★メタルCD専門ネット通販ショップ「メタルの宮殿」★
新宮殿ロゴデフォルト2017年4月改訂(送料半額).JPG
メタルの宮殿はコチラ。

2017年07月18日

DIADEMA TRISTIS / Alone with Nature

diadematristisalonewithnature.jpg
アルゼンチンのフォーク・バンドによる’12年2nd。


アコースティック・ギター、笛、ヴァイオリンによる演奏を軸に、曲によってはメランコリックで儚く美麗に、曲によっては明るく牧歌的に聴かせてくれるフォーク作品。なお、数曲柔らかな男性ヴォーカルが入った曲がありますが、基本的にインストです。さらに、ロック、メタル要素もほとんどないですが、一部の曲でメタリックでへヴィなギター・リフが切り込んでくるところもあります。穏やかで美麗で気だるげなアコースティック・フォークが好きな方にオススメ。

posted by メタルエリンギ at 22:40| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DER GALGEN / Willkommen auf die Todesstrafe!

dergalgenwillkommenaufdietodesstrafe.jpg
ロシアのフォーク・メタル・バンドの’08年1st。


グロウル直前のダミ声といった感じの汚い声でシャウトするヴォーカルに、アコーディオン風、笛風、木琴風など様々な音色を駆使したキーボードによるフォーキッシュなフレーズが印象的なフォーク・メタル。ギターは基本的にはシンプルに刻みリフでのバッキングに徹しており、ソロは無くメロディを弾く場面も少な目。お祭り系な賑やかさのあるTr.2、ヘイヘイ!の掛け声が印象的なTr.4、邪悪に突っ走るTr.7、9などの疾走ナンバーに、勇壮なミドル・ナンバーTr.6などを交えた内容。


フォーク・メタルは割とブラック・メタル色が感じられるものも多いですが、コレはちょっとした邪悪な雰囲気以外はブラック・メタル色は特に無く、かといってメロパワ寄りかと言われればそうでもなくといった感じの微妙なバランスのサウンド。正統派的な刻みリフにフォーキッシュなキーボードが乗っかり、しかしながらヴォーカルはダミ声シャウトといった感じのフォーク・メタルが聴いてみたい方向け。

posted by メタルエリンギ at 22:30| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

DEATHNA RIVER / Легенды Чернограда

deathnariver.jpg
ウクライナのペイガン・メタル・バンドの’13年1st。


骨太な刻みリフを下地にしつつフォーキッシュなリフとメロディを聴かせるギターに、吐き捨て気味にガナリ声で歌うヴォーカルが印象的なペイガン・メタル。デス声ではないものの、このヴォーカル・スタイルによって歌メロはそんなにメロディアスではないです。が、イントロから物凄い哀愁のTr.2、陽気なお祭り系の賑やかなミドル・ナンバーTr.3と、ギターはメロディアスなので、フォーク・メタル系が好きで、フォーキッシュな旋律を民族楽器ではなくギター等のバンド楽器メインで奏でるものが好きな方にオススメ。


またTr.4では例外的にヴォーカルはほとんどデス声と言っていいようなダミ声でシャウトしだします。リフが明るくキャッチーな曲ですが、哀愁全開になり朗唱も聴かせるパートが一瞬出てくる展開が聴きどころ。ギター・ソロは基本的にはありませんが、Tr.6、8ではメロディアスな哀愁のソロを聴かせてくれます。基本的には哀愁のメロディの曲が大半で、そこに数曲陽気なメロディの曲を配置した作品。


posted by メタルエリンギ at 11:29| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

ASMEGIN / Hin Vordende Sod & So

asmeginhinvordendesodso.jpg
ノルウェーのフォーク・ブラック・メタル・バンドの’03年1st。


ツイン・ギター、キーボード入りの6人編成。ギタリストは片方はアコーディオンも兼任しており、キーボーディストもピアノやメロトロンも駆使して多彩な演奏を聴かせます。ヴォーカルは基本は男性グロウルで、そこにゲストの女性ソプラノ・ヴォーカル等が加わる内容。サウンド的にはフォーキッシュなメロディのトレモロ・リフを主体に刻みリフを加えたギターに、ブラスト・ビートも聴かせるドラムと、ブラック・メタル下地と言っていいフォーク・ブラック・サウンド。


フォーキッシュでありつつ暗黒感もかなり強いので、FINNTROLLやCRUACHANのようなバンドがやはり想起されます。また、前半はミドル/スロー・パートが多めで疾走感は高くは無いですが、Tr.5以降は急にブラスト使用度が上がって疾走感が上がります。そしてそれらの曲で聴けるやたら軽い音なのにやたら無駄に速いブラスト・ビートに驚かされますw 音質が薄いため、打ち込みなのかグラヴィティ・ブラストなのか、高速2バス連打なのか判別不能ですが、とりあえず速いです。


ブラック・メタル的なアグレッシヴかつ暗黒でどんよりしたバンド演奏と妖しげなキーボードに、ヴァイオリンやアコーディオン、笛などの民族楽器のたおやかなサウンドが絡むようなフォーク・メタルが聴きたい方にオススメ。音質面が少しチープですが、ジャケットのB級な魔女のイラストと不思議とマッチしていて、どんよりした雰囲気も不思議と納得の1枚です。


posted by メタルエリンギ at 16:08| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ARSTIDIR LIFSINS / Jotunheima Dolgferd

arstidirlifsinsjotunheimadolgferd.jpg
アイスランド人メンバーとドイツ人メンバーからなるペイガン・ブラック・バンドの’10年1st。


メンバーは4人いますが、ギター、ベース、ピアノ、ヴィブラフォン、ヴォーカルと多彩に担当しているStefanが恐らく中心人物。そこにアイスランド人Arniのドラムとヴァイオリンが加わり、さらにヴォーカルが二人いるというスタイル。そこからも分かる通り、掠れデス声に、渋い低音朗唱、地声での絶叫と多彩なヴォーカルを織り交ぜながら起伏のある展開で聴かせるペイガン・ブラック。随所で響き渡る雄々しく壮大さや神秘性を醸し出すコーラスも大きな特徴。


薄ら叙情的なトレモロ・リフと刻みリフ主体にアルペジオも混ぜたギター、ミドル/スロー・パートを軸に疾走もするドラムと基本はバンド楽器が主体で、民族楽器がガンガンに前に出たタイプのサウンドではないです。ブラック・メタル下地の迫力あるサウンドを聴かせてくれます。また、ペイガン系の例に漏れずやはり曲は長尺で、8分弱〜10分弱が4曲、10分超えが2曲で、全9曲ながらも70分という大ボリューム!やはり静と動の起伏の付いた展開がとても魅力的で、北欧的な神秘性と、自然への畏怖が融合したようなサウンドを聴かせてくれます。


疾走パートとデス声多めのTr.2のような曲もあれば、低音朗唱とスロー・パートが主体のTr.3のような曲もあり、さらには長尺曲がメインである一方で5分程度とコンパクトでありつつ展開のあるTr.4のような曲もありますが、いずれもドラマティックに仕上がっていて聴きごたえは十分。また、Tr.6にいたっては8分弱あるものの楽器は一切登場せず、ひたすら低音ハモり朗唱が続く曲で、恐らくトラッド・ソングか何かかな?と思わせる曲も収録されており、世界観の確立に一役買っています。


お祭り感全開、哀愁激クサ爆走系のペイガン・サウンドではなく、神秘性や郷愁を感じさせるようなタイプのペイガン・サウンドが好きな方にオススメ。ラストTr.9までサウンドにブレが無く、世界観に統一性が感じられるのがとても素晴らしいです。日本から飛び出して一気に北欧、アイスランド的な雰囲気を味わいたい方にとてもオススメ。


posted by メタルエリンギ at 16:01| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

ATHLOS / In the Shroud of Legendry(以下略)

athlosintheshroudoflegendry.jpg
SACRED BLOOD、FOLKEARTH等のマルチ・プレイヤー、Polydeykisを中心としたギリシャのエピック・フォーク・メタル・プロジェクトの’09年1st。主にFOLKEARTHのメンバーがプロジェクトに参加。


民族楽器等の多彩な楽器の演奏はほとんどPolydeykisが担当しておりますが、ベース、ドラム等は他のメンバーが担当。ヴォーカルは複数いて女性ソプラノ・ヴォーカルもいるものの、メインとなっているのはブラック・メタル的な男性掠れデス声ヴォーカル。ジャケのような黄昏た郷愁が滲み出てくるようなスロー・パートや、スロー・ナンバーがメインで疾走感は無いです。


また、キーボードのフレーズ等はクサいですが、デス声が苦手な方にはちょいとオススメできないところが残念なところ。とはいえ、ギターのリフは刻みメインでパワー・メタル的でブラック・メタル色は無いので、デス声さえ大丈夫なら聴いてみてほしい内容。


ただ、メタル・ナンバーと交互に民族楽器とSEのみをバックにしたアコースティック・フォーク・ナンバーが収録されているので、メタル色バリバリのものを期待すると少々もどかしく感じられる内容でもあるでしょう。メタル色や疾走感はあっても無くてもいいから郷愁が滲み出るようなフォーク・サウンドが好き!という方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 17:15| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月05日

FURTHEST SHORE / Chronicles Of Hethenesse Book 1

furthestshorechroniclesofhethenessebook1.jpg
フィンランドのペイガン・メタル・バンドの’99年1st。NIGTHWISHのキーボーディスト、Tuomas Holopainenが在籍!


そのTuomasの時に悲しげに響くピアノやオルガン、時にフォーキッシュに、時に勇壮に響くキーボード・オーケストレーションをフィーチュアしたペイガン・メタル・サウンド。ヴォーカルは低音の朗唱スタイルで非常に渋く、このヴォーカルもあって全体的に雰囲気はどんよりしていて、まるでジャケットの暗黒な世界が浮かび上がるようです。郷愁の滲み出すようなメロディに、スローな曲主体の内容で、その路線はBATHORYのヴァイキング・メタル路線の作品に近いものを感じさせます。


郷愁の滲み出す激渋な雰囲気のペイガン・メタルが好きで、かつデス声やブラスト等のエクストリーム・メタル要素無しのものが聴いてみたい方にオススメ。こういった作品はブラック・メタル要素があるものが多いですが、そういった要素が一切無いところがポイントです。


タグ:ペイガン
posted by メタルエリンギ at 16:38| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ELIVAGAR / Heirs of the Ancient Tales

elivagarheirsoftheancienttales.jpg
ドイツのフォーク・メロデス・バンドの’08年1stにして唯一のスタジオ・フル。


薄ら曇ったペイガン・ブラック的な雰囲気を下地にしたフォーク・メロデス・サウンド。郷愁を醸し出す笛が舞うミドル/スロー・パートと、薄ら叙情的なトレモロ・リフによる疾走パートとを切り替える展開が印象的な作品。Tr.6のように笛の疾走パートがある曲もあり。ヴォーカルは複数いて、掠れデス声とガテラル・ヴォーカルのデス声担当者をメインに、時折クリーン担当の朗唱や女性ヴォーカルを交えるスタイル。


ギター・ソロが無い分好みが分かれるところですが、叙情的なリフと儚げなティン・ホイッスルの音が奏でる郷愁全開のメロディはなかなか魅力的。起伏のある展開ながらも疾走感もそこそこあるところもGoodです。渋めのペイガン・ブラック寄りなフォーク・メロデスが聴きたい方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 15:13| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

DOM VETROV(Дом Ветров) / Away from Earth(От земли)

domvetrovawayfromearth.jpg
ロシアのフォーク・メタル・バンドの'08年1st。


ダミ声の男性ヴォーカルがロシア語でフォーキッシュなメロディを歌い、骨太なギター・リフとドラムの上をフィドルが舞うフォーク・メタル・サウンド。ギター・ソロもあるので、バンド・サウンドがしっかりありつつ民族楽器の出番も多いフォーク・メタルが好きな方にオススメ。疾走感は無いですが、叙情的なTr.3、明るく穏やかでメロディアスなギター・ソロが素晴らしいスロー・ナンバーTr.4、フィドルが舞う陽気なインストTr.5などバラエティに富んだ内容のフォーク・メタル・アルバム。
posted by メタルエリンギ at 22:40| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CIRCULUS / The Lick On The Tip Of An Envelope Yet To Be Sent

circulusthelickonthetipofanenvelopeyettobesent.jpg
フォーキッシュなフレーズに、笛の導入、郷愁全開の歌メロがどこかスペーシーでサイケデリックな雰囲気のロック・サウンドに乗っかるところが面白い作品。かなりレイドバックした雰囲気が強く、'70年代のプログレッシヴ・ロックに近い雰囲気の作品です。ヴォーカルは中音域の男性ヴォーカルがメインですが、ところどころ女性ヴォーカルもフィーチュアしています。


サイケ色強めのTr.2、牧歌的な雰囲気のTr.3、6、兵隊の凱旋のような明るいサウンドを下地にハーディ・ガーディの妖しいドローン・サウンドに笛が乱舞するところが印象的なTr.4、悲しいアルペジオと儚げな笛のメロディが印象的な哀愁全開ナンバーTr.5、パーカッシヴなリズムと妖しいギター・フレーズがサイケデリックで儀式的雰囲気のTr.7、KING CRIMSONばりの叙情サウンドで始まったかと思ったらフォーク・サウンドにはっちゃける展開を持つTr.9等々聴きどころは満載。


PINK FLOYD的な牧歌的な雰囲気、GENESIS辺りの叙情性にフォーキッシュなサウンドが加わって、かつサイケでちょっぴりスペーシーな雰囲気を醸し出すプログレッシヴなフォーク・ロックが聴きたい方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 22:38| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

ANGELI DI PIETRA / Storm over Scaldis

angelidipietrastormoverscaldis.jpg
ベルギーのフォーク・メロパワ・バンドの’09年1st。ツイン・ギター、男女ツイン・ヴォーカルの6人編成。


汚い男性グロウルと、エンジェリックな女性ソプラノを対比させたヴォーカル面に、スウィープ、タッピング等のテクニカル・プレイも聴かせるギター、2バス連打で疾走感のあるドラムが聴きごたえのあるフォーク・メロパワ。Tr.4のイントロなどでフィドルが舞う曲もありますが、基本的には民族楽器が乱舞するタイプではなく、歌メロやリフでフォーキッシュさを醸し出すタイプ。曲はアップ・テンポなものが多いながらもスネア裏打ち疾走はしないので疾走感は低めですが、バンド演奏主体のフォーク・メロパワが聴きたい方にオススメ。音質も良くクウォリティは高いです。


posted by メタルエリンギ at 18:09| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

THIASOS DIONYSOS / Satyr

thiasosdionysossatyr.jpg
ドイツの独りフォーク/ブラック・メタルによる’05年1st。


笛やキーボード・オーケストレーションなどを駆使してフォーキッシュなメロディを連発してくるフォーク/ブラック・メタル。疾走感のあるリズムに、キャッチーでクサく叙情的なメロディの数々は、フォーク・メタル好きにオススメできますが、一方で独り制作らしいサウンド・プロダクションのショボさもまた強烈なのも事実。笛やキーボードの音などは気になりませんが、ポコポコしたドラムや、バフバフしたギター・リフの音の迫力の無さが気になる方もいらっしゃるでしょう。


ヴォーカルは掠れデス声とガテラルを併用したデスとブラックの中間みたいなスタイル。民族楽器によるフォーキッシュなフレーズのみならず、クサいトレモロ・リフも聴けるのがポイント。Tr.2のようにお祭り系のノリを醸し出す場面がある曲もありますが、この曲も後半ではクラシカルなソロが聴けたりと、良く練られた展開があるのが特徴。スローなTr.3も叙情的なメロディや泣きのソロがあって、じっくり聴けます。アコーディオンを多めにフィーチュアしたTr.9なども聴きどころ。


安定感のある演奏や、良く練られた曲のクウォリティ自体は高いながら、サウンド・プロダクションの面でどうしても万人にオススメしづらいのがちょっと残念な作品。また、ヴォーカルこそデス声であるものの、トータルではフォーク/ペイガン色が強いので、ブラック・メタル的な邪悪さはほどほどに、フォーキッシュなフレーズ主体のフォーク/ブラック/ペイガン系の作品が好きな方にオススメ。


posted by メタルエリンギ at 19:41| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

THE WOLVES OF AVALON / Carrion Crows Over Camlan

thewolvesofavaloncarrioncrowsovercamlan.jpg
UKのペイガン・メタルによる’11年1st。


メンバーは5人ですが、民族楽器を使うメンバーを多数ゲストで起用した、民族楽器がバッチリフィーチュアされたタイプのフォーク・メタル・サウンド。ヴォーカルは基本グロウルで、要所で渋い低音朗唱も交えたスタイル、Tr.2のように柔らかな女性ヴォーカルをフィーチュアした曲もあり。リフそのものはそんなにクサいわけでもメロディックなわけでもない刻みリフが多いですが、民族楽器がメロディアスなフレーズを奏でたり、泣きのギター・ソロを披露したりと、要所で強力なドラマティックさを発揮するサウンドが特徴。


ストリングスがダークでゴシカルな雰囲気を醸し出したりしつつ、ところどころでアイリッシュな旋律も織り交ぜてくるところになかなかいいセンスを感じさせてくれます。アイリッシュ全開というわけではないものの、要所でそういうフレーズが出てくるので、ペイガン/フォーク系が好きな方にはやはりオススメ。ただ、ミドル/スロー・テンポがメインで、疾走感が無く、比較的渋い作風であるところは好みがわかれるでしょう。ダークさの漂ったフォーク・メタルが聴いてみたい方はぜひ。


アコギの速弾きが美しいTr.10が何気に聴きどころ。
タグ:フォーク
posted by メタルエリンギ at 19:37| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RAVENTHRONE / Malice In Wonderland

raventhronemaliceinwonderland.jpg
2人組多国籍フォーク・ブラック・メタル・バンドの’98年1st。ドラマーはゲスト。


ストリングス、笛などのフォーキッシュさを醸し出す楽器の音色は生では無く、打ち込みで対応している模様ですが、なかなか豊富な種類の楽器の音が鳴っていてそのオーケストレーションは完成度が高く、広がるような壮大さがあって雄大な自然が浮かんでくるような場面も。ヴァイオリンのピツィカートみたいな音を多用しているのが特徴的です。'98年っていう年代もあってか、ちょっとゲーム音楽っぽい雰囲気が醸し出されているところもあります。


ヴォーカルは朗唱とグロウルを併用したスタイル。ギターもフォーキッシュで郷愁溢れるフレーズをたくさん聴かせてくれます。ただ、疾走パートもあるものの、ミドル・パートが主体なまったりとしたフォーク・メタルなので、そこは好みが分かれそう。スピードを抑えたフォーク・メタル系となると、尺が長いモノも多いですが、その点この作品は3〜5分と普通な長さで聴きやすいところがポイント。


ブラック・メタル色も実際はほとんどないですが、とはいえパワー・メタル的な感触ではないので、やっぱりどちらかというとブラック寄りなフォーク・メタルかなといったところ。アルバム全体の統一感には優れた作品ですので、ゆったり、まったりとしたフォーク・メタルが聴きたい方にオススメ。
posted by メタルエリンギ at 19:21| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PRIMORDIAL / Where Greater Men Have Fallen

primordialwheregreatermenhavefallen.jpg
アイルランドのペイガン・メタルによる’14年8th。


太目の声質でのガナリ・ヴォーカルが渋みと暑苦しさを醸し出すペイガン・メタル。刻みとトレモロを併用したリフからも、歌メロからもじんわりと郷愁が滲み出るいかにも彼ららしい作風。クサいとか、お祭り系とか、爆走系とかそういうのとは正反対な落ち着きのあるサウンドなので、フォーク/ペイガン系に賑やかさやキャッチーさ、クサさを求める方には全くオススメできないタイトル。ミドル/スロー・テンポ・メインで、何気に手数のあるドラムや渋みのあるギター・サウンドでじんわりくるものが聴きたい方にオススメ。FALKENBACHとかが好きなら是非とも聴いてみてほしいです。
posted by メタルエリンギ at 19:14| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フォークメタル/ネオフォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする