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2017年04月26日

ASHES / Funeral Forest

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UKの独りプリミティヴ・ブラック・メタルの’04年9曲入りDemo。


か細く汚い高音掠れデス声ヴォーカルに、陰鬱さと薄らした叙情性が感じられるトレモロ・リフを軸にしたプリミティヴ・ブラック。バタバタしたブラスト・パートとミドル/スロー・パートを切り替えながら突き進み、所々ふわ〜っとした不穏なキーボードの音を漂わせてくるのが特徴的。音質はノイジーでトゲトゲしており、いかにもデモっぽい音ですが、プリブラなら別にフル・アルバムでもこんなもんかなとも言える音質なので、曲の長さ的にも曲数的にもスタジオ・フルとして十分通用する内容です。


陰鬱な静のパートにシンプルでキャッチーなトレモロ・リフを聴かせつつ、ヴォーカルはかなり発狂気味なTr.2はなかなかのインパクト。沈み込むように暗いアンビエント・パートと、ジャリッジャリのノイズ塗れのブラック・メタル・パートが切り替わるTr.4もなかなか。薄っぺらくノイジーな音質のプリミティヴ・ブラックを下地に、暗いアンビエントなどを絡ませて悲しげな雰囲気を醸し出すものが好きな方にオススメ。ディプレッシヴ・ブラック一歩手前みたいな音です。


posted by メタルエリンギ at 09:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ARKTHOS / Knights of the Eternal Sun

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USの独りブラックによる’06年2nd。


薄っぺらいと同時にシャリシャリとノイジーな耳に痛いサウンド・プロダクション、ビートを切り替えながらも崩壊気味に突進するドラム、汚く喚き散らすヴォーカルによるかなりハイテンションで邪悪なプリミティヴ・ブラック。ジャケットからはペイガンぽそうな雰囲気が出ていますが、そういった要素はほとんど無く、すなわち郷愁を感じさせる場面や勇壮なフレーズ、薄らとした叙情性というものはほとんど無く、とにかく邪悪さが際立っている音です。強いていうならやたら音がデカいTr.6は途中に叙情的なトレモロ・リフが出てきたり起伏のある展開があったりしてドラマティックですが、演奏は崩壊気味です。


ジャケットのペイガン的なイメージを持たず、「モノクロ・ジャケのプリブラ」のイメージで聴いてみてほしい作品。シャリシャリと尖った音と爆走、絶叫はなかなかのイーヴルさを発散してきます。


posted by メタルエリンギ at 08:57| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ARGHARUS / Pleistas

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リトアニアのブラック・メタル・バンドの’09年1stにして唯一のスタジオ・フル。PERGALEのヴォーカル、7が在籍していたバンド。


ツイン・ギター編成の4人組で、なかなか音圧のある迫力のあるバンド・サウンドと、ゴツい唸り声や囁くような声、さらには絶叫も聴かせる狂気的なヴォーカルが印象的なブラック・メタル。MAYEHMのAttilaや、Maniac、SHININGのKvarforthを思わせるような表現力豊かで多彩なヴォーカルはかなりの不気味さ。トレモロ・リフや刻みリフの他、不穏なコードやアルペジオも駆使して不穏さ強めのサウンドを聴かせます。安定感と音圧のあるブラスト・ビートを聴かせ、手数もかなり多くてミドル・パートでも聴きごたえのあるドラムと全体的なクウォリティは非常に高いです。


ヴォーカルが個性的で多彩な表現力を持ちつつ、演奏面もすぐれたものを持っているブラック・メタルが聴きたい方にオススメ。6〜8分と少々曲は長めですが、ヴォーカルのインパクトと演奏の安定感で難なく聴かせてくれます。


posted by メタルエリンギ at 08:54| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ALVERG / Elde

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ノルウェーのプリミティヴ・ブラック・メタル・バンドの’09年1st。


基本的には不穏もしくは陰鬱なトレモロ・リフが主体ながら、各曲でほんの少しだけなかなかメロディックで叙情的なトレモロ・リフを使って「おっ」と思わせるところがあるのが印象的なプリミティヴ・ブラック。唸るような邪悪な掠れデス声ヴォーカルに、ブラストとミドルを切り替えながら進むドラム、ノイジーな質感でありつつ演奏はしっかりと聴こえる悪すぎず良すぎずの音質もGood。基本的にはミドル・パートを主体にして、ブラスト疾走パートを設けたナンバーが中心ですが、ラストTr.9は悲しげなピアノが入った叙情的なスロー・ナンバーになっています。


総合的には邪悪一直線のプリブラというよりは、薄ら叙情的な薄メロ・プリブラが好きな方にオススメの作品。トレモロ・リフ満載なのでトレモロ・リフ好きにもオススメです。


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AKERBELTZ / Tabellae Defixionum

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スペインのブラック・メタル・バンドの’01年2nd。バッキング・ヴォーカル等で女性メンバーがいますが、ほとんどAkerbeltz氏の独りプロジェクト。


モヤモヤして軽めのプリミティヴ・ブラック然とした音質に、汚く唸るように喚く掠れデス声ヴォーカル、邪悪でノイジーなトレモロ・リフと狂気的ギター・ソロ、バタバタと疾走するのが主体のドラムによる、総合的にもやはりプリミティヴ・ブラックなサウンド。クリアとは言えないものの演奏がそれなりに聴こえるバランスは、言ってみればEMPERORの1stやMARDUKの3rdくらいの音質で、その悪すぎない程度に悪い音質が生み出す呪術的雰囲気や寒々しさもVery Good。


鬼気迫るような冷たさと邪悪なトレモロ・リフのメロディがMAYHEMの1stの曲のような素晴らしい暗黒感を生み出しているTr.3は名曲。ヴォーカルのスタイルこそ違えど、爆走主体に寒々しく邪悪なリフで突き進むスタイルはMAYHEMからの影響が大きいと言えますので、MAYHEMのDe Mysteriis Dom Sathanasが好きな方にオススメしたい作品。ブラック・メタルとしか言えない完璧なブラック・メタル・アルバムに仕上がっているのが魅力的です。


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AKASHAH / The Dance of Beltaine Fire

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USの独りブラックによる’10年2nd。


ノイジーでチリチリした音質ながらもペイガン的な郷愁と薄らした叙情性を醸し出すトレモロ・リフが主体となったブラック・メタル。モヤモヤしてエコーがかかっている邪悪な掠れデス声絶叫を主体に、朗唱も披露するヴォーカルもあって、全体的にはペイガン・ブラック要素の強い作品。8分程度の曲が中心となっており、なかなか長尺で、疾走パートとミドル/スロー・パート半々くらいの起伏のある展開でじっくり聴かせます。全8曲ながらも合計60分程度あります。


また、どんよりしたプリミティヴ・ブラック下地のペイガン・ブラック・ナンバーがメインながら、アンビエント・サウンドとパーカッションを活かした儀式的ナンバーTr.3のような曲も聴きどころ。プリミティヴ・ブラックが下地で、メロディアスすぎない薄ら叙情的なトレモロ・リフが聴けるペイガン・ブラックが好きな方にオススメ。このプロジェクトの他のアルバムと似たような路線ですので、他のアルバムが気に入ればこちらもぜひ。


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2017年04月20日

AGATHODAIMON / Chapter Iii

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ドイツのメロディック・ブラック・メタル・バンドの’01年3rd。


寒々しく叙情的なトレモロ・リフに重厚な刻みリフを併用するギター、ミドル/スローなリズムを軸に要所でブラスト・ビートも決めるドラム、喚き散らす掠れデス声絶叫ヴォーカル、時にふわ〜っとアトモスフェリックで荘厳な雰囲気を醸し出し、時にピアノ系の音で耽美に曲を彩るキーボード・オーケストレーションによるメロディック・ブラック・メタル。メロディアスなギター・ソロも入っていて、総合的にメロディックさとドラマティックさが高い1枚。


決して疾走感の強い仕上がりではないながらも、手数が多くパターンも豊富なドラムに、刻まれるギターによってウマくアグレッシヴさも出せており、十分な迫力が感じられます。また、Tr.4以降はクリーン歌唱パートも多くなり、ゴシック・ブラック的な雰囲気の曲も出てきます。音質面も非常に良好で、全くB級臭も無いメジャー級サウンドです。疾走感控えめで叙情性は強めながら、しっかりと邪悪でゴシカルな雰囲気も感じられるメロブラが聴きたい方にオススメ。


タグ:メロブラ
posted by メタルエリンギ at 16:18| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AGAINST THE PLAGUES / The Architecture of Oppression

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USのシンフォニック・ブラック・メタル・バンドの’07年1st。リード・ギタリストとしてなななんとLOST HORIZONのWojtek Lisickiが参加!


ふわ〜っとした音を軸に邪悪で妖しげな装飾を施すキーボード・オーケストレーションと、緩急付きながらもブラスト・ビートも多めに聴かせるドラム、アグレッシヴな刻みリフを多用するギター、喚き散らす絶叫ヴォーカルを軸にガテラル・ヴォイスも聴かせるヴォーカルによる、派手さとブルータリティを両立したシンフォニック・ブラック・メタル。そしてWojtekによる泣きも巧みに絡めた非常に流麗でメロディアスなギター・ソロもあって、邪悪でありつつも非常にドラマティックな内容です。


ブラスト・パートを軸にした曲が多いですが、スローなパート主体で荘厳な空気も感じさせるTr.4のような曲もあり。WojtekがやっていたバンドでLUCIFERIONというブラック・メタル系のバンドがありますが、刻みリフを多用する点は似ているものの、あちらよりももっと王道のシンフォニック・ブラックと言っていい内容。やはりDIMMU BORGIRのSpiritual Black Dimensions辺りの作品を思わせる優れた内容のシンフォニック・ブラックです。


曲によっては邪悪なメロディのソロを聴かせたりもできるWojtekの表現力はさすがですし、怒涛の高速ブラストと2ビートで爆走するTr.5のようにブルデス的なえぐみのある高速低音ギター・リフもカッコいいです。全8曲ながらもいずれも5〜6分程度の尺で起伏のある展開でじっくり聴かせる曲に仕上がっていてボリューム不足感もありません。メロディアスなギター・ソロも聴けるドラマティックで邪悪なシンフォニック・ブラックが聴きたい方にオススメ。


LOST HORIZONが好きな方には必ずしもオススメではないですが、WojtekやLOST HORIZONが好きで、メロパワだけじゃなくブラック・メタルも好きだという方はぜひ。


posted by メタルエリンギ at 16:16| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

AVERSION TO MANKIND / Between Scylla and Charybdis

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モヤモヤした広がりのある音質、ノイズ塗れのギター・リフ、悲しい単音フレーズによるアトモスフェリックかつディプレッシヴなブラック・メタル。3曲入りですがいずれも10分程度の大作で、疾走パートとスローパートの切り替え、陰鬱な単音フレーズのみの静のパートを盛り込んだり、悲しく泣き叫ぶメロディアスなギター・ソロを盛り込んだりした起伏のあるドラマティックな展開で聴かせる、どちらかというとこだわり派の独りブラック作品。


ヴォーカルは時折つぶやくような声が聴こえてくるのみで基本的にはインスト作品。どれかというとアトモスフェリックな空気が強いので、アトモスフェリックかつちょっと陰鬱なブラック・メタルが好きな方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 15:13| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ATOLL NERAT / Two Pipes to Heaven

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活動自体は'93年からしているらしい、ロシアのシンフォニック・ブラック・メタル・バンドの’06年2nd。


掠れデス声で喚くヴォーカルに、邪悪なメロディのトレモロ・リフと刻みリフを併用するギター、なかなか派手に目立つオーケストレーションを聴かせるキーボードによるシンフォニック・ブラック。ブラスト疾走や2バス連打のアグレッシヴなパートを軸に、Tr.3の冒頭のようなゴシカルなスロー・パートに、ひねりのあるリズムもウマく導入した起伏のある展開と、壮大で邪悪なサウンドでじっくり聴かせてくれます。ゲストに女性ヴォーカルを起用した曲もあり。


また、キーボード・オーケストレーションを抑えてアグレッシヴな刻みリフとドラム主体で聴かせるTr.4のような曲もあり。全体的にはキーボード・オーケストレーションが前面に出て、幾分ゴシカルな雰囲気もあるシンフォニック・ブラックが好きな方にオススメ。全6曲と曲数は少ないですが、Tr.1以外は各々6分程度あるのでトータルでは35分と十分なボリュームです。


posted by メタルエリンギ at 15:11| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ASTARIUM / Atenvx

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ロシアの独りブラックによる’13年4th。


ANOREXIA NERVOSAをペラッペラにしたようなハイテンションでド派手なシンフォニック・ブラックだった2nd、全くそれとは違ったディプレッシヴ/アトモスフェリック路線だった前作3rdときて今作は、アトモスフェリックかつゴシカルなオーケストレーションをバックにブラスト疾走パートと、アトモスフェリックさ重視のミドル・パートを切り替えるドラマティックな展開を持ったシンフォニック・ブラックといった、今までの作品の路線を合わせたような内容。


相変わらずサウンド・プロダクションは薄めで、ヴォーカルも生気薄めの掠れデス声。キーボード・オーケストレーションが目立つことには変わりはないですが、主体となるのはオルガンやストリングス系の音色なのでゴシカルな雰囲気が強いのが特徴です。ブラストでアグレッシヴさもありつつ、キーボード・オーケストレーションの柔らかな音色でアトモスフェリックさも強いシンフォニック・ブラックが聴きたい方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 15:09| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ASMODEY / Dark Spiritual Liberation

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ロシアのブラック・メタル・バンドの’13年2nd。活動自体は'94年からしているようですが、1stフルのリリースは2012年。しかしその後はコンスタントに数作出しているバンドのようです。


1st、2ndの頃のEMPERORを思わせるような寒々しく邪悪でありながらメロディアスなトレモロ・リフを軸にしつつ、クリーン・アルペジオ等も駆使するギター、IHSAHNを手本にしたような中々に迫力のある掠れデス声絶叫を聴かせるヴォーカル、安定感あるドラム、ふわ〜っと覆いかぶさるキーボード・オーケストレーションによるブラック・メタル。Tr.1から9分弱と長尺ですが、静と動の起伏のある構成に多彩なリフを持った構築感の強い曲はやはりEMPERORからの影響を感じさせます。


それでいてヴォーカルに多少エコーがかかったような質感があるものの、1st、2ndの頃のEMPERORよりも音質そのものはずっとクリアで聴き取りやすいのが特徴。なので、当時のEMPERORのような、プリミティヴ・ブラックが下地でありつつもドラマティックに構築されたブラック・メタルが好きで、かつそれがクリアな音質ならもっといいのになぁ〜っていう方に是非とも聴いてみてほしい作品。Tr.1から実にクウォリティの高い曲が楽しめます。


展開がありつつも爆発力のあるスピーディなブラスト・パートが中心で疾走感も強いのがとても魅力的。ここまで「あぁ、EMPERORっぽいなぁ」とストレートに思わせるバンドというのは案外少ないので、EMPERORタイプのサウンドを探している方に是非とも聴いてみてほしい名作。オーケストレーションが派手というわけではないので総合的には1stの頃のEMPEROR寄りです。順序的にはなかなかいないとは思いますが、この作品が気に入ったらEMPERORもオススメですw


なお、ロシア産ぽいところはTr.6の笛入りの短いインストくらいしかないので、ロシア産ぽさには期待しない方がいい作品です。そんなこと抜きに実にクウォリティは高いです!


posted by メタルエリンギ at 15:03| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ASCEND-ENCY / Regression

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ベルギーのインダストリアル・ブラック・メタルの'11年1st。


ANAAL NATHRAKHから影響を受けていると思われる、デュオ・スタイルでのマシン・ブラスト・ハイテンション・インダストリアル・ブラック。ANAAL NATHRAKHのようなクリーン・ヴォーカル・朗唱パートも設けていますが、こちらの面白いところはクリーン・ヴォーカルなんだけどバックが全然メロディックでもドラマティックでもないところで、朗唱がなんとなく浮いて感じられるところ。ANAAL〜のクリーン・パートは逆にキャッチーすぎて・・・という方にはむしろちょうどいいサウンド。


全く関係の無いところで急にギターだけがメロディアスなリフを奏でたりする辺りが捻くれてるなと思わせてくれるところ。ANAAL〜ほどのやけっぱち感はありませんし、デス声は落ち着いている方ですが、ブラスト全開インダストリアル・ブラックが好きな方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 14:59| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ARYMAN / Plugawe dziedzictwo

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ポーランドのブラック・メタル・バンドの’14年1st。


掠れデス声で邪悪に喚くヴォーカル、邪悪でありつつキャッチーさのあるメロディのトレモロ・リフ主体のギターを軸にしたプリミティヴ・ブラック。バタバタしたブラスト・ビートによる疾走に、2ビートでのスラッシーな疾走パートもありのサウンド。Tr.1のように薄メロ・プリブラ路線の曲もありますが、Tr.2のようにノイジーで邪悪なリフで疾走するまさにプリブラな曲がメイン。


少しモヤモヤしているサウンド・プロダクションもかえって寒々しさや地下臭を感じさせていい感じですし、それでいて楽器の演奏はしっかりとクリアに聴こえる音作りが魅力的です。Tr.7のようなスロー・ナンバーもありますが、ブラスト疾走がメインで疾走感が強いのも魅力的です。
posted by メタルエリンギ at 14:56| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月07日

ARS MANIFESTIA / The Red Behind

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イタリアの独りブラックの’09年2nd。


生気の薄い掠れデス声ヴォーカル、多重録音された寒々しいトレモロ・リフが絡み合うブラスト・パートと、ノイジーなアルペジオのスロー・パートを切り替える起伏のある展開で聴かせる薄メロ・プリミティヴ・ブラック。曲の尺が長いのが特徴的で、Tr.1から9分、9分半、8分弱、13分弱、3分、8分、20分と、短いのは3分のTr.5のみであとは長尺曲および大作という大作主義な作品。


ノイズ成分を程よく含蓄しつつも基本的には楽器の演奏はクリアに聴こえる良すぎず悪すぎずの音質がGood。トレモロ・リフが陰鬱とか悲しいとか邪悪とかそういった感じではなく、ほんのり明るさもあって、それにより虚無感のようなものを与えてくる無感情な質感であるのが特徴的で、不穏でありながらも少し浮遊感も感じさせるメロディが印象的です。20分のラストTr.7には例外的にメロディアスなギター・ソロもあります。


静と動が急激に切り替わる展開を持つTr.3をはじめ、独りブラックならではのこだわりが感じられる作風なので、独りブラックの中でも単調でRawな感じのものではなく、アーティスティックなこだわりを感じさせるものが好きな方にオススメ。それでいて薄らメロディックなトレモロ・リフ主体の薄メロ・プリブラならなお良いという方にはとてもオススメ。


また、作りこまれておりながらもブラック・メタル外の例えばメロデスや正統派といったような要素は一切感じさせずにブラック・メタルの範疇で作りこまれたサウンドというところも大きなポイントです。


posted by メタルエリンギ at 13:38| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラック A〜N | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする