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2017年11月19日

DRASTIC SOLUTION / Thrashers

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イタリアのスラッシュ・メタル・バンドの’14年1st。


1流のカッコ良さと言っていいグロウル直前の切れ味のあるダミ声シャウトを聴かせるヴォーカル、邪悪さのあるコード進行で刻みリフをザクザク刻みまくるギター、タイトさには欠けるものの前のめりに突っ走りまくるドラムによる実に'80年代的な王道爆走スラッシュ。ミドル・パートも軽く織り交ぜつつも、基本的には「ミドル・パートって何?」な姿勢で2ビートでひたすらに爆走するスタイル。ブラスト・ビートの使用やデス声も無く、もうまさにスラッシュ・メタル!なサウンドに感激。


ほとんどの曲がMETALLICAの「Battery」くらいの速度で、ジャーマン・スラッシュとかSLAYERみたいに速すぎず、かといってベイエリア・スラッシュみたいに速度控えめ…というわけでもないスラッシュ・メタル好きがアツくなれる速度での疾走曲が満載されているのが非常に素晴らしいところ。ギター・ソロもとにかくワウを効かせてアーミングを織り交ぜたグチャグチャでクレイジーな速弾きソロが全曲で披露されており、アルバム通して一切のブレが無いのもポイント!


ほとんどの曲は2〜3分と短めで、トータルでも29:33ですが、2ビート爆走スラッシュ好きには大満足な1枚となるでしょう。ジャーマン・スラッシュばりのテンポで最も速い1分のTr.11で終了するところまで完璧な前のめりスラッシュ・メタル・アルバム名盤。


posted by メタルの宮殿 at 19:44| 千葉 ☁| Comment(0) | スラッシュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

E / Kherubim

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フランスの中東風ブラック・ドゥーム・バンドの’11年2nd。


とても儀式的なイントロダクションのTr.1から不思議な雰囲気が漂いますが、本編に入ってもその路線がそのまま貫かれており、基本的には少々薄っぺらい音質とノイジーなリフによるブラック・メタルと、ドゥーム・メタル的な低音リフを駆使したサウンドのブラック・ドゥームが下地になっていますが、そこに随所に中東風のメロディやフレーズ、パーカッションなどを取り入れたある種フォーキッシュで、そしてリチュアルな雰囲気の曲がメインになっています。


ヴォーカルは基本的にはグロウルとガテラルですが、中東風のメロディを合唱するパートがあるなど実に個性的です。また、ミドル/スローのグルーヴィなパートやへヴィなパートがメインで、時折ブラスト疾走もかますスタイル。メロディックなベースも印象的。中東風のメロディにデス/ブラック要素という点で、MELECHESHに通じるものを感じさせるタイトルです。少なくともこれを聴いてフランス産だと即座に分かる人はそうそういないでしょう。


ブラック・メタルやドゥーム・メタルの呪術的、儀式的雰囲気と、中東風のフレーズの妖しげな雰囲気がウマく融合した個性派のブラック・ドゥームが聴きたい方にとてもオススメ。このテの作品はアンビエント度が高くなってメタル度が薄かったり…ということもありますが、バンド演奏主体でメタル度がしっかりと高いのも魅力の一つです。


posted by メタルの宮殿 at 19:39| 千葉 ☁| Comment(0) | ドゥーム/ストーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DRUG HONKEY / Ghost in the Fire

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USのデス/ドゥーム・バンドによる’12年4th。


スラッジ的なビリビリと振動するような激烈な重低音と、その上を不穏な高音ギターが飛び交い、激遅ドラムが刻まれるデス・ドゥーム。さらにガテラルやグロウル、スクリーム、呻き声や、喚き散らすスタイルと多彩なヴォーカルを聴かせるのが特徴的。激遅激重なだけでなく、ディプレッシヴで気味の悪い雰囲気もあるのが特徴。ベースが常に地獄のような重低音を轟かせており、ギターはしゅわしゅわしていたり、フワフワしていたり割とエフェクティヴなプレイを聴かせるのも特徴。


大抵こういうサウンドの作品は曲が長いものですが、このアルバムは曲のほうは5分程度とコンパクトであるのがポイント。ただしどの曲もズゥゥゥゥ〜〜〜ンと重いので、激遅激重サウンドが好きな方には文句無しにオススメの1枚。また、フューネラル系ではないので、叙情性やメロディアスさといったものも皆無。とにかく遅く、重く、不気味です。それでいて上記の通りヴォーカルとギターにクセがあるので、個性派の激遅激重サウンドをお探しの方はぜひ。ジャジィな雰囲気のあるドラミングが聴けるTr.9がなかなか面白いです。
ラベル:オススメタル
posted by メタルの宮殿 at 19:36| 千葉 ☁| Comment(0) | ドゥーム/ストーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DJINN AND MISKATONIC / Forever in the Realm

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インドのサイケデリック・へヴィ・ドゥーム・メタル・バンドの’13年1st。


非常にスローなリズムと、へヴィかつシンプルなリフを反復させるギターとベース、そして呪術的な低音歌唱を軸にグロウルも交えたヴォーカルによるへヴィなドゥーム・メタル。Tr.3以降はリフの質感がサイケデリックなものになります。曲は基本的には長く、Tr.1が12分弱、Tr.2が9分弱、Tr.5が17分程度となっており、あえてへヴィさを抑えたTr.3はベースの上をサイケデリックな高音ギター・フレーズと低音歌唱が舞う5分程度の小曲で、Tr.4は声だけからなる1分の不気味な小曲。


シンプルでどんよりしたへヴィ・リフがスローなリズムの上に乗っかるような呪術的なドゥームや、サイケデリックな質感のあるへヴィ・ドゥームが好きな方にオススメ。やはりELECTRIC WIZARDやSLEEPなどが好きな方にオススメな内容です。かつてのミュージシャンがサイケデリックなサウンドを出すためにインド的な音を取り入れることが多かったというのがありますが、このサイケデリックさはさすが本場インド…といった感じです。Tr.3、5ではその神髄が味わえます。


posted by メタルの宮殿 at 19:34| 千葉 ☁| Comment(0) | ドゥーム/ストーナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

DREAMHUNTER / Roll Back

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イタリアのメロディック・メタル・バンドの’11年2nd。


前作は英国ハード・ロックを基本にしたような哀愁のメロディック・メタルに、ところどころ変拍子やひねりのあるリズム、かる〜くテンポ・チェンジなどを取り入れた「プログレッシヴ/テクニカル系というにはちと物足りないな〜」といった内容でしたが、今作はそのテクニカル要素を押し出して明確にテクニカル・メタル化した作品!全編ゴリッゴリに変拍子や速弾きだらけ、ユニゾンだらけみたいなバカテク路線ではないですが、明らかに多めになった変拍子の量に、テンポ・チェンジ等のギミック、英国っぽさも残しつつ、いかにもイタリア産らしい陰が感じられるメロディの数々が印象的な作品へと進化。


そして前作でも素晴らしかったパワフルなクリア・ハイトーン・ヴォーカルは今作も当然素晴らしく、さらによりエモーショナルになっていますし、歌心の感じられるメロディ重視のギター・ソロも健在。速弾き連発、スウィープやタッピングだらけみたいなのを期待してはちょっと違いますが、メロディアスな泣き系のソロが好きな方にはとてもオススメです。曲によってはちょっと爽やかな感じのソロも聴かせてくれるのがまたGood。


叙情的な静のパートではアルペジオやメロディックなベース、金物の高速刻み等を聴かせるドラム、そして動のパートではへヴィなリフを聴かせるギターとスネアやシンバルを連打するドラムと、楽器隊全員の押し引きを心得たプレイも素晴らしく、曲の起伏やドラマティックさをしっかりと表現してくれています。曲の長さは6分前後と少々長めですが、極端に長いのも無くて聴きづらさも無しです。


ヴォーカルや歌メロ、安定感ある楽器隊のプレイと前作も良いところは多かったものの、ただ曲の路線だけが中途半端な印象がありました。今作はそういった中途半端さを大幅に払拭した叙情テクニカル・メタルの佳作!テクニカルすぎずメロディがしっかりとしたテクニカル・メタルが聴きたい方にオススメ。


ラベル:オススメタル
posted by メタルの宮殿 at 23:17| 千葉 ☁| Comment(0) | テクニカル/プログレッシヴ&ソロ・プレイヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする