサウンド・プロダクションにドロッとした質感のあるリフが特徴のブルータル・デス。うねるテクニカルなリフはなかなかのカッコ良さ。ただし、ドラムは高速だけれども打ち込みです。さらに、サウンド・プロダクションは非常に薄っぺらく、フル・アルバム扱いでありながら6曲で20分という短さもまた評価を分けるところでしょう。昔のデス・メタルみたいに、篭っていてもズッシリくるといった感じではなく、ズッシリ来ないサウンド・プロダクションなのがちょっと痛いところ。

ロード・ワームを思わせるような汚い掠れ声絶叫も使うガテラル・ヴォーカルに、ギター、テクニカルかつ高速なリズムはかなりのカッコ良さなので、全体的にどこか勿体なさを感じさせる1枚。

ラベル:ブルデス
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2019年03月21日

A THOUSAND FALLING SKIES / The Wilting

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USのメタルコア・バンドの’07年作。

疾走&ビートダウンの展開に、SOILWORK的な北欧メロデス風リフ、グロウルとクリーンを使い分けるヴォーカルの王道モダン・メロデス/メタルコア。特にビートダウンはかなり遅いテンポに落とすので、そういった落差の激しいメタルコアが好きな方にオススメ。ただ、AS BLOOD RUNS BLACKほどの極悪さは無いです。メロディックなトレモロ・リフを使用した叙情フレーズもあり、かなりカッコいい要素が詰まった作品。クリーン歌唱時の澄んだ声も魅力的です。SOILWORKなどのメロデスの要素を取り込みつつ、しっかりビートダウンもあるメタルコアが好きな方にオススメ。コレはかなり良質。

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2019年03月02日

SARSEKIM / Fathom The Spheres

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オーストラリアのテクニカル・デス・メタル・バンドの’09年1st。

動きのやたらと細かいギター・リフに、変拍子を交えたリズム、疾走/ミドルと切り替わる展開がテクニカルなデス・メタル。速弾きギター・ソロもテクニカルに決まっています。中音域で蠢くギター・リフが中心のため、全体的に音が軽くなりがちなところは好みが分かれそうです。また、派手なギターの動きに耳が行きがちですが、ドラムの手数の多さもかなりのもの。Tr.5などでメロディアスなギター・ソロも聴かせてくれます。ギターがよく動くテクニカル・デスが好きな方にオススメ。

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SARPANITUM / Blessed Be My Brothers…

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UKのブルータル & クサメロ・デス・メタル・バンドの’15年2nd。MITHRASのLeon Macey(Ds)、一時期LANTLOSにいたらしいTom Innocenti(Vo,G,Key)を擁するバンド。

ジャケからペイガン臭みたいなものが漂ってきますが、Tr.1はそれっぽい勇壮なメロディのインスト。Tr.8のように荘厳なインストもあります。しかし基本はドロドロした低音高速リフと爆走ブラスト、ガテラル・ヴォーカルによるブルータル・デス・サウンド。そして要所でクサメロ・リード・ギターや哀愁のクサメロ・ギター・ソロが入るという個性的な作品。スウィープ連発などのテクニカルなソロもあります。

たとえばGOD DETHRONEDやKATAKLYSM(初期は除く)などもブルータルかつソロがメロディアスだったりしますが、リフもメロデス的にかなり叙情的なあちらと比較すると、リフにメロデス要素がほぼ無い点で総合的にこちらの方がブルータル。リフはほとんどドロドロしているし、ドラムはブラストも2バスも高速でブルータルだけれども局所的に流れるソロがクサい!というものすごいギャップが強烈な1枚。

ブルデス的ブルータリティとクサメロが両方楽しめる作品が聴いてみたい方にオススメ。かなりブルータルでクサメロも入った作品はほかにもありますが、ここまでブルータリティもクサさも極端に振り切れている作品は珍しいです。後半で叙情的なトレモロ・リフと爆走ブラストが炸裂するTr.3はブルータルかつドラマティックな名曲。壮絶な高速ドラムと激クサなギターによるTr.6も強烈。

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SAPROGENIC / Expanding Toward Collapsed Lungs

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USのブルータル・デス・メタル・バンドの’13年3rd。

スラム・パートと疾走パートを切り替えるあまり性急ではない分かりやすい展開の王道ブルデス。重低音ガテラル・ヴォーカルに、ドロドロしたリフにより死臭は強め。要所で変拍子を絡めたパートも出てきていいアクセントになってます。演奏面ではブラストしながら高速2バス連打も決めてくるドラムが大きな聴きどころ。Tr.2のドラミングは大迫力です。

曲の構成は練られているもののそこまで複雑ではなく、割とストレートに突っ走る王道ブルータル・デスが好きな方にオススメ。DERANGED辺りが好きな方はぜひ。そしてなぜかラストTr.11はDISSECTIONの「Night's Blood」のカヴァー。原曲に忠実なカヴァーですが、非常にカッチリした演奏とクリアな音質で寒々しさが薄いのが特徴。

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posted by メタルの小屋 at 13:25| 千葉 ☀| Comment(0) | デス/メタルコア O〜Z | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする